ギルド
「ここだよ、お姉ちゃん」
「ここ?」
へぇ~ もっと分かりやすいと思ってたけど周りの景観を壊さないようになってる。運営 作り込んだね~
「とりあえず入ろ?他の皆は済ました後なんだから」
「そうだな。さっさと済まそう」
「了解」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ギルドの内装は、右側に何かのカウンターが奥へ奥へと五つ程繋がっている。正面奥の壁には色とりどりの紙が張り付けてある。左には階段があり、三人が横に並んであがるのがギリギリだろう。階段より奥には交流スペースなのか酒場と思われるエリアがあり、何人も飲んで騒いでしているが
何人かはこちらに視線を送っている、じゃなくて送っていただね。こっちに歩って来ちゃった。
しかも顔に斜めに傷、筋肉質で上裸、背中には両刃のバトルアックス...うん、ゴツいね
「どうした嬢ちゃん?ここはお前さんみたいな若い娘が来るとこじゃないぞ?そっちのちっちゃいのもママがご飯作るのをお家で待ってることだな、あんちゃんも武器も持たずに何しに来たんだい?頭ん中どうなってやがる?ん?」
そう、威圧しながら言ってくる。
「ちっちゃいのじゃないもん!良黄は良黄だもん!」
「アタシも嬢ちゃんじゃくすぐったい、アタシは朱音。よろしく?...あ、もし良黄のこと泣かせたら容赦しないからね?」
「すまん受付の人、ギルド登録はどうすればいい?」
一切効果なんてなく私と良黄は呼び方に文句をいい、兄ぃはガン無視して登録を済ませようとしている
「おぅ、三人揃って図太いじゃねえか、朱音の嬢ちゃんなんて酒場のひよっこどもが怯えてんじゃねえか、今日だけで七人も大物が来るたぁ楽しみだ、俺はここのギルドリーダーのキスカってんだ。」
「ギルドリーダー?ここで一番偉い人でいいのか?」
「ああ」
「アタシたちの登録してもらっても?」
「そりゃ無理だ、受付に頼め、道具がねぇ」
「そう、ならそうする」
「ああ、そうしてくれ。まぁ試験だなんだは無くしとく、そっちのあんちゃんもな」
「? なんだ?呼んだか?」
「お兄ちゃん、登録が簡単になったんだって」
「そうなのか、ありがたい。俺は白だ、よろしく」
「おう、よろしく。んなことよりちゃっちゃか登録して来い」
「「了解」」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「こちら受注・登録受付です。話は聞かせていただきました。本日は登録ですね?では、こちらに御名前を共通語でお書きください。」
「共通語?」
「貴女は異人ですね?でしたら自然と書けるかと。」
そうなんだ、この世界漢字無いよね?どうなるんだろ?とか考えながら朱音と書く
「アカネ様ですね?下の文字?は、そちらの文字で合ってますか?」
「はい」(えぇ、一回しか書いてないのに下に漢字、上は知らない文字でかかれてる)
「ではギルド証を発行します。その後、異人用ステータスプレートを作成しますので、少々お待ち下さい」
「あっはい」
これは時間かかりそー