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思惑  作者: 山本正純
第一章 調査
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決断

翌日の早朝。遠藤アリスは携帯の呼び出し音で目が覚めた。相手は高崎探偵だった。

「調査報告なら後にしてくださいよ」

『嫌な予感が的中しましたよ。あなたたちが探していた女性の身元が分かりました。名前は日野夏美。昨日分かったのは名前だけでしたが。それで今日は高見明日奈との関係を探ろうとしたら彼女は殺されていました。それも状況が昨日殺された男と同じ方法です』

「なるほど。嫌な予感ですね。昨日相生すみれはあるメールを読んだ後に驚いたような表情をしていましたよ。もしかしたらこの一連の事件と何かしらの関係があるかもしれません」

『いいや。もしかしたらではない。確実にですよね。これは元刑事の勘ですが明日の早朝相生すみれさんは連続殺人犯によって殺されるでしょう』


アリスは決断をする。

「ここまで来たら警察にすべてを話ますよ」

高崎は賛成した。

『それがいい。私たちが掴んでいる情報があればこの事件が連続殺人事件であることが証明できる。かなり捜査が進展するでしょう』

「浅野長官に報告してから警察に話ますよ」

アリスは携帯電話を切る。

「では出勤しますか」


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