妹の反応と兄の想い
前回のあらすじ
書こうと思ったけど面倒になったので今回から無し。
――本当になんなの?あのお兄ちゃん・・・
今になって心臓がドキドキしてきた
・・・ん?ドキドキ?
私ってお兄ちゃんの事好きだったの・・・?
って、そんな事あるわけないない!
勉強しよう、うん。
えーっと・・・
・・・なんで今回に限って保健体育!?
なんか恥ずかしくなってきた・・・
と、とりあえず国語でいいかな、うん。
一方その頃兄春樹はというと・・・
「ぐすっ・・・ひっく・・・」
まるで女のようなメソメソした泣き方で体育座りという
美少女がやればとても萌えポイントとなる格好で泣いていた。
――まさか妹が禁句を・・・!
でもしょうがないか。
いきなり告白した俺が悪い。
・・・早く付き合いてぇ・・・
うじうじしててもしょうがねぇ。
「返事聞こう。」
俺は立ち上がって妹の部屋へと向かう
コンコン
部屋の扉をノックされる。
――お、お兄ちゃん・・・?
心臓が急に跳ね上がる。
――あの状態だからしばらく来ないと思ったのに・・・!あぁ、どうしよう・・・!
「雅、入っていいか?・・・その、返事聞きたいんだけど・・・」
「えっ、あ、う、ちょ、ちょっとまって!」
とても顔が熱い。
どうしよう、どうしようという言葉が頭を回る。
あれ?なんか頭が・・・
ドサッ
私は倒れた。
・・・雅、まだかな・・・?
そう考えていると急に部屋から大きな物音が聞こえる。
「雅?どうした?」
返事が返ってこない。
・・・まさか?
「雅、悪いけど扉開けるぞ?」
扉を開くと目の前には雅が倒れていた。
「雅?おい、雅。大丈夫か?」
反応がない。
息はしてるし心臓も動いている。
貧血かなんかだろう。
「・・・とりあえずベッドで寝かせるか。」
そのまま雅を寝かせた。
すると雅の服が少しはだけていた。
「・・・!?」
危うく雅を襲いそうになったが俺は必死にそれをこらえて
そのはだけた部分をただしてから部屋を後にした。
・・・結局返事聞けてねぇ!