登場人物たち
「センニチコウ」
過去からタイムトリップしてきた青年を中心に巻き込まれてゆく物語。
センニチコウの花言葉には、「不死」、「不朽」、「永遠の恋」、「色あせぬ愛」
北村幸次
1934年8月14日 誕生花:千日紅
O型 180cm 68kg ISTJ
「老いが美しいことを初めて知った。」
容姿
男前で義理人情に厚い。背も高く、モデルのような見た目である。
性格
悲しい過去、苦しい過去を持つが、それを周囲に見せることはあまりない。真面目で実直。自己肯定感が低い。過去から現代まで生きてゆく中で、多くの小説や本を読み漁ってきた。明に遠慮し、幸次は必要以上に美恵子と近づかないようにしていた。しかし、美恵子に告白まがいのことを言われ付き合うようになる。付き合いそ始めるも明には自分たちの関係を隠し続けていた。大学卒業後、3人は長崎に引っ越すことになる。長崎で順風満帆の生活を送っていたが、ある日、幸次が差別的な発言を受け、ひと騒動起こしてしまう。自分のなかで、何も守れないことを悟りせ、仕事を辞める。美恵子と別れ、東京に戻り売れない小説家になる。ある日突然、人魚の肉という不老不死になるものを無理矢理食わされてから、60年間マツの元で暮らしていた。現代に順応しており、話し方などは今っぽい。
働かずに生活するのは気が引け、教会のボランティアの隣接している幼稚園で保育補助と事務の仕事をしている。
望月美紅
2月25日 誕生花:薔薇(愛、美)
A型 168cm44kg INFJ
容姿
見た目は美人。スタイルもよく、女性らしいものが好き。男性全員を虜にしてしまう魅力を持つ。
性格
元子役のこともあり礼儀を重んじ、周りをたてるところもあるが、自分の意見をはっきり言う。空気が異常に読める。自由奔放とは程遠いタイプ。自分の感情を押し殺しがちなところがある。優しいが、繊細なところも多い。考え方がしっかりしており、姉御肌のところもある。男性から多く好意を寄せられてきたが、自身は恋愛経験はない。人間関係に疲れており、気を使わずに関われる相手をずっと探していた。天真爛漫な結花に憧れている。母親を亡くしてることもあり、自分はどこかで本気で愛されないという自己肯定感の低さも併せ持っている。
来歴
元子役の女の子。幼少期は大阪に住んでいたが、自身の活動が理由で上京した。母親と役者を辞める際に大喧嘩しており、その後母親は自殺して亡くなっている。一人暮らしをしていたが、孤独感に耐えきれなくなる。17歳の冬までモデルと女優活動をしていたが、やめた原因が人気俳優との恋仲の噂が出てしまい、あることないことネット上で炎上してしまったことに疲れたことにある。子役時代から優等生で真面目な清楚キャラクターを押しつけられた彼女は世間のイメージとのギャップに苦しんでいた。本来は普通の明るくちょっと抜けたところのある女の子だった。子役時代の自分を知らない幸次はありのままの美紅を受け入れるように。そして美紅は次第に幸次に恋心を抱くようになる。
陽川朔
10月10日O型178cm70kg ESTP
容姿
母親に似ており非常さに端正な顔をしている。だが、周りに対しての発言や行動により二枚目扱いされることは少ない。真っ黒な髪とくっきりとした二重と整った鼻と薄い唇。
性格
結花の兄。飄々としており、周りのことを気にせず自由気ままな人間。家族や愛した人たちを大切にするタチ。ガサツで丁寧なことが苦手。今まで何人かと付き合っては来たが、本気で誰かに想いを寄せた経験はなく、恋愛感情を抱かれてものらりくらりと交わしてしまう。
学生の頃から、喧嘩が強い1人の青年だった。
美紅には出会ってすぐに惹かれ始める。
陽川結花
12.11 O型 158cm52kg ENFP
キャッチコピー:天真爛漫な天使
5歳上の兄がいる
圧倒的な歌唱力を持つ少女。
子どものころから自己肯定感が高く、明るい。真面目でまっすぐでマイペース。
幼少期の頃は聖歌隊に入っていた。本人が世界中の人に歌を届けたいという夢がある。猪突猛進で周りが見えなくなってしまうところがあるが、ひとつのことに一所懸命。喜怒哀楽の感情表現が豊かで周りから愛され気質。
いつしか隼人自身に惹かれるように。
まっすぐな明るい性格でどんなことが起きてもめげずに強い精神の持ち主。
聖石隼人
1.31 A型176cm65kg ESFJ
父が牧師。自身も牧師になる道を進むことをきめる。真面目であるが故に周りから距離を置かれることも多かった。幼い頃から病弱だった母親のことを陰ながら支え続けていた。老若男女、様々な人たちに好かれる優しい人。
母親を神学校に通っている中、亡くす。卒業後は父親と2人で教会を支えていたが、なかなか手が回らないところも多かった。そんな中、朔の紹介で結花と美紅がボランティアとして手伝ってくれるように。結花のまっすぐな明るさに少しずつ心惹かれるようになるが、彼女と釣り合える存在ではないと思い、なかなか言い出すことが出来なかった。
幸次が行き倒れているところに、真っ先に気がつき、彼の嘘のような話を信じて居候させるようになる。幸次のことをどうにかしてあげたいという気持ちも強かった。
幼少期から小説を読むのと書くのが好きで小説家になりたいと願っていた。
整ったルックスにより、幼い頃からずっとモテていたが顔でしか判断されない自分が悔しかった。




