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月神の都、アキウトゥミクの物語 4

 アキウトゥミクの栄光と静寂は永遠に続くかとさえ思われた。しかし潮が満ちてまた引くようにその栄光もある日終わりを告げた。

 太陽神を奉じる国が急激に勢力を広げ始めたのだった。月神が静寂と知識を重んじたのに対し、太陽神は賑やかさと武を好んだ。

 太陽神を奉じる者達は初めは礼を尽くして月神の知識を求めに来た。だが、次第に知識に対する対価が高いと言い出し、月神を奉じる者を非難し始めた。

 些細な事から戦争が始まった。太陽神を奉じる国が思った程、月神を奉じる国を打ち負かす事は簡単ではなかったが、アキウトゥミクを庇護していた王が戦場で倒れると独自の軍隊を持たない神殿は太陽神の軍の前に為す術もなかった。


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