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きっかけ

前回のあらすじ

兄、春樹に告白された雅。

さて、雅はどうする?


「何?冗談もほどほどにしてよ!」

私は少し無理に作った笑顔で言った。

――いきなりなんなの!?お兄ちゃんの事は好きだけど恋愛的意味ではぁ・・・うぅ。

「待て雅。俺は雅の事本気で好きだ。」

「お、お兄ちゃん気持ち悪いよ!?いきなりどうしたの!?

「・・・やっぱ今の俺気持ち悪いよな、ごめんな。雅。」

――何このお兄ちゃん、わけわかんないよぉ!

「雅どうした?顔真っ赤だけど。そんなに怒った・・・?」

「ち、違うって!ってゆーかお兄ちゃんどうしたの!?いきなりそ、その・・・私が好きとか言い出してっ・・・」

――もうもう、わけわかんなぁい!

私がずっともやもやしてるとお兄ちゃんは急に真面目な顔をして私に言った。

「いきなりじゃないよ、雅。俺はずっと昔から雅が好きだった。ただそれだけさ」

「お兄ちゃん、それをいきなりと言うんだよ」

冷静にツッコミが出来る余裕が出来てきた。

「だって雅が俺の事誘ったから・・・」

お兄ちゃんはちょっともじもじしながら物凄く気持ち悪いポーズを取った。

「はぁ!?誘ってなんかいないよ!お兄ちゃんと遊びたかったから『遊ぼう』って言っただけじゃん!」

「え?だから俺と×××な事して遊ぶんじゃ・・・?」

真面目な顔をしていったのでとりあえずぶん殴っておいた。

「無言で殴るとかひどいよ雅!」

今のお兄ちゃんの姿はなんともボロボロである。

服はただのジャージだし、顔は私に殴られてアザがあるし。

「お兄ちゃんって顔はイケメンなのに性格とか本当に残念だよね!」

パッリィーン

何かが壊れる音がした。

どうやらお兄ちゃんの(ハート)が壊れた音のようだ。

(ハート)の弱い駄目駄目な兄だなぁ。

お兄ちゃんは部屋の隅でシクシクと気持ち悪い泣き方をしていた。

私はさっさとその部屋から逃げて自分の部屋へと向かった。


お兄ちゃんと遊ぶつもりだったが今日は勉強しよう。

相手にしたくない。

あー、もう本当になんなの!?



次に続きます。

ちまちま書いて申し訳ないです;

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