TIPS4:死神とピアノ線
予告どおりアクセス解析復活まで掲載します。
新連載予定の「死神とピアノ線」です。
宜しければどうぞ〜
イギリス・イングランド北西部の都市ヴィンダミア。雨の振る冷たい夜の街を傘を片手に急ぎながら、テレサ・クリスティは孤児院の子供達のことを考えていた。
(寝相の悪いアンセルはまた毛布を蹴っ飛ばしてクシャミをしているでしょうね。アニータはエイミーのイビキがうるさくてきっと泣いてるに違いないわ。早く帰って絵本を読んであげないと。いえいえそれよりも暖炉の前に座って、コックリコックリしながら私の帰りを待ってるクローディアが泣き出す前に……)
という具合にだ。
まだ20代とは言え食の細い自分はともかく、食べ盛りの子供4人のお腹を満たすためには、彼らと一緒に菜園で育てた野菜を売るだけではとても足りないのだ。だから今夜もテレサは子供達を寝かしつけた後、暇を見つけては暖炉の前で編み上げたブランケットを篭に入れ、湖で夜釣りをしている老人や若者へニコニコと近寄っては
「ヴィンダミアの夜は冷えるでしょう。暖かい肩掛けはいかがですか?」
と声をかけていたのだった。
今日のノルマはあと一枚という所だったのだか、これ以上遅くなっては寂しがり屋のクローディアが泣き出してしまうかもしれない。そうなったらあの騒がしい子供達がドミノ倒しのように起きて来るだろう。だからテレサはワンピースの上に毛糸の肩掛けを羽織っているにも関わらず、その上に売れ残った自分の自信作を重ね、タイル張りの地面を小走りして孤児院へ急いでいたのだ。
街の外れにある孤児院まではこの大通りの先にあるブナの森を抜ければすぐなのだが、テレサはその道中に雨の音に紛れて不穏な声を聞いた。足を止めて赤レンガで出来た酒屋の方に耳を澄ます。
「……一応生きてるな。おい、かなりの上玉だぞ。どうする?」
男の声だ。
「どうするって、そんなもの犯るに決まってるじゃねーか」
もう一人も男の声だ。
「だよな。最近は淫売の姉ちゃんが馬鹿みたいに値上げしてるからな」
二人とも興奮で声が上ずっているようだ。会話の内容はやはり穏やかでない。テレサは恐怖と好奇心、そしてそれ以上の怒りを覚えてそっと覗き込んだ。するとそこにはブロンドの美しい少女が雨に打たれるがままに立ち尽くしていた。
少女はまさに人形のような顔立ちをしていた。それは目鼻立ちが端正という意味でもあれば表情がないという意味でもある。コバルトブルーの瞳は焦点が合わないまま正面のレンガ壁を見つめ、その華奢な腕にはギュっと大きなクマのヌイグルミを抱いていた。また破れのひどい黒のエプロドレスからは肌や肩が露出し、そこからは擦り傷や打撲の痕が覗いている。ひどい怪我をしているようだ。
そしてそんな彼女の前には値踏みするように見下ろす浮浪者が二人。男の一人が急くように
「お前先にやるか? それとも俺でいいか?」
肘でもう一人を突いた。
「いや同時にやろうぜ。お前が上で、俺が下だ」
ベルトを緩めながら不潔なことを言い出す男達に、テレサは吐き気にも似た嫌悪感を覚えた。だから彼女は目の前の少女がいらぬことをされないように息を吸い込み、誰もいない真っ暗な通りに向けて
「今晩は、巡査さん! こんな夜中まで本当に見回りご苦労様です!」
大声を張り上げた。直後に駆け足の音が二つ。チラリと覗き込むと遠ざかっていく二人のうち、一人が自分でズラしたパンツに足を取られてコケて”バシャッ”と路面の泥水を被った。不恰好なまま起き上がってなおも一目散に走っていく男の後姿に、テレサは軽蔑の鼻息を”フン”と鳴らした。
少女のもとに歩み寄り、テレサは自分の肩に掛かった一枚多いブランケットを彼女の肩に優しく被せた。すると焦点が定まっていなかった少女の美しい瞳がゆっくりと彼女の目を捉えた。テレサはここで”家はどうしたの?”とか”親はどうしたの?”といった間抜けな質問はしない。ちゃんとした家庭のある子供が雨の振る夜中の路地裏、傘もささずにボロボロの服を着て一人途方にくれてたりするだろうか。若くして孤児院の院長である彼女はそういう子たちが一番求めている言葉を良く知っていた。
「もう大丈夫だからね。安心していいわ」
穏やかに微笑んだ。その優しい声に安堵したのか、テレサの体温が移った暖かなブランケットのせいか、ともかく少女は眠るようにそっと目を閉じ、糸の切れた人形のように前のめりに倒れた。それを真正面でテレサが抱きとめる。冷え切った体を抱き、濡れた金色の柔らかな髪を撫でながら
「最後まで肩掛けが売れなかったのは、神様の思し召しだったのね」
テレサは神に感謝した。
「……アリスが川のほとりでボーっとしていると、タキシードを着た奇妙な白うさぎがすぐ近くを走って行きました。その白うさぎはポケットの中から懐中時計を出して
”大変だ!遅刻しちゃう!”
と独り言を言いながら何やら大急ぎです」
暖炉にくべられた薪がパチパチと爆ぜる音に目覚めると、少女は温かなベッドの中にいた。まだ朦朧とした意識の中、柔らかな枕に乗せられた頭を動かす。頭下にはレンガで組み上げられた古びた暖炉があり、中のオレンジ色の炎を揺らめかせて室内を穏やかに照らしていた。
暖炉の前には眼鏡をかけた美しい女性が揺り椅子に深く腰掛けていて、膝の上に黒髪の女の子を抱きながら絵本を読み聞かせている。
「お姉さんは一人で本を読んでばかりいて遊んでくれず、退屈だったアリスはなんだかおもしろそうだと思ってその白うさぎを追いかけて行きました」
少女はその優しそうな笑みを見て路地裏で出会った女性だと気付いた。どうやら自分をこの温かな部屋に運んでくれたらしい。少女は声をかけようと喉をコクっと鳴らした。その時だ。突然顔の上に冷たい何かが”ベチョ”っと命中して思わず
「キャッ!」
飛び起きた。慌てて払いのけるとベッドの脇に落ちたのは水に濡れたタオルだ。そしてその隣には赤毛の可愛らしい女の子が尻餅をついてこちらを見ている。青い瞳の目を丸々と開いていた。しばらくお互いに見つめ合っているとその花のつぼみの様な小さな口を開いて
「ご、ご気分は如何でしょうかマデャム」
幼い声とセリフとのギャップに少女は思わずポカンとなった。
「ほーらクローディア。お姉さん起こすからダメって言ったでしょ」
落ちたタオルとその側でひっくりかえっている洗面器を拾いながら女性はクスクスと笑った。そして少女の方に優しげな目を向けて
「脅かしてごめんなさいね。この子悪気はなかったんだけど、ちょっとそそっかしいから」
言われてクローディアと呼ばれた女の子はそっぽを向いて
「そ、そそっかしくなんかありませんわ! 私はただ傷ついたマダムにせめてもの手当てを……」
「マダムって。そこの裸のお姉さんが既婚者な訳ないじゃない」
言われて少女は身に何も纏ってない事に気付いて慌てて毛布を胸元に手繰り寄せた。
「それで英国淑女を気取るなんて創世記からやり直して作法を学ぶがいいわクローディア」
声の主は揺り椅子にチョコンと座っている黒髪を三つ編みにした女の子。大きな眼鏡をかけていて体の前でそれよりも大きな本を広げている。クローディアよりさらに年下のようだ。毒を吐かれてクローディアは両手を腰に当てて
「何よアニータ。アニータだってテレサ先生に本を読んでもらわないと夜も寝られないくせに」
舌を出した。アニータと呼ばれた黒髪の子はそれにムっとしながら
「英国児童文学の最高傑作を理解できないなんていろいろ可哀そうな子ねクローディア」
言ってズレたメガネを掛け直した。それから床を吹き終えた女性に向かって
「さー、テレサ先生。講義の続きを御願いします。一緒に不思議の国へ突撃です」
本を読んでとせがんでいる様だ。テレサ先生と呼ばれた女性は
「はいはいアニータ。でも今はお姉さんが起きたから続きはまた明日よ。もうお休みなさい。それからメガネは返してね」
脇を抱きかかえられて椅子から降ろされた。するとさっきまで言い合いしていたクローディアと手を繋いで
「仕方ないから貴方と一緒に御本を読んであげるわ。感謝なさい」
「私は別に良いわよ」
とか何とか言い合いながらも二人揃って入り口の前で
「「おやすみなさい」」
ペコリとおじぎ。それにテレサは
「おやすみなさいクローディア、アニータ」
と部屋を出て行く二人に微笑んだ。
テレサは近くの牧場主から編み物と交換してもらったチーズとミルク、それから柔らかいパンをテーブルの上に並べた。
「たくさん余ってるから食べてくれると嬉しいんだけど」
と、”シンシア”と名乗ったこのブロンドの少女に勧めた。シンシアは毛布で申し訳程度に体を隠しながらそのまま
「有難うございます。頂きます」
と口をつけ始めた。テレサは遠慮せずに食べてくれるその様子をニコニコと見守っていたが、内心ひどく心を痛めていた。眼前の少女の柔肌にはあってはならないような多数の擦り傷、切り傷、打撲痕。そしてパンを摘んでいる右手には今でこそ清潔な包帯が巻かれているのだが、連れて帰って来た時には血で黒くなった汚い布が何重にも巻かれていた。解けなかったそれをハサミで切って開いてみれば薬指と小指の爪が剥がれており、さらに指の付け根には針金のような固い糸が食い込んで血を滲ませていたのだ。
エプロンドレスという身なりからして働き場を失った使用人だろうと思っていたのだが、どうもそうではなさそうだ。けれどもテレサはもちろん事情を尋ねない。気軽に聞けそうにないことは気軽に言えないからだ。ただ彼女が話したいのなら聞くし、そうでなければこうして微笑みかけて空腹を満たしてあげればいいのだ。
シンシアは最後にコップのミルクを飲み干してテーブルに置いてから
「そうだ」
と切り出して
「私、ぬいぐるみを持っていませんでしたか?」
テレサの目を見て話しかけた。澄んだ瞳を向けられた彼女は
「ええ大丈夫よ。だけどクマさん、雨に濡れてたからほら、そこで温まってるわ」
目線の先には青リボンを首に巻いた大きなクマのぬいぐるみが、暖炉の前の椅子に窮屈そうに座っていた。それにホっと安堵の溜息をもらしたシンシア。そんな彼女と一緒にテレサはぬいぐるみを眺めながら
「ずいぶん大きなクマさんね。お名前は何ていうのかしら?」
そう尋ねるとシンシアは少し頬を染めてから
「……テノールです」
呟くように答えた。少女のはにかむような表情が可愛らしくて、テレサは
「ステキな名前。お歌が上手そうね?」
と言ってからぬいぐるみの方に手を振って
「初めましてテノール。私はテレサ・クリスティよ」
とおどけた。そこでクスリと笑ったシンシアを見て、テレサはようやく”ほっ”と溜息を吐いた。
(まだ笑うことが出来るのね、この子は)
今まで色んな子供を預かってきたテレサには、それが子供にとっていかに大切な事か良く分かっていた。だからここでようやく安堵の溜息をもらしたのだ。けれどもそれに
「あ、あのすみません。明日には出て行きますので、このまま今晩だけ……」
恐縮そうに頭を下げ始めたシンシアに、今の溜息が誤解を与えたのだと思ったテレサは
「何言ってるのよ。あなたさえ良かったらいつまでもここにいてちょうだい。私から御願いするわ」
所在なげにしてるシンシアの手を優しく握って微笑んだ。シンシアはそれにまだ
「でも、そんなことしたら娘さん達にご迷惑が……」
と俯いたのだが、今の言葉が何か嬉しかったようでテレサは
「ええ。あの子達は私の大切な子供達よ。何よりも大事でかけがえのない、本当に可愛いくて目に入れても痛くない子達なんだから」
満面の笑みを浮かべた。
それからテレサはここがヴィンダミアの外れにある孤児院であること、自分が今4人の子供を預かっていることを話した。さっきいた赤毛のクローディアや黒髪のアニータの他に、エイミー、アンセルという名前の子がいるらしい。
テレサがあまりにも楽しそうに子供の話をするので、シンシアはその幸せそうな笑顔に何度ももらい笑いしてしまった。本当に子供達は大事にされているんだろうなと。しかし同時に、彼女は自身に課せられていた薄幸な運命を振り返っていた。
テレサはシンシアの瞳の奥に陰りの色を読み取って、自分が一番最初に話そうと思っていたことをここで切り出した。
「シンシア。もしあなたさえ良かったら、あの子達のお姉さんになってもらえないかしら?」
彼女はその言葉に思わず
「え」
と小さく漏らした。テレサは揺れているコバルトブルーの瞳の色に動揺を読み取って
(やっぱり少し早すぎたかしらね)
”ん〜”と唸ってから
「まぁ、このお話は明日にしましょう。それより」
またニコニコとして
「うちの”ビッグベン”に会ってくれないかしらシンシア?」
テレサに勧められたレース刺繍の白いワンピースを着て、シンシアは彼女と一緒に孤児院のある木造の教室にいた。壁の半分くらいまで窓が取られたそこはたくさんの月明かりを呼び込んでおり、今しがた歩いてきた電気のない廊下よりも随分と明るかった。
教室には黒板、チョーク、それから長机一脚と5脚の椅子が並べられいて一応それらしくはなっている。そしてその隅には大きなグランドピアノが置かれていた。テレサはシンシアの方を見ながら
「彼がビッグ・ベンよ」
と微笑んだ。ピアノは色剥げやキズなどの痛みが見えるが、いつも手入れはされているようで埃は一つとして見当たらなかった。首都ロンドンに建てられたウェストミンスター寺院に併設する高さ90mを超える時計台”ビッグベン”。それに因んでいるのだろうか。
シンシアは前にテレサが”テノール”にしたように
「初めましてビッグ・ベン。シンシア・フリーベリです。以後お見知りおき下さい」
スカートの隅をチョンと摘んでおじぎした。その所作があまりに可愛らしくて、テレサは思わず彼女を”ギュ”っと抱きしめた。自分の”愛しい子供達”にやる悪い癖が出たのだ。突然のハプニングに固まっているシンシアに続けて
「シンシア、やっぱりあなたはあの子達のお姉さんになるべきよ!」
抱き締めたまま言った。シンシアはそれに
「あの、えっと……」
返事になってない返事をした。その言葉の詰まりの意味を確かめたくて、テレサは一度彼女を離した。そして頬を染めているシンシアの瞳に隠された”イエス”を読み取り
「天にましますお方の名前は?」
「イ、イエスです」
「決定ね!」
「ぇ」
彼女はまたシンシアを強く抱き締めた。つまり、そういうことになったのだ。
テレサはピアノ椅子に座って”ビッグベン”の鍵盤蓋を起こし、足元のペダルの位置を確認した。それからシンシアの方を向いて少し照れくさそうに
「先生あまり上手じゃないけど、これすごく良い曲よ」
前置きした。そして背筋を正してから弾き始めたのはパッヘルベルのカノンだった。
月明かりが差し込む夜の教室に美しいピアノの音色が響いていく。穏やかで優しく、そして心地よく耳に入ってくる聴きなれたこの旋律は、シンシアの心の琴線にそっと触れた。
ただ楽譜をなぞるのではなく、テレサはメロディに合わせてゆったりと体を揺らして情感を旋律に織り込んでいく。
孤児院に連れて来られた子がいつも最初の夜は寝付けないのを知っていたから、夜になると彼女はその子をこうして”ビッグベン”の前に案内し、自分の大好きなこの曲を弾いて聞かせるのだ。
最初はどんな風に声をかけても捨てられた子供に言葉は届かない。けれどもそれを何かの形で補いたくて、彼女は不器用ながらも精一杯カノンを弾き続けてきた。
だから孤児院の夜にビッグベンがこの曲を奏でると、それはここに暮らす子供達へのメッセージとなるのだ。”新しい家族が来た”と。
弾き終えてもまだ目を閉じてその余韻に浸っているシンシア。気配を感じて振り返ると教室の入り口に立っていたのはクローディア、アニータ、そしてまだ知らないブラウンのサイドテールの少女だ。髪色と同じブラウンの瞳をシンシアの方に向けている。年はシンシアと同じ、16歳くらいだろうか。テレサは椅子から立ち上がって
「クローディアとアニータにはもう会ったわね。彼女はエイミーよ」
とシンシアの方を向いて言った。するとエイミーと呼ばれた少女は
「初めまして〜」
ニッコリとした。今度はエイミーに向かって
「エイミー。この子はシンシアよ」
とテレサは紹介した。自分の番だと思ったシンシアは
「初めまして。シンシアです」
お辞儀するとエイミーは早足でシンシアの方へ歩み寄ってきた。入り口に立っている時は暗くてよく見えなかったが、シンシアのいる窓際に来て月と星の光に照らし出された彼女はとても美しかった。大きく上向きにカールしたマツゲ、パッチリとした目、ツンとした小鼻に薄く紅を塗ったような唇。思わず見とれているシンシアをキョロキョロとエイミーは見回して
「うん、100点」
そう呟いたかと思うといきなりシンシアを抱き寄せて唇を重ねようと顔を近づけてきた。突然の出来事にショック状態になっていたシンシアだがその吐息が鼻をくすぐった瞬間、我に返って慌てて後ろに飛び退いた。
「チ」
舌打ちしてるエイミーにシンシアは高鳴っている胸を隠すように抑えながら
「何するんですかエイミーさん!」
怒鳴った。顔を火照らせている彼女にエイミーは意地悪そうな笑みを浮かべて
「あ〜シンシア、僕をエイミー”さん”って呼ぶならまたキスを迫るけど良いかい?」
腕組みした。シンシアはそれに指差して
「”僕”って、もしかしてあなた……」
それにエイミーは”続きを言わないで”という具合に手をパタパタとさせて
「セクハラ発言される前に言うけど僕は女の子ですから。お生憎様」
ニっとしてからウィンクした。
「エイミー、悪戯が過ぎますよ。それからアンセルはどうしたの?」
とテレサが聞けば親指でクイクイと教室の外、孤児院の一部屋を指して
「アンセルなら相変わらず寝室でスヤスヤ寝てますよ。ここ来た初日から相変わらずですね」
”フフフ”と笑った。これがシンシアが数少ない”家族”と称する、かけがえのない仲間達との出会いだった。
第1話:「テノールとビッグベン」より
こんな感じです。いかがでしょうか、
と言ってもまだ筋らしい筋出てませんね(爆)
私としてはもともと三人称ヘボ作家なので書きやすかったです。むしろ桜花学園のような1人称なんかは
脳内に”京太郎モード”というアプリケーションを
立ち上げてからじゃないと執筆できません(爆)
そういう意味では一人称は苦手ですね;
ただ今回は勉強やスキルアップといことで挑戦してます。
つまり無一文は本来、こっち派です。
改行や字下げ、場面転換のスタイルも違うのですが
お気づきいただけましたか??
本来は他作品を別作品の最中に入れるのはご法度ですが
世界と登場人物はリンクしてるので
TIPSと考えて頂いても全く問題ありません。
TIPS4:「テノールとビッグベン」でもOKです。
なんせシンシアちゃんもミユキルートの重要キャラですから^^
あとマリサルートでエイミーちゃん出るし(誤爆)
一応の公約ではあとミィちゃん、マリサでおしまいですが
私事が片付いて余裕が出たら
美月ちゃん、ミキさん、桃ちゃんルートなんかも
書いていこうかなと考えてます。
私的には桃ちゃんとか面白いと思います。
デレ期のギャップは最高峰に位置するかと。
皆さんギャップ萌えは大事ですよね?(え)
まぁそういうことで。
次回は平常どおり第7話を投稿します。
ではまた。