第1話 始まり
「ほら、重菜!早く行くよ!」
私の名前は柊未来。普通のJK。今は急いで学校に向かってるところ。
「待ってよ、未来ちゃん!」
後ろを着いてきてるのは可愛重菜。私の幼馴染でいつも一緒に登校している。
「急がないと遅刻するよ!」
「でも未来ちゃん、信号赤だよ。」
「ほんとだ。まじかー間に合うかな?」
私と重菜は横断歩道の前で立ち止まる。
「ハァ…ハァ…、未来ちゃん速いよ…」
「重菜が遅いんだって!遅刻したら先生プンプンするから嫌なんだもんっ!」
そんないつもの日常が流れていて、この先もずっと続くのだろうと思っていた。次の瞬間までは…
トンッ
ふと、背中に力が加えられたかと思うと、私の身体は交差点に投げ出されていた。
「…え?」
トラックが近づいて来る。何が起こったのか理解できないまま身体は交差点に倒れかけて行く。唯一理解できたことといえば、重菜も交差点に倒れそうになっていることくらい…
ドンッ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「…来ちゃん!……未来ちゃん!」
誰かに名前を呼ばれ目を覚ます。
「その声は…重菜か?」
目を開けた先には20人の女子と鎌を持った男子がいた。
「あー、やっと起きたかコード009。」
「コード009…?」
「お前の番号の事だ。今から説明してやる。」
突然の出来事で何が何だか分からない。とりあえず、今は話を黙って聞く方が良さそうだ。
「えー、まず結論から言う。お前ら20人にはこれからデスゲームをしてもらう。」
「デス…ゲーム……?」
私の日常はトラックに轢かれたことで呆気なく終わってしまった。そして私は今から非日常、デスゲームをすることとなる…




