第1話〜最愛の出会いそして最悪の階段〜
「先輩・・・あの・・・」
僕「ん?あやかちゃん?どしたの?」
あやか「花火大会に連れてってください!!」
僕「・・・!!」
あやか「あっ!やっぱりイイです。無理ですよね・・・」
僕「オレでいいの?」
あやか「はい・・・」
僕「んじゃ行こう〜!!」
あやか「やった〜、後でメールしますね!!それじゃお疲れ様でした」
僕「じゃね〜」
・・・よっしゃ!!僕は後輩の好きな女の子に花火大会に誘われていままでの人生で一番喜んでいたんだ。これが後々に人生最悪の階段になるともつゆ知らず・・・。
・・・こうして花火大会も無事おえ、あやかちゃんと親密になって約2ヶ月・・・
僕「ぁあ〜シ・ア・ワ・セ・」
あやか「なにがですか〜?」
僕「なんでもにゃいよ〜(汗」
あやか「怪しいです!!」
僕「いや・・・あやかと一緒にいれてシアワセだな〜って(照」
あやか「・・・もう圭さん!!(照」
僕「だってほんとのことだも〜ん」
あやか「あやかもシアワセですよ・・・」
・・・ギュ〜・・・
今思えばリアルにこのときが人生で一番幸せだったかな・・・
でも・・・最悪の階段に近づいていた・・・
そして、僕は簡単に振られた、まぁ気にしてないさ・・・といったらかなり嘘になる
僕は一年近く他の女の子のことを恋愛の対象としてみることはできないだろう。
振られてから1ヶ月、2ヶ月と過ぎていく・・・もちろん僕は忘れることなどそう簡単に出来なかった。僕はなにか逃げ道を探した、そうあの子を思い出さずに楽しく人生を過ごしていくために。
そして僕は逃げ道として2次元の世界を選んだ。