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思惑  作者: 山本正純
第二章 交錯
32/60

旅館

 二人が泊まる旅館は古民家を改装した所だった。神津は感想を述べる。

「捜査費用が少ないからってこんな宿に泊まることはないだろう」

「それもそうでしょう」


 警視庁の捜査費用がもっとあれば高級旅館に泊まれたのではないのかと思いつつ二人は旅館に入る。部屋は二人用にしては狭い。二人はそこで事件の整理をした。まず木原は島根県警で取ったメモを机の上に置く。


「高見明日奈さんの家族構成は、夫の高見四郎。祖母の高見やよい。娘の高見七海の四人暮らし。自殺の原因は祖母の介護に疲れたからとされる。坂井好美はこの高見明日奈と四郎にやよいをグループホームに入れるよう説得していた」

 木原はさらに事実を整理する。

「高見やよいは認知症で徘徊している所を新庄治巡査部長が保護をしている」


 新庄という名前に神津は反応する。

「新庄治。自殺現場の第一目撃者の男。そいつがこの事件に関係しているのか」

「新庄治は何か知っているかもしれません。明日は新庄治巡査部長にも話を聞きましょうか」

「気になるのは日野夏美が三か月前高見家を訪問したこと。そして遠藤アリスを撃った灰色のスーツを着た人物の正体」

「謎が深まってきました」


謎が多いな。これが中編小説か。

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