未来の話をしよう
「もしも、あのとき……」
君は決まってそう言う
過去に呪われてしまったかのように
周りを見れば成功者ばかりが歩いているように見える
全ての人が悩みを克服したように見える
君はそれを受け入れたようで
受け入れられていないのだね
だから下を向く
世界中の不幸を背負わされたかのように下を向く
君と同じ気持ちの人ばかりで
世界が溢れていることに気が付かずに……
そんな時に「夢」や「希望」なんて聞いても
ピンとこないだろう
じゃあ未来の話をしよう
三年後、大きな隕石が落ちてきて
君は死んでしまう
その時の最後のセリフは何が良い?
「ほえー」
とか
「わぁー」
かな
実際それくらいしか言えないと思う
夢も希望も無いけれど
そこでだ
三年後に隕石が落ちてくることを知った君は何をする?
それがきっと君の未来の生き方だ
周りの人のものとも違う
良いじゃないか、そんな感じで
無味乾燥に思える日々でも
三年後に隕石が落ちてきて
「ほえー」
の一言で終わるより
「何のために生きてるんだろう」
そう考えている方が
君らしいのかも
そんな君も風景の一つであることを忘れてはならない
君が何かを見つけて自信満々に街を歩くとき
知らない誰かが指をくわえて羨ましそうに君を見つめるだろう
世の中きっとそんな感じで回ってる
生れながらにして偉人なんて、そうそう居ないよ
もしかしたら彼らだって、目標を見つけるまでに
君と同じような悩みを浮かべたかもしれない
でも君は過去の偉人たちとはちょっと違う
今を生きる現代人だ
偉人たちが考えも及ばなかった
未来を語ることの出来る人なんだよ
うーん
もしたら私は未来の偉人にこんな話をしているのかもしれない
考えたら恥ずかしくなってきた
もし出世したら鼻で笑ってよ
こんな未来話も、たまには良いでしょ!