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第6話:脅迫状

 「たたたたたた大変です兄さん起きて下さいモーニンモーニン!!」

早朝午前5時。(ユメ)(ウツツ)をフラフラしてる俺の寝室の前では義妹が騒いでいるようだ。いつもならお兄ちゃんにオンマさんのようにまたがりつつ可愛くてカオスな歌を口ずさみ、元気良く朝をお知らせするミィちゃんがお部屋の外で”モーニンモーニン”するなんてそれ確かに非常……

「お姉様とトラックが正面衝突して大怪我しました〜!!」

事態にも程があるよ!?!? 

「いったい何があったんだい!?」

瞬く間に眠気が吹き飛んだ俺はマッハで着替えて部屋を脱兎のごとく飛び出した! そしてミユキ先輩の容体を確認すべく大慌てしてるミィちゃんの肩を掴もうとして

「運転手さんが意識不明です!」

そのまま階段を転げ落ちた! キッチンで肉体的にも精神的にも立ち上がれなくなってると

「38点です。おはようございます京太郎。今日は午後から天気が崩れそうなので折り畳みをカバンに入れておいて下さい」

既に席に着いてるセーラーのミキさんがいつもの天気予報。あとズッコケの採点も。

「泣きそうな点数ありがとうミキさん、今の別に狙ってないからね」

床に這いつくばったまま答える俺に艶っぽく微笑んでから、お皿の上で湯気をあげてるソーセージに

「フンフンフンフ〜」

水飴をお掛けになりました。そこで”見慣れないものが目の前をヒラヒラしてるぞ?”と思って顔をあげると何故か俺の椅子の背もたれには美しい黒髪が流れていて……

「ミキ。それではせっかくミヤコが作った料理が台無しじゃないか」

普通にミユキ先輩でした。ミキさんはそれにフっとまた微笑んで

従姉(ネェ)さん。可愛い妹が作ってくれた料理だからこそ、こうして心のこもった最上級の食べ方をするのが礼儀というものじゃありませんか?」

その赤い瞳を流した。ユキたんはそれに同じく流し目を返しつつ

「いや、私は出されたものは手を加えずそのままの味で食べるのが礼儀だと思うぞ」

とのお返事。断りもなく(ヒト)(メシ)を食うのは礼儀としてどうなのでしょうね。そんなキョウタロウ君の前で揺れている髪が右腕でサラサラサラと流されました。交通事故にあっても髪はツヤツヤお手入れ万全。お姉様はそれからお皿のソーセージにサックリとフォークを刺して口元に運んでモグモグ。そのまま足元でミイラ化してる俺に振り返って

「おはよう後宮。さっきから何が嬉しくて床に寝てるんだ? あまり良い趣味とは言えないな」

ここって俺キレてもいいとこだよね? 

「おはようございます園田先輩。別に板の間の寝心地に目覚めた訳じゃありません」

俺の返答に頷きながら

「それは良かった。朝から階段を楽しそうに飛び降りてくるから何事かと思ったじゃないか。全く人騒がせなヤツだな」

どの口で言うよ? ムクリと起き上がると俺の方に皿とフォークを添えて

「食べるか後宮?」

スっと差し出されました。言いたいことも聞きたいことも山ほどあるけどともかくそれを受け取って

「何で先輩が俺の家で朝飯食べてるんですか? トラックに()ねられたなら100歩譲っても病院でしょ」

聞けばそれにお姉様は可愛くニッコリとして

「体育会系だろ?」

「関係ないですね」

突っ込みつつお隣に椅子を持ってきて

「失礼します」

座った。そんな俺にいつものように流し目しながら

「なに、たまたま通りすがったんだ」

仰いました。ロケーション的にも”たまたま通り”すがれないと思うんだ。お上品にコーヒーを(スス)ってるお姉様に俺は2度目の溜息を吐いて

「うそつきは泥棒の始まりって知ってます?」

遠回しに言ってみた。するとミユキ先輩はコーヒーカップを置いてムっと腕組みして

「やっぱりソーセージのことか。悪かったな。後で私が買ってやるさ」

スネてるユキたん可愛いな、っていやいやそっちじゃないから。それでも優しいキョウタロウ君は

「そんなセコくないですよ俺は。どうぞ卵ももらって下さい」

お皿を返した。そこにマリリンが階段を降りて来て

「あ、園田先輩おはようございます」

「なんでお前はこの事態をナチュラルに受け止められるわけ?」

 ミィちゃんがすぐに朝食一人前追加してくれたので、俺の前には焼きたてのソーセージとスクランブルエッグ、コーンスープ、それからポテトサラダにトースト、コーヒーというなかなかリッチな料理が並んだ。ミユキ先輩がチラチラとソーセージを気にしてるからお皿に一本あげました。ま、それは置いといて、お姉様がここにやって来た本当の理由。それは……

「実はこんなものが家に届いてな」

ミユキ先輩はフォークに刺したソーセージをかじりながらテーブルに一枚の手紙を広げた。皆で顔を寄せてそれを覗き込む。えっとなになに……。

”予告。以下に記された方々、不本意ながらも止むを得ずその命を頂戴致します。悪しからず”

だ。これって……

「脅迫状じゃない」

マリサが呟いた。そして手紙の最後にリストアップされているのはミユキ先輩、ミィちゃん、マリサ、ミキさん、美月ちゃん、桃ちゃん、ミカちゃん、それから学園長のママに、俺だ。そして最後に”園田家の命”と書かれている。随分人数が多いな。これミヤコシスターズ全員入ってるじゃないか。それに最後の”園田家の命”って何だろうか。漠然としていて今ひとつピンと来ないな、と首を傾げて

「っていうか俺も!?」

自分の名前が入ってることに今更驚いた。それにミユキ先輩は制定カバンの中をゴソゴソとしながら

「今朝、お前の玄関にも同じものが落ちてたぞ」

また手紙を取り出して広げた。そこにも同じ内容、文面で殺人予告が書かれてあった。それにミィちゃんが身を乗り出して

「お姉様の名前が今度はないですね、レッツシー」

言いながら指で押さえた手紙の最後、そこには確かに”園田美雪”の名前はない。文章の内容からして手紙の差出人は同じはずだ。書き漏らしたのだろうか? いやそうじゃなくて……チラっとお姉様の顔を見るとコクンと頷いて

「この手紙をお前達が受け取る頃には、”私は既に死んでいる”はずだったのだろう」

だから予告リストから外されたという考え方も出来る。”トラックで刎ねられた”。これはミユキ先輩だから笑い話のような格好で済んだが、俺や美月ちゃんみたいな一般人だったら間違いなく……。

「つまりこれは悪戯(イタズラ)でもただの脅しでもない、ということですね」

ミキさんはアゴに手を当てて目を細める。ミユキ先輩は皆の表情に一通り目をやってから

「ここも見て欲しい」

手紙を裏返した。そこにはハッキリと大きく”神条会”と書かれてあった。それに俺とミィちゃんが顔を見合わせる。神条って、あのボンボンがいたマフィア集団じゃないか。いきなり正体暴露とかオツム弱すぎるだろ。通報決定! そう突っ込もうとした俺とは正反対に

「なかなかお利口なことするじゃない」

マリサがテールの片方を流した。”へ”とか間抜けフェイスになってる俺の顔に青い瞳を向けて

「まさかキョウ。この手紙だけで警察があの連中を捕まえてくれるなんて思ってないでしょうね?」

俺はそれに

「いや、流石にいきなり逮捕とまではいかなくても目を光らせるくらいはしてくれるんじゃないか……」

と腕組みしてる俺の鼻を人差し指でグジっと押しながら

「あの神条財閥がやってる”神条会”と、この手紙の”神条会”が同一だっていう証拠、どこにあるのよ」

そう言われたら”ない”としか答えられない、が、マリサは今しがた自分で言ったことを否定するように

「俺が断言するわ。間違いなく神条会の仕業よこのヤリ口」

汚いものでも見るような目つきで手紙を見ながら言った。続けて

「犯人は分かってるけどソイツだという証拠がない。民間人を(オド)すにはこれが一番効果的なのよ。”こんな辛い目にあうくらいならと○○組に上納金払った方がマシだ”って。脅迫の目的が要求なら誰の仕業か分ってないとダメでしょ」

とやや苛立ちを込めて言った。ミキさんが頷きながら

「被害者はまず警察を頼りにするでしょうね。ただし警察はあくまで法律と証拠に基づいて動くものです。捜査の口実になるようなシッポを捕まえるか、あるいは足掛かりになる事件でも起きない限り手は出せません。そしてそういうところで下手を打たないからこそのプロなんでしょうね」

呟くように言った。それにミィちゃんが

「えっと、どういうことですか? レットミーノウ」

 二人がミィちゃんに説明した理屈はこうだ。まず加害者は被害者に自分が犯人だとハッキリ分る形で脅迫する。脅された被害者は当然、警察に助けを求める。”これだけ相手が分りきってるなら早期解決だろう”みたいな期待も込めて。しかしそれは加害者も予想済みで、”黒幕がそいつだという証拠がない”と警察に冷たくあしらわれるのを影でほくそ笑みながら見ているわけだ。そしてそのまま脅迫を続け、”脅迫は終わらない。警察も動いてくれない。もうダメだ”と被害者がホトホト参ったという頃合を見計らい、”金を寄越せばこんな辛い目はもう終わるよ”と暗に伝えるのだ。弱みに付け込むとはまさにこのこと。被害者はそれが救いの手だと錯覚してお金を払ってしまう。こういう仕組みなわけだ。マリサが手紙を手に取りながら

「だからこれを持って警察署に駆け込んでも、ただの”嫌がらせの手紙”以上のものにはならないわね。不幸の手紙と同レベルよ」

ガッカリと肩を落とすミィちゃん。さらにミキさんが

「脅迫しているのをうまく現行犯で捕まえても次の脅迫が始まるだけです。組織ぐるみなわけですから。それから捕まえた犯人も絶対に自白しません。そのことが分ると被害者はますます精神的に追い込まれるわけです。”せっかく解決したと思ったのに”と」

またまたガッカリと肩を落とすミィちゃん。その頭をお姉様がヨシヨシと撫でながら

「私が襲われたのを足掛かりにしようと思ったのだが、通報してやって来た警察に()ねられたと言っても信じてもらえなくてな。結局は脇見運転してて電信柱に激突したことになってしまった。運転手に口を割らせようと思ったが引き摺り出した時には目を回していたからな。お手上げだ」

呆れるように笑った。そりゃ運転手が大怪我する勢いでトラックに刎ねられてピンピンしてる女子高生とか普通いないもんね。ミキさんは制定カバンからキャンディを取り出して皆の前に10個ずつくらい並べながら

「例え運転手に意識があっても、絶対に正直には言わなかったと思いますよ。言えば今度は彼が黒幕に狙われるでしょうから」

そう言って溜息を吐いた。裏社会のルールなんだろうね。

 しばらく配られたキャンディを全員でモゴモゴするというシュールな時間を過ごしていると

”ピンポーン”

インターフォンがなった。出ようと席を立つとミユキ先輩がスっと手を差し出して制止、”なんでしょうか?”という具合に見てる俺に流し目して

「私が出よう」

立ち上がって髪をサラサラサラと腕で流した。そんなお姉様の左手には名刀月下美人。ついに我が家に危険物か持ち込まれました。御先祖様ごめんなさい。

「念のためお前達は下っていてくれ」

そう残してから玄関の方へ歩いていくお姉様。キッチンから仲良く顔を出して(ノゾ)く俺達の前で扉をガチャリと開けると、そこに立っていた女の子にミユキ先輩はちょっとビックリ、でもすぐに

「シンシアじゃないか」

クールな笑顔を浮かべた。それにペコっと頭を下げたのは相変わらずゴシックなエプロンドレスが似合ってるブロンドの美少女、シンシアちゃんだ。天使のような微笑を浮かべて

「おはようございますミユキさん」

再びおじぎ。それから今度は柱の影からニョキっと顔を出してる俺達にも

「おはようございます皆さん」

両手を体の前でキチンと組んでおじぎした。

 ともかく彼女を家にあげてキッチンへ案内し

「あ、あのお構いなく」

とか恐縮そうにしてるシンシアちゃんにミィちゃんがコーヒーを、ミキさんがキャンディでおもてなし。何となく妙な付けあわせだ。出されたキャンディを律儀に口に含んでモゴモゴしてるシュールなシンシアちゃん。弾けるキャンディのようで口の中でパチパチ言ってるのがさらにシュール。ともかく用向きを伺って見ればある意味予想通りで、お隣の八雲邸にも同じような手紙が届いていたというものだった。そして広げて見せてくれた手紙にはやはり同じ文面の殺人予告だ。今度のリストに名前がなかったのはミィちゃんで、それにお姉様は

「私ならともかく、ミヤコに手を出してくるなら今度は生きて返さないがな」

目を細めて怖いこと仰いました。それに

「それはもう大丈夫です」

とシンシアちゃんが断ってから説明を始めたのは、何と”刺客”を捕まえたというのだ。これには皆ビックリだ。

「百聞は一見にしかずですね」

ということで彼女がスカートから無造作に取り出してゴトンとテーブルの上に置いたのは

「け、拳銃!?」

思わずミィちゃんが声をあげた。キョウタロウ君は絶句。エアガンとは明らかに質感の異なる金属の禍々しい真っ黒なピストルだった。シンシアちゃんは銃を見ながら

「M92F。イタリアの(ピエトロ)(ベレッタ)社が開発したセミオートマティックピストルです。世界各国幅広く使われていて米軍も正式採用しています。弾はオーソドックスな9mmパラベラム。中国製のコピーも多いですが、これは正規品です」

解説してくれました。それからコバルトブルーの瞳を俺の方に向けて

「昨日から執拗にこの辺りをウロウロしてるお兄さんがいたので、ちょっと声をかけさせてもらいました。そしたらこれを持っていたわけです」

恐ろしいことこの上ないな。

「幹部クラスならともかく、末端の下手(ゲシュ)(ニン)にこれだけのものを与えられる組織は日本にそう多くありません。これだけでも中々の情報量です」

シンシアちゃんはそれを手にとってまたスルっとスカートの中にしまった。絶対領域の中でどんな風に格納されてるのかちょっと気になるな。ミィちゃんが身を乗り出して

「それでどうしたのですか? その人は?」

尋ねるとそれにニコリとして

「他にもお伺いしたいことがあったのでたくさん教えて頂きました。仲間が潜伏してる場所とか、バックに神条会がいるとか、脅迫状に記されたリストの順番に殺していくとか、後はこれらのことを話せば刑務所に入っても鉄砲玉を送り込んで刺殺されるとか、ですね」

サラっと恐ろしいこと仰いました。俺は恐る恐る、でも好奇心に負けて

「いったいどうやって白状させたんですかそんなこと?」

聞くとシンシアちゃんは天使のような笑顔を向けて

「彼の目のフチに人差し指を引っ掛けながら路地裏に連れ込んで

”両手両足の指を切り取って口に詰め込んで糸で縫い合わされたくなかったら吐きなさい坊や”

と口の中に45口径の”冷たい飲み物”をご奉仕したら失禁しながら教えて下さいました」

それ、俺がやられたらベッド下の秘蔵の3冊目のタイトルでも暴露しちゃうね。さらには

「それから今日中に自首しなかったら明日の朝刊に”首吊り自殺カッコハテナ”な記事が追加されることも申し上げておきました。たぶん彼についてはもう心配はないでしょうね」

石化してる俺とミィちゃんにシンシアちゃんはウィンク。今時のメイドさんはこんな特殊機能が実装されてるのでしょうか。それから彼女はマリサの方を見て

「そのことについてですがお嬢様。この件が落着するまでの間、本日からお屋敷の方から通学されるよう御願いします」

切り出すとツインテールはまるで条件反射のように

「いやよ」

即答。シンシアちゃんはそれに頭を下げながら

「これは旦那様の言いつけです。どうかお守り下さいお嬢様」

「絶対に嫌よ」

全くもって聞く耳を持たないマリリン。俺知ってるけどさ、マリサがこうやって腕組みしてそっぽ向いたら絶対に言うこと聞かないんだよね。お世話役のシンシアちゃんならそのこと良く分ってると思うけど。まぁ、だからこうして肩を落としているんだろうな。ていうか家は隣同士なんだから大差ないと思うけどな? 俺はマリサと同じように腕組みして

「遊びに来たかったらいつでも来れるじゃないか。パパの言うことは聞くもんだぞ?」

「いやよ」

即答されました。チラっと見ればシンシアちゃんがオロオロしてる。

「ほら、シンシアちゃんが困ってるじゃないかマリサ。素直に言うこと聞いてあげないと彼女だって……」

「いや」

やはり聞く耳を持っておられません。

「マ〜リリン」

「いやよ」

攻略難しそうだな。

「キスしようか?」

「イエスよ」

冗談です。分ってます。ツインテールのルートでやれや、でしょ。俺はあれこれと思案してから”やっぱりあれしかないか”と頭を掻いて

「なぁマリサ……」

ポンポンとその肩を叩いた。でもマリサは何を言っても全面拒否の意思としてそっぽを向いたまま

「何よキョウ」

素っ気なかった。そこで俺はコナミコマンド並の裏技を発動。マリサの耳元に口を寄せて”ボソボソボソ”。すると100万ドルの笑顔で

「了解しましてよアナタ。シンシア行くわよ」

あまりの変貌振りに目を丸々と開いているシンシアちゃん。そして”私にも”という感じで耳を出してきて……ああ、セクシーなウナジ、とかいらん事考えるのは止めて、俺はシンシアちゃんの耳に向かって

「”お前のルートで結婚ネタ入れてやる”って言いました」

「それ本当ですか?」

シンシアちゃんの青い瞳に向かってクールなスマイルを浮かべた。君達、キョウタロウ君は結婚ネタとは言っても結婚するとは言ってないよね? (クダン)のルートになって俺が妖怪猫かぶりツインテールに撲殺されそうになったら弁護宜しく、マジで。

 ともかくこうして同居メンバーからマリリンが離脱することとなったのだ。ああ、泣かないでミィちゃん。ネタバレになるけどあと数日でお姉様が同居するから。 

推敲作業をまた後ほど行いますがひとまず投稿です。

同居後は武神の手料理が炸裂ですよ皆様。

キョウタロウ君がいかに生き残るかが見所ですね(違)


それから次回、試験的に

「死神とピアノ線」

の1話をここ、次話として投稿いたします。

宜しければ御覧くださいませ。

掲載期間は次の”第7話”投稿もしくは

アクセス解析復活までの間です。

その後は削除します。別作品ですので。

アクセス数がカウントされてない今なら

こういうのもありかなと思いまして^^

ちなみに視点は3人称です。

雰囲気もコメディではなくシリアス&ダーク。

そしてこのままだとグロ注意&18禁ですね。

性描写入るでしょう。

ただ第1話はここに掲載するものですから

年齢制限や警告も必要のない内容になってます。

あとこの作品は

「無一文って本当はどんなもの書いてるの?」

という質問の答えに、一番マッチしている小説になると思います。

最後にこの小説は当分、投稿、連載は致しません。

というのは舞台が海外なのでプロットが打ち終わっても

下調べにかなり時間がかかり、更新が不定期になるからです。

だから完結後に投稿を行います。

ただ執筆のオンラインバックアップをブログに取っていきますので、

ネタバレOKという方はそちらをのぞいて頂ければ

試作かつ不定期ながら先に続きが御覧になれます。

ただし年齢認証は致しますので

その点はご注意下さいませ。

それでは引き続き、本拙作をお楽しみ下さいませ〜

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