表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

第4話 【街中へ】

後ろを振り向くと三人の冒険者がほっとした顔で座っていた。話を聞いていくと、彼らは、やはり冒険者らしい。冒険者自由同盟(ギルド)の依頼で魔物の討伐だったけど、討伐し終わって帰ろうとしたら、そこにあの、猪がいたらしい。なんとも不運な人達だ。あの猪は高ランクの魔物で、そこらの冒険者じゃ歯が立たないらしい。絶望しているところに、僕が飛び込んで殴り吹き飛ばしたらしい。普通は、あの巨大を飛ばすなんてできないけど、カブトムシの能力を使って力を倍増させたから余裕だった。

「今回は、オオクワガタか〜。」

オオクワガタはこう見えてだいぶ好きなクワガタだ。結構嬉しい。その前に、カブトムシの能力の羽をしまわないと。なくすイメージをしたら、なくなった。

 僕も異世界に来たわけだから、普通じゃないことをしたい。特殊能力もだいぶ強いし。漫画とか小説とかの、冒険者になりたいな。すぐさまに、助けた人たちに、聞いてみた。

「冒険者って僕にもなれる」

「冒険者じゃないのですか!?」

「うん、違うよ」

「あんなに強いのになんで!?」

「あれだけの実力あれば、なれると思うよ。」

「よし登録に行こう。」

「街ってここから遠いいの?」

「そんなに遠くないですよ」

「よかった〜」

「よし、行こう」

四人で並んで歩いて街に向かう。世間話しながら。

「みんなは、パーティー組んでるの?」

「はい、私たち三人で組んでます。」

「もし、よかったら僕もそのパーティー入れてくれない?」

「え、私たちのパーティーでいいんですか?」

「仲良くなってくれたからね、」

「冒険者登録料ってある?」

「ありますよ。」

「あ、お金貸してくれない?」

「助けて、いただいたのでいいですよ。」

本当に危なかった。お金なんかあるわけないから、助かった。そんな、話をしていると、いつのまにか、街の門についた。門を通るのに通行料取られたけど、払ってくれた。冒険者自由同盟(ギルド)に入れば、身分証明書ができるから、入れてもらえる。

 ようやく街の中に入り、驚いた。街には、人だけでなく、獣人が結構いたからだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ