WANTED そして悪役ロール
...えぇ~と、とりあえず頭の中整理しよ
私の誕生日プレゼントとしてeWOをもらってはじめた
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ログインしてみんなと合流したら絡まれた
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返り討ちにしたら衛兵に絡まれた
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また返り討ちにしたらいちゃもんつけられた
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有名人二人と国王のGMに庇われた
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最初に返り討ちにした人にシステムで報復?された
(イマココ)
「で、説明してもいいかな?カンプは余罪含めてBAN いちゃもんつけたプレイヤーは厳重注意したから」
「一応お願いします。」
「了解」
説明の内容をまとめると
・NPCは人と同等の思考能力がありそれが原因の勘違いが起きてしまった
・中央大陸は五国あり東西南北の四国と中央のこの国があり、この五国の国王はGMであり国王としての監視及びそれぞれがシステムの管理もしていて王様はその一人
・指名手配とは、本来レッドプレイヤーもしくはオレンジプレイヤーをキルしてほしい人が懸賞金を出して人が近付きやすくするシステムである(尚 レッドプレイヤー同士で殺し会うこともあるとのこと)
と言うことらしい。
「それでどうする?君たち七人は指名手配の理由が不純だから解除してもいいけど?」
と聞いてくる。答えようとしたときに海人が問いかける
「解除しない場合のメリットは?ゲーマス」
「ん~、まいっか、ばらしちゃって 一応指名手配が条件のスキルとか称号があるよ」
「「マジで!?」」
「マジで」
海人だけでなく検証班さんも驚く。海人が私達を見る。理由はまぁ幼なじみだから分かる。
「解除したくない、と」
海人が申し訳なさそうに黙ってうなずく、相変わらすレアに目がない
「私はどっちでもいいけど?」
「お姉ちゃんがいいなら良黄もいいや~」
「良黄ちゃんがいいなら私も」
「一人でも解除しないならパーティー組むとしたら変わらんしな、...いいか」
「なら私も」
「まぁ、ここはお姉ちゃんが折れるべきだよね~」
海人の顔がパァっと明るくなる
「なら、解除しないでお願いします。」
「了解、後、衛兵達が迷惑かけたお詫びね」
『GMからステータスポイントが20譲渡されました』
『GMからボーナスチャレンジ挑戦権を入手しました』
「ボーナスチャレンジは一回だけこの国のお城に来れば受けれるから。それじゃね」
そう言ってGMは帰りました。これで漸く続きに戻れるね
「さて、色々会ったが改めてプレイヤーとしての自己紹介といこう」
兄ぃの発言に剣士さんと検証班さんのまだして無かったの?という視線が刺さるが気にしない。
「改めて、プレイヤーネームは白だ。近接格闘メインで筋力と生命力を重点的に強化している。所持スキルは、拳、キック、生命力向上だ。」
「よろしく兄ぃ」
「反応したから次お前な」
なんで!?心の準備がぁ、リアルだとみんな知ってるから適当でいいか。ってなったけど、いまは違うじゃん!?
「百面相してないで早くしろ」
「酷くない兄ぃ!? えぇっと あ、朱音です所持スキルは吸収、キック、後は刀、スタイルは筋力敏捷重視 で、問題ないよね?」
「問題ないよ、お姉ちゃん。このまま私行っちゃうね?良黄は良黄だよ~ 所持スキルはテイムと指揮と魅了! 魔力重点強化だよー」
「じゃ さっきラストの方だったから俺が、プレイヤーネームは灰って書いてカイな?所持スキルは大盾、頑丈向上、特殊魔法で頑丈と魔法抵抗メイン、筋力と敏捷も少し振ってる。後挑発スキルも近い内にとる積もり」
「なら次はお姉ちゃんいこうかな?、名前は葵で、双剣、罠解除、回避補正で敏捷あげて回避盾するよ~」
「じ、じゃあ私が、オレンジです。魔法使いです。水魔法と植物魔法と詠唱短縮持ちです」
「最後は私ね。翡翠よ。調合、拳銃、錬金術の3つを持ってて、器用と魔力の2極にしてるわ。」
皆のプレイスタイルが余り被ってなくて良かった~
とか思ってたら兄ぃが何か言い始めた
「さて、これからどうする?いっそ悪役ロールでもしてみるか?厄介払いとはいえPKしたのに変わりは無い、それに指名手配されたこともあるしな」
「悪役ロールってなにするの兄ぃ?」
「悪役を演じるんだよ」
「指名手配 様は賞金首だし合ってるよね。悪くないと思うよ白」
「それにゲームなんだ、楽しめるやり方すれば良いだろ、パッと見全員乗り気らしいが?」
そういわれみんなを見てみると確かに乗り気に見える
「やってみる?」
全員がうなずく
「ならやってみますか」
こうして悪役ロールをすることが決まった
これが後にとんでもないことになる始まりである
漸く次からタイトル道理になるかな?
わかんないけどね