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ニワトリ、腰を落ち着ける

ニワトリになって森を一通り散策する事にした

ニワトリは以外に疲れない


(ひとまず不老不死とか言うやつでも飢えと渇きは来るだろう

ならば拠点を作らないとな!)


気を取り直してとコトコトと歩いていく

魔物レベルというものはわからないが

レベル1の自分にとってはどんな魔物が来ても強敵だろう

ガサガサと茂みが揺れる


(お!来るぞ!!)


ジンは羽を広げて大きく見せる茂みから出てきたのは黒くて小さなコウモリだ

向こうもこちらに敵意を出しているのか戦闘態勢だ


(相手にとって不足なし!

かかってこい!!)


コウモリが羽を広げで突進してくる

ジンは身を翻してコウモリの攻撃をよける


(自分の武器!武器!)


羽は柔らかいので攻撃に適さないだろう

となると

ジンはコウモリが突進してくるのをよけてすぐさま脚でコウモリの体を引き裂いた


(よし!!)


コウモリは地面に落ちて動かなくなる

ジンは自分の中に何か入ってきた


(なんだ??)


ステータスのウィンドを開いてみる


(スキルに共鳴1が増えてる??

もしかして魔物を倒したらスキルが俺にも付与される、、、のか?)


試しにそのあとにも3匹ほど魔物を倒してみた

コウモリを一体

ネズミを二体


(必ずしもスキルがもらう訳じゃなさそうだな

三体倒してスキルの付与はされなかった)


森を散策をして分かったことがある

魔物を倒すと残骸が残る事

倒すとゲームでいう経験値が入るのか三体倒すとレベルが2に上がっていた

スキルも何度が使うと熟練度が当たって数字が上がっていく


(うーん、、、残骸はもしかしたら使えるかもしれないからアイテムボックスに詰めといて

まんまゲームみたいな世界だな

スキルを使うとスキルレベルが上がって魔物を倒すと個体のレベルが上がる)


自分のステータスを見て必要なスキルのレベル上げと

欲しいスキルを持ってるモンスターを倒していこう

それから拠点も必要だ


(やる事が泉の方に出てくるな!

前世でこの手のゲームやってたがリアルでやるってなると面倒だな)


トッコトッコ歩いていると開けた場所に出た

意味ありげなおおきな木が開けた場所の中心に生えている


(おおー!なんか気になる木があるがここを拠点に活動してもいいな!

よっし!そうと決まれば)


ジンは小枝を集め

自分の羽を少し上にのせる


(あとは火種だが、、、)


太陽が上がってるうちに火をつけた


(ほあたぁーーーーー!!!)


脚をシャッと地面を引っ掻くが土埃が舞うだけ

嘴で突っついて見るが土の味を感じるだけ


(くっ、、、小癪な!)


様々な方法を試したが一向に火がつかない

その内あたりも暗くなってきてジンは諦めた


(ま、今は人間じゃないしな

でも腹減ったなぁー)


お腹が空いてきた

餓死はしないだろうけどそれでもやっぱり空腹は辛い


(飯、、、取りに行くか)


森に入って食べ物を探す


(お!蛇か!)


〜名前〜

ダークスネール

〜レベル〜

5

〜スキル〜

毒牙3

威圧2

火魔法1


(どのスキルが取れても嬉しいが取れるかどうか、、、)


さっそく毒牙なのだろう毒ですよぉーっと言うような液を出しながら噛み付いてきた

ジンは身を翻しながら攻撃を避けていく


(いがいとニワトリって動けるんだな )


今回も楽勝かぁて思ってると体が動かなくなる


(なんだ!?)


魔物の目が光っている

威圧だ

魔物はニワトリに噛み付いた


(やべ!毒が!)


《きしゃーーー!!!》


(いや!お前がダメージ食らうのかよ!)


ジンに噛み付いた魔物は牙がバキバキに砕けた


(なんだなんだ?

なんで牙が砕けてるんだ?)


魔物は牙が無くなってオロオロしている所にジンが自慢の脚で胴体を引き裂いた

何かが入ってくるのが分かった


(きたきた!!)


ステータスを見ると威圧のスキルが入ってきていた


(よっしゃ!火魔法ゲット!

これでかい!!)


ジンはすぐに拠点に戻る

作った焚き火の前に立つと羽を焚き火に突き出し


(ファイアボール!!)


小さな小さな火の玉が焚き火に落ちる

羽に火がついてすぐに火がついた木に燃える前に消えそうだ


(うぉー!!!消えるのはまずい!まずい!)


羽をバッサバッサ風を送る

しかし風が強すぎて火が消えそうになる


(ふぉーーー!!弱く〜弱く〜)


羽先でパタパタ仰いで枝に火がつくと全力で羽を扇いで火力を強めていく

そのおかげもあって無事に火がともった

火を起こしているうちに夜になってきたので本格的に日の前に座った


(腹減ってたんだった、、、

アイテムボックスになんかあったかなぁ)


アイテムボックスの中身の出す

ラッヅ【ネズミ】

キルバット【コウモリ】

ダークスネール【ヘビ】


(う、、、うぅーん、、

すぐに食べれそうな物はネズミとコウモリか

ニワトリの概念を今の俺に当てはめていいのかわからないが

いったんそのまま焼いて食うか)


カリカリと脚で毛と肉を大雑把に分けていく

適当な頑丈な葉っぱにネズミとコウモリを包んで焼いていく

その間にスキルを使ってスキルアップもコツコツと積み上げていく


「あ、、、あいう、、、」


共鳴のスキルを裏でコツコツ使って今では10レベル

もともと音を発するスキルだったので調節して会話が出来るんじゃないかと挑戦している


(いい感じだ!!

声を出せればいざと言うとき相手に命乞いできる!

ってかスキルのレベル上げるのむず過ぎるだろ!

敵を倒してスキルアップが条件じゃないだけは救いだが

かなりの数使わないとレベルが上がらんな

ま、時間はあるんだ

コツコツと上げていきますか)


ジンは焼きあがった肉を食べる


(お?あんがい食べれるな

でも塩とか胡椒とかほしいなぁ

明日は森をもっと探索して調味料系の実や草を探しに行くか)


肉をつつくように食べて明日の行動を頭に入れ

羽が焼けないように気を付けてジンは眠りについた

読んでいただきありがとうございました!

本当に感謝しております

自分も小説を書いてて面白いです

まだまだニワトリ主人公頑張っていきます!

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