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ルートミユキ1の10:真実

「もー!! あっちに行ってよ!」

 ヒステリックな声と発砲音。

「こっちに来ないで!」

 ツアーガイドのお姉さんがバス後方に空いた穴から外に向けて絶賛威嚇射撃実施中。

 忘れてたけどここは恐竜のいるステキ施設だったよね。

「番号どこだ番号は! 非常用電源への切り替え手順は……あ~くそ!」

 運転手さんもやや発狂気味に電話帳並みに分厚いマニュアルをパタパタやってます。

 備えあれば憂いなしとは言うものの、それを使う人間がしっかり対応できないとダメな事例。

「軽い捻挫(ネンザ)だ。骨は折れてない」

 乗り合わせた女性の腕に布を巻いてるのはミユキ先輩。

「しばらくは水筒の水でアイシングの代わりをしよう。1時間半後にはまたタオルを冷やして交換を。患部の圧迫も忘れずに」

「あ、ありがとうございます本当に」

 ペコっと頭を下げる女性にお姉様は頷いてから俺の方を見て

「こっちはだいたい終わったぞ。そっちはどうだ京太郎」

 そんな俺はわんぱく少年の鼻っ柱に傷テープをペタっと張って

「もう少しです。……よし。なかなかイケメンになったぞ少年」

 頭を撫でてみる。なんだかんだで重症患者いなくて助かったよ。

 安堵のため息ついてる京太郎君に少年は満面の笑みで

「ありがとうマネージャーさん!」

 悪意のない一言がすごく傷つく今日この頃。



「……そしてシンシアから取り出した特殊なテロメラーゼ酵素を元に生成された増強剤、通称”死神の命”は動物実験を経て被験者クローディアに静脈注射による投与がなされ、拒否反応なく適合」

 利恵は手にした書類をめくりながら淡々と今回の陰謀を暴いていく。

「次に日本で出土した恐竜のDNAを元に再生された属名ティラノサウルスの飼料へそれを混入し、経口投与。これも拒否反応なく適合」

 これらは全てシンシアを通じ、あるいは自らが”桜花”という暗殺者兼脅迫者を名乗って施設内から得た情報だ。

「広範囲で安全性が実証された”死神の命”は未入手未検証の”園田の命”より高く評価され、またその入手も困難であるため断念」

 ページをめくる。

「それよりも手元にある”死神の命”を唯一のサンプルとして価値を高めることに方針を換え……」

 利恵はそこで目線を分厚い紙の束からあげて

「”園田の命”あるいは”死神の命”を体内に宿した被・脅迫者達、つまり園田家、早乙女家、クローディアの事故死を計る……と」

 メガネを外して胸ポケットにしまう。

「最後のところは私のアドリブだけど、だいたいこんなところかしら博士?」

 問いかけた相手はシンシアに後ろから拘束されているクリスティだ。

 彼女は口端を少し吊り上げ

「情報収集能力に加えて処理・分析能力も相当なものね。頭にスーパーコンピュータでも入ってるのかしら? ウチで働いてみない?」

 その笑みにはまだ余裕があった。利恵はそれにウィンクして

「お褒めの言葉ありがとう。でも私アメリカンジョークは分からないのよ。それじゃぁ……」

 腕時計を確認し

「午後6時40分。現行犯逮捕ね。罪状全部語ると長いので以下省略ってこ」

「フフフ」

 感情のない笑い声。クリスティはその時頭を下げていたので表情を伺う事が出来なかった。

「ハハハ」

 肩を揺すって笑う。利恵は黙ってその意味を探る。

「あはははは!」

 ブロンドの髪を揺らしながらその顔があがり、先ほどの余裕がその意味を現した。

「私がいつまでもあんなカメラの小細工に動揺してたと思うの!? タンクの時限爆弾一つ見落としてバスが動けなくなってること忘れてない!?」

 余裕と言うよりむしろその散大した瞳には狂気の色が現れていた。

「あと10分もしないうちに肉食恐竜の檻が全て開くわ! そしたら宴の始まりよ! 飢えた恐竜達の!」

 クリスティは声を張り上げる。

「何も変わらないわ! 事故死の原因がバスのメンテナンス不良からセキュリティ設備の故障に変わるだけよ! 貴方達は結局また大切なものを失うのよ!」

 息巻いてるクリスティとは対照的に利恵とシンシアはキョトンと目を見合わせる。

 何なのだこの反応は。理解できない。

 さらにシンシアは肩をすくめて

「故障するバスに杜撰(ズサン)なセキュリティ管理ですか。ハイテクとか言いながらなんだかオンボロですねここの設備」

 呆れたように首を左右に振り

「神条会、出資を渋り過ぎたんじゃないでしょうか?」

 わざとらしく利恵に向けて首を傾げる。クリスティは理解できない。

 何を言ってるんだシンシアは。たった今自分が話したことの意味を理解しているのだろうか。

 肉食恐竜の檻が開けられるというその意味を。

「そうね」

 そしてこの桜花学園の校長であり検察庁所属とかいう得体の知れない女もまるで分っていないようだ。笑っている。

「もしかしてミユキのために大きな豪邸でも建てて無一文(オケラ)になったんじゃないかしら? 日本は地価高いから。フフフ」

 そうして笑いあってる。いったい何なんだこの二人は。

 クリスティは怒りよりむしろ

「何訳のわからないこと言ってるの! あなたの娘や生徒や守るべき妹が! 命の危機に晒されてるのにどうして!」

 恐怖に任せて怒鳴り声をあげた。

 また利恵とシンシアが目を見合わせる。それから同時に溜息を吐いてから二人はまた同時に

「「うちの娘達(お嬢様)は”ハ虫類如き”にやられる程ヤワじゃないわ」」

 


「うちがバスの正面。マリィとミィミィは左側面。ほんで姉貴は右側面頼むわ。美月はそのままお客の手当続けといて」

 日も沈んでその濃さを一層増した密林。マリサ達の乗るバス1号車もまた燃料タンクの大破により煙をあげて横転していた。

 威嚇用ショットガンに震える手で弾を込めようとするツアーガイドに桃花は手を伸ばし

「姉ちゃん。そんだけ銃身曲がったらもう無理やで。やめとき」

 銃を取り上げてから針金のようにグニャリと曲げて窓から投げ捨てた。

 ブラキオサウルスとの綱引きで起きた一件を夢幻と片づけてようやく冷静さを取り戻したのに、また頭が真っ白になる。

「事故のショックで不本意ながら元に戻ってしまいましたが」

 原型を留めていないバス降り口の扉の前

「この場合は不幸中の幸いと言うんでしょうか」

 黒スーツに身を包んだショートヘアーの少女がギリっと黒の手袋をハメ

蛇神(オロチ)恐竜(レックス)どっちが強いのか」

 瞳の色を栗色から紅色に変え

「多少興味がありますね」

 艶っぽい笑みを浮かべてからまるでアルミ拍でも剥ぐように金属の扉を引き裂いた。

 そのあり得ない光景に付近の乗客達が言葉を失う中、ミキは首を左右に”コキコキ”と鳴らしてから暗緑色の草原へ降り立つ。

 直後に茂みの作った暗がりからオレンジの光がいくつも瞬いた。そしてザラつきのある唸り声。

 バス内の空気が凍てつく。しかし当の彼女だけは薄っすらと笑みを浮かべる。

「助かりたいなら私からは逃げなさい」

 袖から引き抜かれたのは二本の黒いバトン

「私は姉や妹のように優しくはなく」

 バトンの先から白銀の刃が飛び出してその身をダガーナイフへと換える。

「露ほどの躊躇いもなく貴方達を挽肉に変えます」

 動物としての危機感か本能か、敏感に”生物としての格の違い”を感じることが出来た数頭が姿を消す。

「初代はミユキ従姉(ネェ)に折られてしまいましたが、この子達は末永く活躍してくれることを祈りましょう」

 それを構える彼女の瞳はさらに赤みを増した。


 -バス左側面-


「それじゃぁ私がオフェンスで姉さんがディフェンスでお願いします」

 ミヤコはマリサの返事も待たずに茂みに飛び込んで行った。

「もう! ミヤコちゃん勝手に行動しない!」

 バスから飛び降りたマリサの呼びかけに返事はなく、代わりに打ち鳴らされたムチのような破裂音がすぐさま答えとなって返って来た。

 続けざまに響く音速の壁を破る音に乗客たちはバスから一斉に身を乗り出した。そして目の当たりにした光景に

「うそだろ……」

 口に出したのは一人だけ。しかし全員が頭の中で同じ意味の言葉を呟いていた。

 複数の人間が同じ光景を見て同じ一つの思いを共有する。

 つまりそれは(ウソ)ではないということ。

 獰猛と言う言葉ではとても形容できないディノニクス、その群れがたった一人の少女に文字通り一蹴で宙に舞っている。

「可哀そうなのでちょっと加減しますね」 

 聞き違え出ないなら少女は”手加減”と言った。”可哀そう”だと言った。

 襲いかかるツメやキバをブラウンの髪を(ナビ)かせてチーターよりも早くしなやかな動きでかわし

「ごめんね」

 水銀よりも重く、鞭よりもしなった一蹴りが襲いかかった。

「一頭来たぞ!」

 乗客の声。ミヤコの防衛ラインを抜けて来たディノニクスがバスに向けて風のような速さで駆けていた。

 瞬く間に距離が詰まりバスまで後数メートルというところ。

 しかしその一頭は急に向きを変え、その琥珀に入った亀裂のような目をある方角へ向けた。その先にはあろうことかバス外に身を置くもう一人の少女。

 そこに向けて抉る程の勢いで大地を蹴って飛び掛る。数メートルの驚異的な跳躍。粘性のある鋭いキバが露わになって少女の首へと襲い掛かる。乗客たちの悲鳴。


「ハズレクジよ。おやすみなさい」


 一瞬の明滅。地響きと爆音。立ち上る白煙。


 吹き飛んだディノニクスは群れをドミノのように巻き込んで押し倒した。

 静寂と絶句の中、正拳の型を取っているマリサは煙の元となっている拳をゆっくりと引き戻し、地響きの元となった軸足を弛緩(シカン)させる。

 状況の把握が出来ていない乗客たちが見守る中、彼女は落としていた腰をあげてテールの片方を手でゆるりと流した。

「空手に先手なしなら後の先を取るまで。ん~(カウンター)(ストライク)は武道のロマンよね」

 しばらくウットリと頬を染めていたものの、自分の置かれた状況を彼女なりに解釈したマリサは慌てて咳払いし、100万ドルの笑顔をバスに向けて

「まぐれですわ」

 星が瞬くほどの可憐なウィンク。

「「「「ですよねー!!」」」

 八雲様ファンクラブ会員増加。

 マリサは体勢と陣形を整えつつあるディノニクスの群れに青い瞳を流し

「あら。”まぐれ”で足りないなら」

 再び腰を落とし、

「次は”奇跡”を御覧に入れてさしあげましょう」

 右手を引き絞って脇に張りを作る。

「それでは遠慮なさらず」

 指をゆっくりと織り込んでダイヤの硬度を超える凶器(セイケン)を作り上げ

「京太郎さんの代わりにオシオキして欲しい方はいらして?」

 微笑んだ。

「キョウ君理不尽ね」

 この光景に美月だけが笑っていた。


-バス正面-


 もしも桃花が”射”の型を取っていなければ、手にしたそれはただの金属の塊にしか見えなかっただろう。

 (ツル)に見立てて引き絞られているのは(ケージ)につけられていた金属ワイヤー。

「風も落差もお構いなし。距離は600m適当なとこにブチかますで」

 弓と見立てて握られていたのは檻の骨組み。強度はビルの鉄骨に相当すると言われたそれが”素手で引きちぎられて”出来た鉄塊。

 そんなものが歪な音を立ててまるで小枝のように”しなっている”。

 おおよそ弓とは言えない、むしろ攻城兵器バリスタと言うべきそれの矢とされたのは首根っこを鷲掴みにされてもがいている……

「ディノニクスかよ……」

 呟いてから思わず無線を落とした運転手。

 小麦色の凛とした美少女は自分の倍はある恐竜(ソレ)を、まるで子供がカマキリでも摘まむように軽々と掴んでワイヤーに(ツガ)えている。

 桃花は目を細めて

「恐竜は鳥に進化するんやったな確か」

 万力のような力で締め付けられている肉食恐竜が悲鳴にも似た咆哮を撒き散らす。

「ほな。今のうちから飛び慣れときや」

 はち切れそうになっていたワイヤーが一気に解放される。

 その様は”射られた”ではなく”弾かれた”と言い表す方が正しかった。

 一瞬にして視界から消失したディノニクスはまるでステージの上で行われるマジックショーと似ていた。

 それを不思議に思うまもなく襲いかかってきた新たなキバ。桃花はそれをあっさりとかわし

「2本目行くで」

 その右手がまるで大蛇のように襲い掛かってディノニクスの首を喰らうように掴む。そして逃さない。

 次に金属ワイヤーと鉄骨の(シナ)る重々しい音が響く。

 もう一度あの”マジック”を見ようと乗客たちが見守る。最高のショーだと思わんかね。

 桃花はそれを横目で確認するとニヤっと笑い

「それでは産地特送特急便。生物(ナマモノ)ですので早めにお召し上がり下さい」

 二頭目が消えた。

「怪奇現象! 空飛ぶ化けトカゲ!」

 三頭目が消えた。

「バルス!」

 四頭目が消えた。

「飛べない豚はただの豚さ」

 五頭目が消えた。

「かめは○波ー!」

 六頭目が消えた。

「見ろ恐竜がゴミのようだ!」

 七頭目が消えた。

「フ○エの極みッアー!」

 そのまま何かのネタに迷走していった。



「……ウソよ」

 クリスティは子犬でもいなすようにディノニクス達をもてあそぶ少女達の姿に絶句すら出来ずに呟いた。

 特捜の女がPCを操作し、モニターに表示させたこの隠しカメラの映像は本物だろうか。また何か騙されているんじゃないだろうか。

 あの時の変装みたいに。シンシアが騙したように。裏切ったように。あの時のトリックみたいに。そうだ。きっとそうに違いない。

 これは……

「特撮? SF? ファンタジー? フルCG?」

 クリスティの妄言に失笑しながら

「あなたの指示通りに操作したわよ?」

 利恵は現実逃避出来ない事実を突き付ける。

 話は聞いていた。彼女達が人間離れした強さを持っているという情報は事前に入手していた。

 だけどこれはおかしい。あまりにおかしい。いや待て

「そうだ! 2、2号車の映像に回して! パスは”******”よ! そっちには今頃レイチェルが!」

 利恵はメガネのツルをクイと押し上げてからキーボードを操作し、言われたパスワードを打ち込んでエンターキーを2度押す。

 クリスティは表示された映像を食らいつくように睨み、そこに表示された光景に今度こそ言葉を失った。

 すっかり力を失った彼女にもはや抵抗する力は微塵もなかった。

 それを読み取ったシンシアはクリスティを解放し、彼女はそのまま崩れるように机に両手を着いた。

 その魂の抜けたような様子とモニターの映像を見比べてシンシアは

「もちろんこれはフィクションじゃありません。ではお約束の”告知”を……」

 意味深に微笑みながら利恵の方を見て


「ワイヤー使いません」


 シンシアは自身の黒手袋からキラキラと光るピアノ線を伸ばしてウィンク。

 利恵もそれにウィンクで応えてからコンコンとPCモニターを叩いて首を横に振る。


「CG使えません」


 調子を合わせて来た彼女にシンシアはゆっくりと目を閉じ、かつて桜花学園のグランドでミユキと戦った時のことを胸に思い起こした。

 自分が初めて全力を出して戦って、それでいて初めて破れた相手。


「最強の抜刀術”月下美人”使います」


 彼女のセリフの後に利恵はクリスティの目を見て、そしてモニターを見て微笑んだ。


「”桜花学園生徒会長:2年1組:園田(ソノダ)美雪(ミユキ)  ここに見参” ね?」


異次元喫茶”るーちぇ”にて


アヤ「あれ? ここでおしまい?」


ミユキ「私の出番どうしたー!?」


アヤ「なんかすごい微妙なとこで終わったね今回」


ミユキ「私の出番とかどうしたー!?」


アヤ「作者も引っ張りたい年頃なのね。なんか来年早々にトルコに飛ばされるらしいし」


ミユキ「私の出番とかどないしたー!?」


アヤ「ユキたん落ち着いて。ちょっと方言かかってきたから」


ミユキ「落ち着いてられるかこの脇役! お前はとっととパンにヤキソバ挟む仕事に戻れ!」


アヤ「請け負ってないから! そんな仕事請け負ってないから!」


ミユキ「何だとヒロインに逆らうのかお前!」


アヤ「いやここで従ったら後の展開困るでしょ! ここでアタシが黙々とパンにヤキソバ詰めてたらシュール過ぎるでしょ!」


ミユキ「あれかお前! あれか! 過去回想シーンで3ミリくらい評価あがったからそれで調子付いてるんだろ!」


アヤ「ミリって何よ! その誤差的な単位何よ! 」


ミユキ「図星だろ!」


アヤ「かすってもないわよ!」


ミユキ「ど真ん中か!?」


アヤ「何で聞いてるのよ! むしろ方向真逆だからものスゴイ勢いで投げたら地球一周して刺さる可能性が無きにしもあら”グザ”げふ」


キョウ&ミユキ「「刺さったー!?!?」」


ミユキ「ていうかいつからいたお前?」


キョウ「いやたった今来て”ちわっす先輩”ってクールに微笑もうとしたらアヤ先輩の後頭部にヤキソバパンがサックリ刺さってたんでビビったわけです」


ミユキ「あれって頭に刺さるもんなんだな」


キョウ「いやどう間違ったって刺さらないでしょ」


ミユキ「最近の調理パンはバカにできんな全く」


キョウ「むしろその発想がバカにしてます。それよりですね。作者がまた気まぐれで何かを書き始めたようです」


ミユキ「あいつには良くあることだ。で、何をだ」


アヤ「もしかしてアヤルート!?」


ミユキ&キョウ「ない」


アヤ「鬼! 悪魔! 自販機で買ったコーンスープ飲んでたら取れない粒々コーンが気になって仕方なくなる呪いかけてやる! 毎朝靴下はくのに5分余分にかかる呪いをかけてやる!」


キョウ「あー、微妙にクルのろいだね」


ミユキ「それより本題に戻ろう。何をモソモソ書いてるんだアイツは」


キョウ「詳細不明なんですが、一行目のタイトルが”新・桜咲くここは桜花学園”とかなってました」


ミユキ「なんだラブコメデビュー作じゃないか。ていうかこれの第一部じゃないか」


キョウ「作者によれば”最近はいろいろ超展開書いてるので学園モノに原点回帰して学校生活をノンビリ書こうかなどうしようかな”だそうです」


アヤ「はっきりしないわね。はいヤキソバパンいっちょあがり」


ミユキ&キョウ(マジで作るとは思わなかった)


アヤ「それではそういうことで。次回もお楽しみに~」


キョウ「感想とかメッセージとかお気に入り登録とかもう常日頃から募集中です。毎日ワクテカしながらチェックしてます」


ミユキ「ご協力御願いしますー」


-FIN-

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