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オンナノコノヨウナショウネン 5

「……ら…………そ…………そら………空!!」



「ん…………ん」


俺は誰かの声で起きた。



「頭……いてぇ………」

俺は痛む頭を押さえながら体を起こした。しかし、周りを見るとそこはさっきまで居た場所とは違いそこら中にコンクリートの欠片が落ちていて暗い……少し明かりがあるから真っ暗ではない………


「ここどこだ………?」

俺は自分の居場所がわからず焦っている……



「空!!大丈夫か!!」



横を見ると太陽が居た。



「生きてて良かった俺はてっきり……」


太陽は少し涙ぐんでいた。



「太陽……泣くなよ。それよりここは……?」



「そうだな…ここは……」

太陽は目に溜まっていた涙を拭い話し出した。

俺達が出口に向かう途中、物凄い音と共に揺れがきて俺は転けて気を失ったらしい。そして太陽は床に踏ん張り揺れが収まるのを待っていたが、いきなり床が抜け落ち俺達は落ちたらしい太陽の予想ではここは地下駐車場だろうと言っている。


「で?太陽どうする……?」



「どうするもこうするも出口を探すしかないだろう」



「そうだな…」


俺達は立ち上がり出口を探すことにした。


俺達はコンクリート片が落ちている道を歩いた。



「にしても…何処に出口があるんだ……?」



「とりあえず、エスカレーターがある場所を探せば上に上がれるはずだ」



俺達はエスカレーターを探した。

しかしエスカレーターは見つからずあるのはコンクリートの欠片だけ………



「クソ!!見つからねぇ!!」



「落ち着け!空!!焦りが命取りだ!!冷静に考えれば光も見えてくる!!」



「そうだな……すまない………」



「気にするな♪」



俺は少し落ち着きエスカレーターを探した。



「おい!!空!!こっちに来い!!」

太陽が俺を呼んだから俺は走って太陽の方に走っていた。


「これ見ろ」

太陽が指差した所には通気口があった……


「これが?どうした……?」



「忘れたのかここは地下駐車場の横に食品売場があるだろ?もしかしたらその食品売場に続いてるかも知れない…」



「なる程!!……………待てよ………もし途中で通気口が崩れたら………?」



「確かに無いとも言えない……だがこのままここにいてここが崩れたらどうする?なら生き延びる確率があるこの通気口にかけるしかないだろ」



「そうだな…」



俺達は通気口に入った

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