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思惑  作者: 山本正純
第二章 交錯
24/60

恐喝

 丁度その時田辺と青木が拳銃を持つ犯人が遠藤アリスを撃とうとしている現場に到着した。警察官の存在に気がついた犯人は遠藤アリスの胸を撃ち逃走した。

「田辺。救急車だ。俺は犯人を追う」

 

 走り去る犯人を青木は追っている。青木は走りながら刑事たちにこのことを電話で伝えた。

「東都美術館前で遠藤アリスが胸を拳銃で撃たれた。犯人は今逃走中。服装は灰色のスーツ。顔は黒い仮面で顔を隠している。応援を頼む」

 


 

犯人は逃走中路上駐車している乗用車を見つけてにやりと笑う。その時車内では男が電話をしていた。

「はい。というわけで一時間くらい遅刻しますよ。部長」

電話を切ると車の正面に灰色のスーツを着た犯人が立っていた。何かなと思った次の瞬間犯人は拳銃と紙を見せた。

『静かに車を降りろ。妙なマネをすれば拳銃で殺す』


 脅された男は指示に従い車を降りた。犯人は男の車を奪い逃走する。犯人が車を奪い去ったタイミングで青木は駆けつけた。追跡は不可能だろうと思い青木は車のナンバーを覚えるとそれを刑事たちに伝えた。

「犯人は車を奪って逃走。ナンバーは・・検問を張ってくれ」

 青木は盗難の被害にあった男に声を掛ける。

「警察だ。あなたの車は必ず取り戻す」


 その後検問が張られたが盗難車は発見されなかった。


灰色のスーツの人アクティブだな。

断言します。この人は退屈な天使たちのメンバーじゃない。

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