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サザンの嵐・シリーズ  作者: トト
「SILVER・WOLF篇」~黄金の光・青銀の星~第一部
141/236

〜キャラクター紹介〜その➄

【ミレニアム・リチオフォスフェイト】 17歳


 愛称 ミリィ

 金糸雀(カナリア)色の髪、紅紫色の瞳

 ソールの表の顔である“何でも屋”助手←居候の間違い。押しかけ女房とも言う。



  挿絵(By みてみん)



 牛乳瓶底眼鏡を掛けて、癖の強い金糸雀(カナリア)色の巻き毛をおさげに結っている。

 だが眼鏡の度が合っていないのか、本人がおっちょこちょいなだけなのか……

 何時も失敗して、何かしら壊している。

 ソールに「何もしなくてイイから、じっとしててくれ!」と懇願される、超天然の破壊娘。

 顏も童顔なので、14〜5歳に見られる事が多い。ソールとは8歳違い。


 普段はソールが事務所兼自宅として使っているアパートメントの部屋の、二部屋離れた一室を借りて住んでいる。

 偶々、其処が空き室になっていたので、ソールがミリィを助手として雇った時に借りる事にした。

 ミリィは何時も其処から助手として通って来る形になっている。



  挿絵(By みてみん)



 眼鏡を外して、髪を垂らすとこんな感じ↑


 ミリィはソールに一目惚れした感が強いが、実はソールの請け負った事件に偶然巻き込まれたのではなく、そうなるように計算して近づいた節がある。

 彼女は“ミリィ”としか名乗らず、それ以外何も話さなかったが、ソールの情報網を持ってしても彼女の素性は掴めず、だからこそソールは彼女に興味を持った。

 警戒しながらも、手許に置いて彼女の背景を探ってみようと――それが助手として雇う事にした理由の一端だった←本名が分かるのは、かなり後になってから。

 年上の清楚な美女が好みのソールにとって、ミリィは対象外だったし、捨て犬を拾って面倒を見てやってる〜というのが最大の理由だったりするのだが……。


 しかし素朴で底抜けに明るいミリィの存在は、やがてソールの心の闇を照らし、ソールにとってもミリィはかけがえのない存在へと変化していく。

 実はミリィこそがソールが主役の『情報屋シリーズ』のヒロインである。


 因みに、今でもソールが引き摺っている報われない恋の相手に、ソールが自身の気持ちを伝えた事は一度もない。

 もし伝えていたらどうなっていたかは分からないが、たとえ両想いだったとしても、二人の想いが報われる事は決してない禁断の恋だった。


 ソールが士官学校を中退してウォリングス家を出、己の人生を懸けて追っている事件に、その想い人の存在が深く関わっているが、ミリィもまた無関係ではなかった。


 果たしてミリィは敵か味方か?

 ソールへの想いは、演技か本心か?

  

 ソールが主役の別物語『情報屋シリーズ』は公開予定がございませんので、取りあえずヒロインであるミリィの紹介をさせて頂きました。

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