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優しい嘘ー四季の場合



「良い天気ねぇ」

ティーカップを手に窓の外を見ながら呑気に呟く母親に対して、どう考えても寒いだろと心の中でツッコミを入れる。口に出すことはしない。元々この母と上手く会話出来た試しが無い。なのになぜ二人っきりになってしまったのか。

「俺は主に父さんに話があったんだけど」

「あら、お母さんだけじゃ不満ってこと?」

そうじゃない、そうは言ってないだろうと口の中で反論する。やはり噛み合わない、とグッと眉間に皺を寄せると片頬を膨らませていた千咲が再び口を開いた。

「だってしょうがないじゃない。お父さん急に仕事が入っちゃったんだもの」

「それはまぁ、分かってるけど……だったら別日でも良かっただろ」

「親元を離れて暮らす一人息子がせっかく捕まるのに、逃さない手はないでしょ?」

嬉々として説明する千咲を見ながら、つまりは母親の話し相手として捕まったということかと察知して四季は更に顔を顰めた。元々今日は身内で鍵に関係してきた人物に話を聞くために各々の予定で動いている。その該当である父親が不在ということはこれ以上の長居は不要なのではと考えてしまうが、千咲の言い分を汲まなければ後々また面倒になりそうな気もしている。どうするべきかと静かに唸っているとやはり会話の口火を切ったのは千咲だった。

「美都ちゃんから連絡もらったわよ。話、聞いたんですって?」

「!」

突然母親の口から少女の名が出たことに驚き、目を見開いた。そう言えば、と以前美都から言われたことを思い出す。

「……聞いた。あいつの親と同級生だったって」

「そうよ。同級生、なんて──余所余所しい間柄でもなかったわ」

四季の言葉に包み隠さず肯定すると、千咲は目を細める。その瞼の裏に、何かを思い描くかのように。

「大切な大切なお友だち。もちろん、今もそれは変わらないわ」

「じゃあ、あいつの母親が今どうしてるかとか……」

その問いかけには迷わず首を横に振る。

「連絡が取れないの」

千咲はポツリと、ありのままの出来事を呟く。その返答に四季は落胆と安堵のどちらの気持ちも覚えた。美都から聞いた話が想像以上に壮絶なものだったからだ。10年前、まだ小さかった少女を置いて去った彼女の母親の話。何か理由があって彼女を一人残したのか、何故今も迎えに来ないのか。疑問は尽きなかった。しかしその答えは恐らく本人の中にしかない。部外者が立ち入れるものでないのは理解していた。だからこそ今母親にした質問に緊張したのだ。もしかしたら彼女の知り得ない情報が聞けるのではないかと。落胆は、やはり何も情報が得られなかったことに対して。もし母親が何か知っているのだとしたら、その事実を美都にどう伝えるかも考えていた。だが結局それも杞憂に終わったが故の安堵だ。

「ゆ──……美都ちゃんのお父さんが亡くなってからしばらく憔悴してたわ。大切な人を失った穴を埋められるのは簡単じゃないの。だから私も余計な口出しをせず遠くから見守ってた……つもりだったんだけどね」

一度口にしようとした単語を飲み、わざわざ言い直す。それは四季が知らない、知っても分からない固有名詞だからだろう。千咲は苦い顔を浮かべたまま当時の状況を語る。つもり、と言ったのはその後に何が起きたか知っているからだ。美都が伯母の家に預けられ、母親が姿を消したという事実を。

「あの頃はみんな一杯一杯だった。今はもう言い訳にしかならないわ。大切なお友だちの子どもに気を遣ってあげられなかったのは事実だもの」

後悔の念を吐露しながら、当時を省みているようだ。何度も”大切な友人”と口にするくらいには美都の母親と親しい関係だったことが窺える。故の自責だろう。

「でも、こうしてまた繋がることが出来たのはきっと偶然なんかじゃないのよね。あの時何も出来なかったから今度こそ、なんて都合の良い話かもしれない。それでも今は──」

普段より俄に饒舌に話を進めていた千咲が、途中で一旦深い息を吐く。そして今まで伏せていた目をゆっくりと息子へ移した。

「大切なお友だちの子どもで、四季の大事なパートナーでもある美都ちゃんの手助けが出来ればいいなって思ってるわ」

未だかつて見たことのない程の表情で微笑む母親の姿を目の当たりにして、四季は一瞬小さく息を呑んでからゆっくりと漏らした。身内がこう考えてくれるのは心強いものだ。特に彼女は父親を幼い頃に亡くし且つ唯一の肉親である母親とも離別している状況だ。大人の目は多いに越したことはない。それに千咲と美都は気が合うように見える。それは恐らく今しがた母親が口にしたように、同級生の大切な娘だからということもあるのかもしれない。どんな理由であれ今は味方を強固なものにしておくべきだ。その考えを己の中に落とし込んでいた時、千咲がやや前のめりに口を挟んできた。

「で、実際どこまで進んでるの⁉︎ 美都ちゃんと」

急激なテンションの変化に思わず崩れ落ちそうな勢いだった。一時前までの空気との温度差で風邪を引きそうだ。切り替えが早すぎる。我が母ながらついて行けない。昔から感じる些細な苦手意識はこういうところから来るのだろう。

「絶……っっ対、言わない」

「なんでよぉつまんなーい。まぁ美都ちゃんに直接訊くからいいけど」

「マジでやめろ」

語気が強くなることに少なからず罪悪感は感じるが、それよりも本心が勝ってしまうため致し方無い。大体にして母親と恋愛の話をするなど勘弁して欲しい。それも今まさに話題にしていた少女なのだ。ただでさえ以前、自分の預かり知らないところで二人が先に出逢ってしまったことにより散々茶化された経歴があるのだ。これ以上オモチャにされてたまるかと四季は頑として口を結んだ。

「まったくもう。そういう変に頑ななところはお父さんに似てるわよね」

「似てるか……? 俺から見れば父さんも結構ふわふわしてるけど」

「あら、あれでいて意外と芯が強いのよ。じゃなきゃ守護者なんて務まらないでしょ?」

実の父親に対しての評価がふわふわしている、とは。実際父親と似ている部分で言えば主に目元だけなのではとさえ思う。彼が眼鏡を外すとやはりそこはかとなく己と似ているなと感じるのだ。しかし性格の話をすれば、父親は穏和な印象が強い。この母所以かもしれないが、あまり積極的に前に出るタイプではない。だからこそ彼が守護者だったと聞いて驚いたのだ。どちらかと言えば母の方が気概があるように見えるせいか。

「なんで父さんが守護者だったのかは普通に疑問に感じる」

「まぁねぇ。お父さんと知り合った時はもう既にお役目についてから、私もそこまでは知らないのよね」

これまでの推測からすれば、父親の血統に守護者の人間がいたと考えるのが妥当だろう。しかし母でさえ知らないということは身内でそこまで込み入った話をしていないということだ。それも然もありなんと理解は出来る。自分でさえ今回のことがなければ特に追及もしなかっただろう。今の話の流れからそう言えば、と思ったことがあった。

「父さんとはいつ出会ったんだ?」

「えー? 馴れ初め聞きたぁい?」

別に聞きたくない、と喉元まで出掛かってなんとか飲み込んだ。知りたいのは情報だけだ。好き好んで親の馴れ初めなど聞いたところでどうしようもないだろうと四季は何度目かの苦虫を口の中で噛み潰した。

「高校に入ってからよぉ。梓ちゃんっていう可愛い子がお父さんのパートナーだったの」

「へぇ……で、その”梓ちゃん”に嫉妬したと」

「しないわよぉ。だって梓ちゃん、その時にはもう相手がいたんだから」

なんとなく話に付き合うように返すと千咲はやや嬉しそうに声を弾ませた。過去の話であれやはり色恋のこととなると例外なくテンションが上がるようだ。

「もちろん梓ちゃんが引っ張ってくれてたけど、なんだかんだお父さんもちゃんと守護者の仕事してたわよ」

「ふーん」

適当に相槌を打ちながら、父親が守護者になった年齢のことを頭の中で計算する。高校入学時に既に守護者だったということは、可能性としてやはり中学3年の時期になったのだろうと予測できる。瑛久もそれぐらいだったと聞いているので15歳前後で受け継がれるのが妥当だと考えて良いだろう。これが法則性があるのか偶然なのかは不明だが何かの糸口になるかもしれない、と口の中で反芻する。

「大変よねぇ守護者も。まぁもっと大変なのは所有者の子だけれど」

片頬に手を当てながらほぅ、と千咲が息を漏らした。もっともな見方だ。守護者は所有者を守る役目にある。そして所有者はその身に鍵という強大な力を持つ物質を宿している。それゆえ狙われるのだ。だからこそ守護者が身を挺して守る必要がある。時にはその身に傷を作ってでも。そのどちらでもある美都は、最近までそのせいで悩んでいた。

(──誰にも共有できない苦しみ、か)

新見に言われた内容を思い出す。所有者であるが故に常に危険に身を置くこと。それだけでなく、心のカケラを具現化する際に耐え難い苦痛が襲うという。美都自身そのように言っていた。抉られるような苦痛だと。その表現だけにしてもどれ程のものか想像が出来る。加えて悲鳴が響き渡る惨状を目の当たりにすれば当事者でなくとも顔が歪むものだ。

「まぁ所有者の子が見つかったらの話よね」

「え? いや所有者は──……」

と彼女の名前を出す前に口を噤んだ。自分よりも遥かに連絡を続けていたであろう美都が、この母に伝えていなかったのだ。それは恐らく巻き込まないため。そして余計な心配をさせないためだろう。これまでの話の流れからして母親は思ったより美都に肩入れしていることがわかった。ならば自分も彼女の意思を尊重すべきだ。

しかし千咲の方が一歩上手だった。突然黙った息子に違和感を覚えたらしい。

「……まさか美都ちゃん、なんて言わないわよね?」

こう訊かれてしまえば否定が出来ない。まごうことなき事実なのだ。何も返す言葉が無く思わず眉間に皺を寄せたまま目を逸らすと、千咲はそれを肯定と受け取ったようだ。彼女も難しい顔をしながら口を覆う。

「……そんなことがあり得るの?」

「いや……完全にイレギュラー──特異だって」

関係者の誰もが口を揃えて「そんなことはあり得ない」と溢している。当然だ。所有者は守る力がない為、守護者によって守られる立場なのだ。それが単身となると話は大きく変わってくる。あまりにもリスクが高くなるのだから。

「……夏に美都ちゃんと話をした時にね」

徐に千咲が呟いた。彼女が指す季節は、夏休みのあの日の出来事だ。

「気になることを言っていたの。でもこの子は守護者だからただの偶然ねって思ってその時は気に留めないようにしたことがあったのね」

「気になること?」

四季からの問いかけに、彼女は更に表情を険しくする。

「不思議な夢を見たって。美都ちゃんから聞かなかった?」

「! 知ってる。夢の中で声が聞こえたっていう──予知夢みたいなやつ」

「えぇ。でも結果的に予知夢じゃないって言ってたから私もその場では追及しなかったんだけど……」

いつになく真面目な声色で、千咲は当時の状況を口に出していく。美都と二人きりの時にした会話の内容は今まで知らされていなかった。そこには恐らく彼女の家庭環境の話も含まれていたからだ。初めて語られることに四季は慎重に耳を傾ける。

「……同じように、予知夢を見ていた子がいたわ。その子は──所有者だった」

「な……!」

知られざる事実に驚いて思わず声が漏れる。目も見開いたまま戻すことができない。偶然とは思えない、その共通事項に。そう言えばとふと頭を過ぎる。菫にも予知夢のことは共有した。その際の彼女の反応は、美都が所有者だと判明する前と後では捉え方が違ったようにも見えたのだ。もしかすると菫は、千咲が言うその所有者のことを知っていて予知夢のことを懸念したのではないかとも考えられる。

「所有者は予知夢を見られる、のか……?」

「そうとは限らないと思うわ。現に美都ちゃんが見たのは予知夢ではなかったんでしょう? でも私の友だちが見ていたのは完全に予知夢だったの。あれはあの子の特殊能力だと思ってた。だから驚いてるのよ」

母の見解は正しいように思える。どう考えても予知夢を見ると言うことは特殊能力にしかなり得ない。流石に所有者だからで纏めることは難しいだろう。だから母も混乱しているのだ。実際に完全な共通点では無いと考えながらも、こんなに近しい事象が現れていることに。

「美都は──そういう類の夢を良く見てるらしい。強い不思議な力のせいって見解だったけど」

「強い不思議な力……あの子にも強くて不思議な力があったわ。所有者だから、なのかしらね」

妙な共通点ばかりが浮上してきて何が真実かが見えづらくなってしまいそうだ。どのみち所有者として選ばれる人間の選定基準は定かではない。だから偶然の一致があってもおかしくは無いのだ。

「その友人には話が聞けないのか?」

所有者であったという千咲の友人。その人物が何かしら知っていそうな気がすると目論んだ。しかしすぐにその期待は崩れる。目の前の千咲が首を横に振ったからだ。なぜ、と問う前にその気配を察知したのか千咲はそのまま理由を口にした。

「……もう、この世界にはいない子なの。不幸な事故に遭ってね」

寂しそうに目線を下げる母親の表情を見て、四季は返す言葉を失った。これまで親の過去の話を聞いたことがなかっただけに驚きを隠せない。予想以上に彼女の周りは様々なことが起こっている。それは鍵だけに収まらない。彼女の友人関係のことについてもだ。今の話を踏まえると近しい友人を二人亡くしていることになる。その事実を抱えながら生きてきたのだ。今まで母親の柔和で明るい側面しか見たことがなかった。見せないようにしてきたのかも知れないが身内でさえこれだけ知らない事実があるのだ。相変わらずの己の鈍感さに辟易する。

「何よぉいきなりしんみりしちゃって! 昔の話よ」

そうは言うものの友人を亡くした悲しみは計り知れない。まだ経験したことがないだけに何を言っても気休めにしかならないのだと分かっているから。

「でも──そうね。あの事故が、色んなもののきっかけだったのかも知れないわ」

思い直したように、千咲がポツリと呟く。彼女が指すのは、所有者の友人が亡くなった事故のことだろうと考え、気遣いつつも疑問を口にした。

「事故って一体……」

「多分……私が考えているより大きな事故だったんだと思うの」

千咲は尚も息子から視線を外したまま、窓の外で吹く木枯らしに耳を傾ける。そう言えばあの一報を受けた時もこんな気候だったのだと。あの日が何かの境だったのだと。

「──その事故に色んな人が巻き込まれた。その所有者の子も、美都ちゃんのお父さんも、梓ちゃんも。私が知っているのはそれだけ」

ここでまた四季は息を呑む。美都の父親の死因も事故の後遺症だと聞いていた。だから驚いたのだ。母親の友人らは同じ事故に巻き込まれたのかと。そしてもう一人──父親のパートナーだったという女性の名。だが不幸の話が出ていないと言うことは”梓”という名の女性は存命なのだろうと推測出来る。今ここで訊くのは難しい。なぜなら千咲はずっとその顔に影を落としたままだからだ。

「詳しくは聞かされなかったわ。みんなが巻き込まないようにしてくれたのね。私は──鍵の所有者でもなく守護者でもない、本当にただの”一般人”だったから」

だからここまでだと、恐らく友人たちが線引きをしてくれたのだ。これ以上厄介ごとに巻き込まれないようにと。優しい嘘を吐いてくれた。

「それが少し寂しかった時もあったんだけどね。でも、みんなの意思も分かったわ。だから私も深追いはしなかった。それにね、美都ちゃんのお母さんから言われたことがあったの」

何の力も無く、ただ見ていることしか出来ないと己を苛んでいたことがあった。取り柄も才能も無く、ただ無力を嘆いていただけの自分を救ってくれたのは親友の言葉だった。

「──『千咲には千咲に出来ることが、きっとあるはずだから』って。私はただ、その言葉がすごく嬉しかったのよ」

胸の奥に感じていた疎外感を払拭してくれるような言葉だった。いつでも手を引っ張って顔を上げさせてくれたのは彼女だった。

「だからね、きっとそれが今なんだと思うわ。その時は何も出来なかったけど、今こうして巡り会えたことに意味があるんだって。って言っても今出来ることもそんなに多くないけどね」

片頬に手を当てて自嘲気味に眉を下げる母親に、四季は小さく息を吐く。この母を甘く見ていた、と。やはり自分より長く生きているだけある。普段あまり会話をしないせいか少なからず見縊っていた点があったことは否めない。だが今の話を聞いて、彼女にもしっかりと芯があるのだと理解できた。ただの少女思考が強いだけの母親ではなかったのだという安心する気持ちもある。そんなことを言ったらまたむくれそうだが。

「美都は──母さんのことを頼りにしてると思うよ」

そうでなければ頻繁に連絡などしないだろう。彼女の拠り所が一つでも多くあるのはありがたいことだった。身内以外に話せる場所があるのは大切なことだ。

「あらやだ。なぁに、惚気?」

「違う。どう聞いたらそうなるんだ」

「だって口を開けば”美都ちゃん”なんだものぉ」

「今日はそういう話で来てるんだからしょうがないだろ」

「良いのよ、もっと話してくれても♡」

前言撤回しようか。寸前のところまで出掛かったが先程同様何とか飲み込んだ。このテンションの落差には毎度煮湯を飲まされている。はぁと大きめの溜め息を吐いたところ「ちょうど良いからお茶でも淹れ直すわ」と言って千咲が席を立った。

予想以上に収穫があった。守護者のことに関してはそこまででもないが、以前の所有者が見ていた予知夢のこと。美都と直接の関係がないにしろ、強い不思議な力があったという類似点は収穫と言って良いだろう。また繋ぎきれていないが、彼女の父親の死の原因についても初出のはずだ。彼女にとって興味がある話かどうかはさておき。

そして第三者からの目線を知ることが出来て良かった。恐らくは凛がこの立場に当てはまる。特に美都にとってはこの情報はためになりそうだ。彼女を最大限巻き込まないようにするための。

(あいつはどうなったんかな──)

と四季は窓の外に視線を向けながら、別行動している彼女の動向を思い遣った。




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