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シオサイ戦記  作者: 松田 飛呂
試験
38/188

ナオキの力

しばらくするとクロが戻ってきた。


「先生達は?」


「それがそれどころじゃなかったんだよ。 外に危なさそうな集団が現れた」


「それじゃあ私達でどうにかしないと行けないのね」


ナオキは目を開けると立ち上がった。


「いいぞ」


カエデが氷を溶かすとシオンはゆっくりと歩き始めた。


ナオキがシオンを殴りつけるとシオンは吹き飛んだ。


「当たった」


カエデが驚いているとシオンはゆっくりと立ち上がった。


「ゾンビみたいだな」


ナオキは言いつつさらに殴りつける。


しばらく殴るとシオンは動かなくなった。


「死んでない?」


恐る恐るカエデが聞く。


「あぁ、大丈夫だ」


ナオキは言うとシオンを持ち上げる。


「保健室に連れていこう」


3人は歩き始めた。


その頃学園の門には学園長とマリア、ほかの先生達が立っていた。


外には男が何人か立っている。


「私は戦争をしに来た訳ではない。 どうか学園長と話したいだけだ」


「ならここで話したら?」


「君は相変わらずだな。 話に来たのだからフカフカのソファにあったかいコーヒー、私が持ってきたこのケーキを食べながら話をしようじゃないか。 君は確かショートケーキだったね」


「もう昔の私では無いわ」


「そうか。 さぁどうする? 無理矢理入るのは好きではないんだよ」


「いいぞ、入ってくれ」


珍しく真面目そうな顔で学園長は答えると男は付いて行った。


しかしすぐに後ろを振り向いた。


「君たちは学園の敷地に一歩も入らないように」


仲間に言うと手を振り学園長の後に続いた。


読んでいただきありがとうございます。。

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