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惑い道

作者: タマネギ

魔道という道は、

日常には見えぬ。

邪道という道も、

ふだんは見えぬ。


その道をゆくなんて、

恐ろしい、恐ろしい。

だめだ、戻れなくなるぞ、

やめておけ、やめておけ。


朝、空のお日様見上げ、

朝、空のお日様眩しい。

どんな気持ちになった。

どんな鼓動になった。


魔道という道は、

迷いの橋にある。

邪道という道も、

深い森を抜け。


その道をゆくなんて、

命知らず、命知らず。

年寄りの言うことさ、

聞いておけ、聞いておけ。


昼、命の短さを知れば

昼、命の繋がり愛しい。

どんな気持ちになった。

どんな背筋になった。


魔道という道を

いつしか歩く日々。

邪道という道を

ふたつ返事で。


人類はなぜこうも、

愚かなる、愚かなる。

我に何ができる。

どうせなら、どうせなら。


夜、闇を失くす町、

夜、闇を凍らせる人。

どんな気持ちになった。

どんな呼吸になった。


生めよ、増やせよ、

地に満ちよ。

地に満ちてすべてを

従わせよ。


神様の言葉なら、

良いところどりは

やめてくれ。

そこの偉い人たち。


魔道という道を

惑いながら進ぬ。

邪道という道も

邪魔にはできぬ。


この道をゆくなんて、

いつまでか、いつまでか。

戻れない道ならば、

果てまでも、果てまでも。


今、心に何が降りる。

今、心に何が沈む。

どんな気持ちになった。

どんな顔になった。


今、心に何を放つ。

今、心に何を燃やす。

どんな気持ちになった。

どんな詩らになった。

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