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作者: 島本しおん

雪が降っていた


カンカンに凍てつく寒さに


私は何度も枝を折った


炎と氷は相反する物


こうしないと火がつかないような気がした



ましっ白な中に幾重にも茶色が見える


生きるためにはどう足掻いても光が必要だ



危険な危険な白の世界


で私はウサギを捌き始める


血の中に浅黒い内臓が現れ


私はそれをすて飼い犬にあたえた


犬はそれを美味しそうに食べるのか


それすら私達は知らないのだ


寒い寒い冬を乗り切るために


この洞窟は必要だ


石のヤイバを奮いながら私にはそれがわかった。

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