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オンナノコノヨウナショウネン 3

それは、6年前の事だ………













〜6年前の春〜




「ねぇねぇ君♪彼氏とかいるの?」



「…………………」



「ねぇてば♪」



「俺は男だ……」



「うそ……!!」



俺は俺に話しかけて来た男達から離れた。


俺の名前は龍弥 空 (りゅうや そら)性別は男だ。じゃぁ何故?男達に女と間違われたのか。その理由はこの顔にある。俺の顔はそこら辺の女子達より数倍、可愛いい。(かなり失礼な発言をした)だから、俺は女子と間違われる。俺はそんな顔が嫌いだ……

今日は俺が行く高校の入学式だ、この高校は制服はなく私服せいだ。なので、私服だから男か女の区別が余計につきにくい。



体育館で校長の下らない話しが終わり。俺達、生徒は自分達のクラスに移動した。生徒は担任が来るまで生徒同士で話しとけと言われた。俺の席は窓側で一番後ろだ。俺は誰とも話さず顔を伏せ寝る体勢に入った、しかし誰が話しかけてきた。


俺が顔を上げるとそこには、男が居た。どうせ、こいつも俺が女と思い話しかけてきたんだろと思った。


そして、俺は

「俺は男だぞ…」

と言いまた寝る体勢に入ろうとしたが、男が急に

「えっ!?そんなのわかってるよ」

と言い俺は思わず顔を上げた。



「えっ!?お前、俺が女と思って話しかけてきたんじゃ………?」



「お前、面白い奴やな。最初から男ってわかってたよ♪みんな、色々話してるのに君だけ誰とも話してないやろ?だから、話そうと思ってな」



「そうか……」



「そう♪俺の名前は三谷 太陽 (みたに たいよう)太陽って呼んで♪」


太陽は俺に笑いながら手を出し握手を求めた。


「俺の名前は、龍弥 空よろしく」


俺は太陽が出した、手を握り握手をした。



約3ヶ月が経っただろうか。太陽はクラスの人気物になった、スポーツは出来るし勉強も出来るそしてかなり顔がカッコ良く女子にも人気だ。そして、太陽は俺の初めての親友になった。



休み時間に何となく話しをしていた。


「太陽は良いよな、スポーツは出来るし勉強も出来るから……」



「何、言ってんだよ空だって勉強出来るやろ!しかも、知ってる?空のファンクラブまで在るねんで」



「まじかよ!?」



「本当♪」



「そんな物があるなんて………」

「まぁ♪落ち込むような事じゃないやん!」



「まぁ、そうやけど……」



太陽は大爆笑しているそれに釣られて俺も笑った。



俺は一緒、太陽と親友のままで居られると願った。


















「そんな…!!クロウが元々、人間界の人間だったなんて……」



「隠していて、すまなかった…」



「しかし、アウル?どうやってクロウはこの死神界に来たんだ?それに、クロウは親友の太陽を残して死神界に来たのか?」



「ピーコック、確かに疑問に持つ筈だな…今の話しを聞いてる限りではクロウが死神界に来る理由はわからない。起きてしまったんだよ…クロウの人生を変えてしまった出来事が……」




私とピーコックは唾を飲んだ……

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