準設定　王女様は狂剣士

ーーあらすじ

　王女ステラ―ド・グランシャリオ・ストレイドは、普通の貴族にまぎれて暮らしている元王族だ。

　王族にあるはずの資質を備えていなかったステラ―ドは、失格の烙印をおされて王宮から追い出されてしまった。

　森の中に放置され、魔物に襲われたステラ―ドは重傷を負ってしまうが、そこに駆けつけた医者のおかげで一命をとりとめる。

　そして月日が流れ十年後。

　元王女様は剣士としての腕を磨くために、養成学校に通っていた。

ーー章構成

０１　王女様は嘘がお見通し

０２　人の感情を色で感知する

０３　人の好感度を数値で調査できる

０４　人の影を踏むと心が読める

０５　捨てられてからの特技

０６　なついている影響

０７　剣士になる理由

０８　学生イベントもりもり

０９　ステラ大好き少年

１０　肝試しとか森は無理

１１　王宮に察知された

１２　しのびよる魔の手

１３　撃退作戦

１４　力を合わせて

１５　元王女様の日常

ーー人物

〇ステラ―ド・グランシャリオ・ストレイド

　元王女様な剣士見習い。とても剣の腕に恵まれている。おてんば。

〇ツェルト・クルセイダー

　ステラ大好き。とても剣が強い。鬼族の血を引いている。ちょっとうざい。

〇ニオ

　ステラちゃん大好き。妹属性のネコっぽい性格。甘えんぼさん。

〇ライド

　ニオが好きだけど、相手にされていない。イグニスの駒、その後はレアノルドの駒になる。なんかひょうひょうとしてる。

〇ミューネ

　鬼族の血を引いている少女。ツェルトを慕っている。やんでれ？

〇デュランダル

　初代勇者で今も生きている不老不死の人間。家事が得意。ミステリアス。

〇ツヴァイ

　勇者で医者で剣士でばけもの。設定もりもり。つんでれ？

〇レアノルド・グランシャリオ・ストレイド

　ステラを遠くから愛でるお兄様。態度には出さないけれどステラを溺愛している。隠れ溺愛枠。

〇イグニス・グランシャリオ・ストレイド

　無能の烙印を押されかかっている王族の一人。すごく自己中心的。陰険。