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2.全観光付きツアーの予定表に乗っていた観光をして現地でガイド料を払わされた話

 日本から添乗員が付き添うタイプではなく、現地でガイドと落ち合う形の大手旅行代理店主催のパックツアーでインドを旅した。

 入国時に迎えに来てくれた現地ガイドは三十代くらいに見える男性で、本人(いわ)く日本への留学経験がある英語も話せるエリートインド人。

 早朝の飛行機でボンベイからオーランガバードへ移動し、ホテルに荷物を預けると現地ガイドが「今日僕は他に用があるから」と言って別の男性ガイドを紹介してどこかへ行ってしまった。

 ところが、新しいガイドは日本語が片言。行くべき所へ連れて行ってはくれるけど、説明など一切ない。まあ、元々のガイドも日本語は上手だったけど、日本での観光ガイド的な説明とか殆どしてくれなかったけど。

 それでも予定通りエローラへ行き、それなりに観光を楽しんだ。

 翌日も前日と同じ日本語があやしいガイドと一緒にアジャンタへ。

 問題はその後。

 夕刻、宿泊先のホテルで合流した元々のガイドが、この二日間のガイドにチップを払ってくれと言ったのだ。しかも、小銭ではない金額を。全観光付きのプランなんだけど。

 オプションではなく、旅程表に載っている観光をしてガイド代を要求されるって、何?

 これって元々最初からのガイドの仕事だったのに下請けに投げて、自分の取り分はそのまま、私達に余分に払わせようとしているんじゃないの?

 とは思ったけど、今回のツアー参加者四名、全員海外慣れしていない上に性格がおとなしい。

 しかも、唯一の男性にすんなり払われてしまうと、十代二十代の女性三人は何も言えなくなってしまった。

 食事も観光も全部込みでお土産代くらいしか使う必要がないはずだったのに。

 

1989年2月13日・14日の出来事。

1995年にボンベイはムンバイに名称変更されましたが、旅行当時の名称で表記しています。

今だったら旅行社に請求しろって言って払わないんだけど、当時は無理でした。

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