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苦悩   作者: 囚人R
7/11

苦悩6話 ドキュメンタリーは面白い

小説のネタを私は探している、文章を書いていけばうまくなると私は信じています。

ではある3つのドキュメンタリー映画の話でもしてみましょう。


■珈琲

一つはコーヒーだ、我々にはインスタントのゴールド何タラが有名だろう。

珈琲は誰もが飲む代物だ、私はブラックが嫌いでミルクと砂糖を普通に入れる。


コーヒーの聖地であり生地の一つ、エチオピアだ。

エチオピアは日本より古い王室があり、1970年代に革命により廃止になった。

革命が起きた理由は、エチオピア自身が実に貧乏な国だからだ。

第二次世界大戦後に人権や平和運動の名のものとに、旧体質は次々に潰れ易い時代になった。

エチオピアが食糧危機問題になってるときに、自分が買ってるライオンに肉を食べさせていた写真。

これが革命の原因になり、エチオピア最後の国王は死亡した。

最後の王のご子息は、今はニューヨークで暮らしているとのこと。


エチオピアで有名なのは世界でも古かった王室だけではなく、コーヒーだ。

エチオピア産のコーヒーは有名中の有名だ、ではそのコーヒーの相場はどれくらいかというと余りにも安い。

1kg2ブル、1ブルが12セントだ。

1kgで80杯のコーヒーが飲める。

一杯は25ブルの値段。すなわち、1kg2ブルで2000ブル分のコーヒーが飲めることになる。

ここでコーヒーを作ってる人がカフェを運営すれば、莫大な金額になるかもしれない。

しかし、ここではコーヒーをどのように焙煎するかさえも理解できてない人が多い。

それどころか一方的に業者が「1kg0.7ブル」と値段まで決めてくる始末だ。

珈琲豆だけではなく手作業の珈琲鑑定が4ブルも大変だ。

ほとんどが女性ばかりの理由を見ると、国家の構造上に差別は多いのだろう。


このようにコーヒーが余りにも安くなったのは、正義のために行った行動が悪化したからだ。

かつては少数の企業が独占していた、彼らは珈琲を買占め利益を独占していた。

言うまでも無くかれらは珈琲を高く売りつけ多大な利益を得ていた。

そして、珈琲販売の自由をした。

普通の人ならこれで、ようやく珈琲社会が安定すると思われているだろう。


しかしそうではなかった、珈琲販売が自由化した結果、予想が出来ないような状況に陥る。

……いやむしろ、予想がある程度は出来ていたかもしれない。

珈琲産業を自由化した結果、珈琲の価格破壊がおき、過酷な競争が始まった。

自由化の後に珈琲市場が二倍にも膨れ上がり、残酷な競争が始まる。

市場が増えたことに史上を増やすことにより、中抜き回数も過酷になってきた。

中抜き回数が多ければ多いほど、元の珈琲豆を安く買わなくてはならない。


こうなると、珈琲農家は珈琲豆を安くしないと誰も買わなくなってくるのだ。

珈琲豆を不当に安く買う輩が後を絶たなくなっていた。

かつては珈琲農家を独占していた企業は、消費者にこそ冷たいが、珈琲農家に対しては優遇していた口なのだろう。

そもそも、珈琲豆を作ってる珈琲農家自身の物価が安いので安く買い叩いても珈琲農家にとっては小さな成金だったのだろう。

その小さな成金が潰され、見ての通りの有様になった。


この映画は「珈琲の値段を一定以上買おう」という話。

珈琲農家が自分の子供を学校に通えるように、保障しようという動き。

珈琲の値段を1kg10ブル以上で買おうという話だが、全くうまくは行かない。

企業から見てみれば、不当にでも安く買いたい、他の企業がしてるからうちもする。

珈琲より利益の出る麻薬まがいな物の方が普通に売れるという有様。


この映画は実に世界的に有名になったが特に改善はされてはいないだろう。


■ファーストフード

一ヶ月ファーストフードを食べたらどうなるかと言う番組。

突っ込みどころ満載、ヤラセもある、初代大統領を含めた有名な大統領と

そのファーストフードのマスコットを比べてマスコットを言うが、

子供はマスコット以前に、二次カルチャー系のマスコットを覚えているという理由だ。

例えば、〇ルヴァリンや〇ャプテン・〇メリカなどの有名なキャラを、大統領と比べても必ず前者を選ぶ。


番組の途中で医療機関が閉店とか言うが、私は胡散臭くなって仕方が無い。

圧力のように見えて、私にはヤラセのようにしか見えない。


一番ひどいのは、この映画の作成者でもある主人公。

ファーストフードをとったから太ったというオチである。

ここに大きな矛盾があるからだ。

彼が一日に取った5000カロリーだ、こんな生活をしてればどんな奴でも太る。

この映画は有名になり、彼と同じように〇ァーストフードで一ヶ月試した人がいるが、

カロリーをちゃんと守ってるためか、太ってる人はそんなにいない。

彼が太ったのはファーストフードではなく、明らかにカロリーを取りすぎたからだ。

そもそも、健康以前に〇ァーストフードでも健康的な生活は出来たはずだ。

お茶とサラダだけで生活をしていればよかっただろうに。



私が気になっているのは、番組の中に出てくる学校の給食をやっている会社。

むしろ、映画の本筋より気になった内容だ。

ここではAとBとする、というか社名を全く覚えていない。


Aは世界的にも有名で、刑務所や会社にも提供している。

だがこのA社、二つの問題を抱えている。

一つは、電子レンジでチンしたり、油で揚げたりそんな低レベルなものばかり。

これでは子供の栄養が全く保障されない。

どうどうとピザやポテトフライなど、何を考えているのだろう。

二つは給食を安くしながら、彼らは自動販売機で多大な利益を持ちかけている。

給食を安くすることについては学校側から見ればうれしいのだろうが、

彼らの真の目的は、自動販売機の独占権を得ることだ。

給食について最初から利益目的でやってるわけではないのだ。

彼らの主な利益は子供が買う自動販売機の利益である。

自動販売機のジュースも実に身体に悪いものばかり、砂糖などたっぷりだ。


B社はナチュラル的な会社で、決して缶詰から出した果物など使わない。

一から取れた手の野菜や果物などを使って調理する。

B社が提供している学校は問題児ばかりだが、実に大人しい。

食生活で人の活動が決まるような言い方だが、身体にはいい。


A社の自動販売機を理由にA社の給食をやめた学校もいる。

ここら辺に明らかなブラックな話があるのだろう。


■モロコシ


学生二人が土地を買ってトウモロコシを作る、食料ではなく家畜用である。

知ってる人はそれなりに多いと思われるが、肉1kgを増やすには10kgのトウモロコシを使う。

トウモロコシに金がかかるのに何故、牧草などを使わないか、理由は簡単だ。

牛は牧草よりコーンの方が良質の肉が作れる、肉が甘くなるからだ。


映画の中では様々な問題を訴える。

一番の問題はアメリカでどれだけのトウモロコシを作ってるのかと言うと、

日本の農作やってる土地の広さと同じ仰天だ。

日本の農家の野菜でも日本人が生きていける量はある。

一見足りないんじゃ無いかと思われるが、

過剰生産している野菜、不揃いな野菜は大抵は捨てられるだけである。

一億二千万人でも余る農地と同じだけの広さのトウモロコシ。

大抵は牛の飼料になる。


そういえば前に、バイオ燃料なんてあったものだ。トウモロコシから作る燃料。

トウモロコシを作れば二酸化炭素の現象、そして無制限の燃料に見える。

だけど現実は全く違う、大きな問題は二つ。

一つはトウモロコシをバイオ燃料にする時に大量の二酸化炭素が出て、二酸化炭素の量は増えて逆効果。

二つはバイオ燃料は補助金によってなりたっている、補助金を掛けなければガソリンより高いのだろう。

実態はアメリカが大量に作りすぎたトウモロコシをさらに過剰に作らせることになっただけ。

オバ〇政権後に、バオオ燃料


最終的に育ったトウモロコシを取引する。

普通なら赤字だが黒字だ、何故ならトウモロコシに補助金が掛けられているからだ。

そりゃ、黒字になるよね。


■最後に

ただ、アクションやコメディや感動系だけではなく、世界に訴える目的で作ったドキュメンタリー映画もみるべきですね。

話のネタには十分に成り立つでしょう。


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