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MAIN TRAFFIC3  作者: 浜北の「ひかり」
Office Episode
54/69

346列車 東海道新幹線「のぞみ225号」列車内焼身自殺事件考察

話の脈絡から今回はそれます。なお、作中でも注意書きしますが、考察は作者の試験・偏見を多分に含みます。また言葉遣いも非常に悪いです。それは無理だという方はブラウザバックを推奨します。尚、この考察に対する誹謗中傷するコメントを作品に寄せることはご遠慮ください。ご理解の上本文へどうぞ。読まれてからの事に関して作者は一切の責任を負いかねます。どうぞこの先は今はやりの自己責任でお願いします。

 2015年6月30日。この日、東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)新横浜(しんよこはま)小田原(おだわら)間を走行する「のぞみ225号」新大阪(しんおおさか)行き列車内(N700系2000番台第59編成1号車)で焼身自殺事件が起こった。新幹線が1964年に営業運転を開始してからというもの、初めての焼身自殺事件であった。

「とんだ事件が起きましたね。」

長良(ながら)隊長がため息交じりにそう言った。

「全く、自殺するぐらいなら、他人に迷惑かけないように死んでほしいなぁ。」

その通りである。

「まぁ、自殺するのは勝手ですけど、それに巻き込まれて亡くなった人の方が浮かばれませんよねぇ。」

(さくら)ちゃんもそう思うの。」

「思いますよ。これからお伊勢参りに行こうって時にあんなのに巻き込まれてるんですから。」

自殺した人に対して批判的になるのは仕方ないよねぇ。

「まぁ、小田原(おだわら)のPatrol隊も大変な目にあったなぁ。」

「ホントですよ。なんで世の中に生きているごく少数の馬鹿の為に真面目に働いている人たちが馬鹿を見なきゃいけないんですかねぇ。」

「・・・。」

さて、ではあの事件実際に防げたかどうかとかそういうことを考察していこうと思うが、ここから先は作者の私見や偏見など多分に含まれます。それは無理とか言うお方はブラウザバックを推奨します。

 例の事件ですが、何故か知りませんが列車事故ということになってしまっています。列車事故として幕引きをしたいのか、其れとも列車事故でなくてはならないのか、意味のわからない反対市民団体がそれこそ変な圧力をかけたのかは知りませんが、事故でもないものが事故になるという稀にもほどのあるものです(国家機関が事故認定しても自己は事故認定しません)。そもそも、あれを「事故だ」と主張する方は事故というものが分かっていらっしゃらないと思います。「新幹線で初めての事故だ。安全神話崩壊だ」とか騒ぎたい方はどうぞ勝手に世間目を一切絶って主張してください(そういう人はマスメディアの言うことを何も考えずに鵜呑みにしてしまう考える力もない哀れな人たちだと思いますんで(偏見です))。作者はそれだけそう言う方たちを変な目で見ると宣言します。

 もう、ここまで言われると私の主張も分かったとは思いますが、あえて言わせていただきます。あれは事故ではなく「事件」です。事故でない根拠ならいくらでもあります。代表例はそもそも、あの事件原因に「新幹線の設備が関係しましたか」ということです。新幹線の設備に不備があったとすれば、それは事故で間違いないでしょう。しかし、今回のあれに関しては自殺者の犯行。それ以外の何物でもありません。

 と言ったら、必ず「犯人を乗せたJRが悪い」とかいう変な人が湧いてきそうなので言いますが、そういう人に限って乗せなかったら乗せなかったで「JRが悪い」と難癖をつけるのです。この事件で自殺した本人も最初は「お客様」であったことには変わりありません。JRに「お客様」を拒否する権限は当然のことながらありません。そもそも、これに関してJR東海をはじめとするJR各社や全私鉄は列車に乗る人がそんなことを企んでいるとは疑っていない。若しくは疑いたくないのです。したがってJRの対応が悪いとはいえません。もちろん、結果論を言えば、悪いことになっても仕方はありませんが、所詮結果論です。「そういうことは起こる前に言え」状態です。

 まぁ、あれが事件だというのはここまでにしましょう。

 次に事故対策ですけど、新幹線に対し、あの手の事故対策はほぼ出来ないのです。それは新幹線の長所がそうさせるのです。それに新幹線はテロに弱いとか今に始まった主張ではないのですよ。少なくとも2001年9月11日以降から言われていることなのですよ。それにもかかわらずこういう事件が起きた。それは対策らしい対策を打てない証明でもあるのですよ。では、何が新幹線の安全を支えているのか。それは紛れもないお客様ひとりひとりなのですよ。一人一人が抑止力なのです。それが事件を防いでいるのです。それを知りなさい。知っている方は改めて知るのです。それすら知ろうともしないで「安全神話崩壊」とかいうのはよしなさい。新幹線の安全に対する冒涜というのですよ。

 まぁ、時速200キロ以上という高速で走る新幹線です。安全対策を問いたい気持ちは分からなくはありません。しかし、もう一度顧みていただきたい、そして忘れないでいただきたい。新幹線の安全(神話とは言いません、無いから)には利用者も一枚噛んでいるということを。

 「なぜ、新幹線の中が快適なのか。」少し考えれば、答えは出るはずだと私は思っている。


こちらを読まれて気分を悪くされた場合は他の何かで憂さ晴らしでもしてくださいませ。


また、焼身自殺事件に関し、「このような見方もあるのでは」という方はどうぞ感想をお寄せくださいませ。

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