ミモレットとビール・神蔵
モノを書こうという気はあるけど中々活性化エネルギーを乗り越えられないので、普段の酒のこととかを書こうかなというだけ。後から自分で見返して呑みたいものでも決められたらぐらいなので読む価値は無いです。続くかもわからないです。
今日はミモレットというチーズを細かく切って（固いので切るというより砕くという感じ）
スーパーにドライなビールが実家から段ボールで一箱手に入ったので、
それと一緒に頂こうという感じで飲む。
ミモレットというチーズはその表面にチーズダニを放して
噛ませることで酵素を出させて熟成を進めるチーズらしいが、
スーパーで小さい切れ端を買っただけなので外皮部分は取り除かれていた。
外皮は別に食べても害は無いらしいが美味くもないとか。
ミモレットの色は鮮やかなオレンジで、グミとかにありそうな感じだった。
臭いは塩味を感じさせる、あの如何にもなチーズらしい臭いがする。
ただ少し甘味を感じるというか、刺々しくないしょっぱい臭いで嫌いじゃない。
いざ口に入れてみると、思ったより塩味が無い。（熟成度合いにもよるんだろうか…）
スーパーで買うベビーチーズの塩味を想定していたので予想外。
普段口にするチーズよりも固いので食感が楽しい。噛み応えはあるがボロボロ崩れていく。
ただ、一番の特徴は風味だなと思った。
さっき臭いに甘味っぽい何かがあるなと思ったのだが、
噛むとたつ香りがスッキリしてて良い。どこかで嗅いだことがあるんだが思い出せない。
これはすぐにビールで流し込まなかった自分を褒めたい。
風味を逃したら勿体無さすぎる。
食感が固めなのと風味がさっぱりしているのもあって、
食べても口にあまり味が残らないのも個人的には評価ポイント。
ここで流し込みましたるは辛口のスーパーでドライなアイツ。
色々ビールは飲んでいるつもりではあるが、
一口目だけじゃなく最後までしっかり苦いコイツは
口に残る脂っこい食事とか今回のチーズなんかにはピッタリだと思う。
まあミモレットは思ったよりは口に残らなかったが…
こんなところまで書いていたらビールが切れたので、
ここで日本酒を追加する。
京都・松井酒造の『神蔵・ルリ』を用意した。
近畿に用事があったので、ついでに酒屋で角打ちをして気に入った酒。
瓶に入った青のグラデーションが非常におしゃれ。
なるほど名前どおり瑠璃らしい綺麗なパッケージだと思う。
試飲した感じとしては、香りが凄くフルーティだが、
味はそこまで甘くなく、スッキリしていて飲みやすいという印象だったので、
（個人的には青森・三浦酒造の『豊盃・レインボー』に似ていると思った。）
チーズの臭いとバッティングしてもいけるか？と思って出してみた。
食事と合わせるなら青森・六花酒造の『杜來・岩木山ラベル』あたりでいいのは
分かり切っているが、我々は探求の手を止めてはいけないと誰かが言ってた気がする。
開栓すると気泡が抜ける音がする。生酒なのもあって炭酸が出てるんだろうか？
ただスパークリング日本酒のような炭酸はあまり感じない。
いざミモレットと共に実食してみると、やっぱり思った以上に合う。
ミモレット自体、日本酒とも合うと聞いていたので納得納得ではあるが、
それ以上に『神蔵・ルリ』の強さもあると思う。
香りがフルーティなのは先に触れたことではあるが
冷蔵庫に入れていたこともあって香りがあまり立たず、
さっぱりした味が全面に出てきた。
常温まで戻せば香りが立って肴なしでもイケる酒なんだろうと思うが、
冷やせば食事との相性もヨシ。
後味にくるコメの味がたまらねえ…と思った。
日本酒を嗜む人なら分かってくれると思うが、
日本酒は飲んだ後に口からプハーなんてものは厳禁で、
鼻から吐き出して後味を楽しむものだと思う。
そうこうしている内に御猪口が三、四回ほど空になったので
今日は後は適当な酒を飲んで寝ようと思う。
というのも今回の組み合わせ、合いはしたと思うが
神蔵の本領を発揮させられている気はしないので、
また何処かで活躍の場を設けたいと思ったからだ。
一番良いのは肴なしで単体で飲むことかもしれないが…。
ミモレットの方も色んなビールと合わせて飲んでみたい。
個人的にはチーズにはビール！日本酒は魚料理！という偏見があるので
ビールでもう一度いきたい。
個人的にはコーヒーか？というくらい苦いのが良い。
スプリングバレーの黒みたいな。
この手の文章が続くかどうかも分からないですし、正直書いてて何も美味そうに感じないなと思ったんですが、基本自分で見返すための自分本位な文章という事で勘弁してください。
止まってた長編を書こうと思って、準備し始めてから一か月経ちます。
その間に作業した時間は多分一時間もないです…。
短編は、人類が滅んだあとのAIの話は進んでないですし、首相が国民のデモで切腹をする話は、
まさか不出馬とは思わなかったので今のご時世に出すのもな…と思ってあんまし書いてないです。
今は長編の更新を目指して頑張ろと思ってます。
