現代でウォーキングしているだけなのに、知名度がUPし続けている件。

第1章 知名度がなくて、仕事に追われてた俺。（知名度01)

平日なのでちょっとだけ

　日曜日が終わり月曜日になった。月曜日は課長職からしてあまり歩けない。少しでも歩きたいので車での出勤をやめ電車の出勤に決定した。まだ嫁を持たない一人暮らしの俺は電車にいつ乗ろうと自由なので、いつもより20分ほど早く起きて、6時半発の電車に飛び乗ると、上石神井駅で降りて、三百メートルほど歩いて会社に到着する——積もりだった。

　しかし、歩きたくて、大回りして五百メートル歩いて会社に到着した。上司に半休を申込み、午後１時に退勤した。

　午後２時。俺は上石神井にいた。某カレーチェーンで昼食を済ませ、上石神井駅から武蔵関駅まで歩いて、リタイア。