表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シオサイ戦記  作者: 松田 飛呂
始まりの話
4/188

スカウト

ーー1着 5番 2着 8番 3着 6番


アナウンスが流れる中金次は拍手をする。


「素晴らしい。 実に素晴らしい能力だ」


しかしシオンは素直に喜べなかった。


「あなたの目的はなんですか?」


すると金次は名刺を出した。


「さっき貰いましたけれども……」


「まぁいいから見てごらんよ」


と言うと半ば強引に名刺を渡した。


シオンは名刺を見てみると、


『異能者 特別教育機関 代表 学園長』


と書かれていた。


「これは一体……」


「まぁ簡単に言うとシオン君みたいな能力を持っている人を集めた学校のスカウトかな」


「そうなんですか……」


「どうだい? ここにこればみんなが能力を持っている。 今の世界は退屈だろう?」


「お断りします」


そう言うとシオンは名刺を金次に返して立ち上がる。


そしてそのまま歩いて行ってしまった。


「やっぱり断るよな」


と一人呟いた。

読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ