光
雪が降っていた
カンカンに凍てつく寒さに
私は何度も枝を折った
炎と氷は相反する物
こうしないと火がつかないような気がした
ましっ白な中に幾重にも茶色が見える
生きるためにはどう足掻いても光が必要だ
危険な危険な白の世界
で私はウサギを捌き始める
血の中に浅黒い内臓が現れ
私はそれをすて飼い犬にあたえた
犬はそれを美味しそうに食べるのか
それすら私達は知らないのだ
寒い寒い冬を乗り切るために
この洞窟は必要だ
石のヤイバを奮いながら私にはそれがわかった。
雪が降っていた
カンカンに凍てつく寒さに
私は何度も枝を折った
炎と氷は相反する物
こうしないと火がつかないような気がした
ましっ白な中に幾重にも茶色が見える
生きるためにはどう足掻いても光が必要だ
危険な危険な白の世界
で私はウサギを捌き始める
血の中に浅黒い内臓が現れ
私はそれをすて飼い犬にあたえた
犬はそれを美味しそうに食べるのか
それすら私達は知らないのだ
寒い寒い冬を乗り切るために
この洞窟は必要だ
石のヤイバを奮いながら私にはそれがわかった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。