賭け事
「私の名は坂田 金次 と言う。 これが名刺だよ」
そう言いながら渡された名刺を見てみると、
『全世界能力研究所 所長』
と書かれていた。
シオンは怪しいと思いながらも立ち去る事が出来ずにいた。
ーー第10レース 札販売終了のお時間までのこり5分となりました
アナウンスが流れると金次はシオンをじっと見つめ、
「次のレースも買うのかい?」
と尋ねてきた。
シオンが頷くと金次は嬉しそうに笑顔を浮かべた。
「君の力を見せてくれ」
そういうとシオンの返事を聞かずに連れて歩き始めた。
しかし向かった先は一般席ではなく特別な人しか入れない個室を用意されている特別室であった。
中に入ると目の前がガラス張りになりトラックも見えるがそれとは別にカメラで写しているアップの映像も見えた。
椅子に座らされると、
「いつもの様に買ってごらん」
と言われてシオンは驚きながらも頷く。
「よし、5番に賭ける」
と言いクレタンで購入すると金次の顔色を伺う。
「大丈夫さ、僕も買おう」
と言うと自分のクレタンで買い始めた。
読んでいだたきありがとうございます。
ネルギガンテって生半可な装備ではダメですね。
なんかどの攻撃も即死に近い攻撃です。
しかも切れない。
勘弁してくれ。
え? ガンナー? あぁそれで行ってみよう!