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今宵、貴方に召されて
作：ばんこ。
（付け足し、編集：緋和皐月）
丸い帽子を被って小洒落た わたし
ふわりと微笑む 貴方の姿
２人の影は 闇に紛れる
やぁいらっしゃい
お邪魔します
外で汚れた 身なりを整え
大きな大きな 貴方の家へ
高鳴る気持ちを抑えて 優雅に
ごめんあそばせ
まずは 優しいその手で
少しずつ身体をほぐされて
白い白いわたしの肌は
貴方にお酒で酔わされる
貴方を想う わたしの気持ち
焦がれそうで もどかしい
その素敵な褐色の貴方に
やっと そうっと 絡め取られたら
二人の熱で とろりと
「なめたけ」の出来上がり
