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ルートミユキ1の4:そうだ遊園地へ行こう!

「ザックザック無惨~ザックザック無惨~牛さん頭がコロコロリ~ン」

 早朝午前5時。わりと残念な気持ちと共に目を開ければそこには漆黒の瞳を向けて「モーニンモニーンです兄さん。お目覚めいかがでしょうか?」

 ニパっと眩しい笑顔の義妹がいるわけで。

「何ていうか昨日のビーフカレーさんごめんなさい」

 お兄ちゃんの第一声を聞いて覗き込んでいた顔を満足げにあげるミィちゃん。最近はお姉様の言いつけでオンマさんごっこは止めた模様。何となく寂しい複雑な兄心。

 アゴがハズレそうなほど大きなアクビをしつつムクリと身体を起こせば

「兄さんにクェスチョン。今日は何の日ですか?」

 言われて眠気眼を向ければ人差し指を立てて”エヘン”としてるミィちゃん。えっと……

「何の日かしらねミヤコさん」

 得たいの知れない口調はやめよう。

「もー、兄さん寝ぼけてますねマストビー。ほら」

 その場で可愛らしくクルっと回るミィちゃん。おー。やっと気付きました。

「私服だねものすごく」

 ピンクのロングTシャツにチェックのミニスカート、腰には大きなバックルのついたベルトで脚にはトレードマークのフワフワとした毛が柔らかそうな白のレッグウォーマーを装備。とっても女の子女の子してます。

 で、どのくらい可愛いかと言えば甘さで例えるならホワイトチョコレートにハチミツかけたようなレベル。健全な男子諸君ならイチコロだ。

 スタイルいい上にロンTがタイトだから身体のラインが素晴らしい。おまけに脚の長さがスーパーモデルクラスだからスカート下から膝のレッグウォーマーまでの眺めがたまらないなフフフ……


 じゃなくてね


「日曜日にも関わらずお兄ちゃんが5時に起こされた悲しい理由を教えて欲しいんだ」

 瀕死もいいとこな京太郎君。

「も~。だから今日はお姉様達と遊びに行くって言ってたじゃないですか」

 ゆさゆさと肩を揺さぶるミィちゃん。そういえばそんな話を聞いたような気もする。どこかの遊園地だったかな。

「だけどこんなに朝早いと思わなかったな~。せめて8時までゆっくり……」

 ”寝かせて”も言えないままパタンと横になると

「ダメです~平日でも1時間待ちとか当たり前なのに日曜日なんて今から行ってもギリギリメリメリです」

 メリメリはいらないでしょ。スヤスヤ寝てる京太郎君のホッペをグニーと伸ばしたり縮めたりしてるやんちゃな妹。でもそれくらいではお兄ちゃんは目覚めないのだ。

 そこで”カチャリ”と扉が開いて

「京太郎がなかなか起きないと聞いて来たぞ」

 抜刀娘参上。

「おはようござひますミユキ先輩ノック忘れへまへんふぁ?」

 ホッペ伸ばされつつも抗議すれば小首を傾げるミユキ先輩。そして開けた扉に”コンコンコン”

「満足か?」

「もういいです」 

 ミィちゃんの”めー”ってしからないといけないところを直してくれるかと思いきやむしろ毒されてるんだよなお姉様。

 やれやれと身体を起こして本日2度目の大あくび。しかしながら……

「先輩今日も着物ですね」

 俺の指摘にお姉様は頷いて

「制服以外は和装と決めてるんだ。やはりこれが一番しっくり来るな」

 紅色の着物に身を包んだミユキ先輩、相変わらず濡れた花のようにお美しい。そんで色っぽい。とくにうなじのライン。

「いつの間にか二本になってますね。刀」

 先にここを指摘しようか。

 俺が指差したのはミユキ先輩が帯の後ろに差している小太刀。あの喫茶の一件で拾ったものだ。

 ミユキ先輩は甘えてるミィちゃんの頭を撫でながら

「ああ。椿(ツバキ)のことか」

 言いながら音も無くスラっと抜いて見せて……って危ないな。

「私はやっぱり堂々と持っていたいのだが、お師匠様に”抜刀は間合いが命だから隠せ”と言われてな。月下美人はともかく、これはお師匠様の愛刀だから持ち主に合わせようと思う」

 ツツーと刃を撫でてから音も無く納刀するミユキ先輩。思わぬ隠し武器だ。マジマジと眺めてると

「欲しいのか?」

「滅相も無いです」

「私が欲しいです」

「めー!」

 ”うう”とショゲてる義妹。一寸先がカオスなミィちゃんに妙な武器を与えるわけにはいかない。

 さてそろそろ

「それじゃぁちゃっちゃと着替えますんで、女性陣は退出して頂けますか」

 言えば部屋を出て行く仲良し姉妹。

 ……遊園地か。どちらかといえば休日はトレーニング以外はマッタリ過ごしたいんだけど、たまにはそういうとこで騒ぐのも悪くないかもな。

「さて~」

 そろそろ本気で突っ込むよ?

「なんでお前がここにいるわけ?」

 視線の先にはベッドの足元に腰掛けて携帯いじってる赤毛ツインテールの破壊神。

(ワタクシ)のことならお気になさらずに」

「するから普通に」

 俺の生暖かい視線にパタンと携帯を閉じて

「おはようキョウ。日曜日は家族サービスかしら?」

 100万ドルの笑顔でニコリ。あ~そうかそうかなるほど。よくよく考えればマリサは今現在自分の屋敷にいるわけだからここにいるはずがない。

 つまり俺が見てるのはただの幻なわけで。

 やれやれと額に手をやりながら

「京太郎君も相当疲れてるわけか。日曜の朝から寝室に無い乳妖怪マリリンの幻影見るとかどんなけ悪夢なんだと小一時間」


 玄関口。身支度を終えた京太郎君とツインテールが階段を降りてくれば

「じゃ~出発ですレッツラゴーって、兄さんそのパープルのアイシャドー自分でつけたんですか?」

「んんん。マリサのワンパンチメイク」

 

 本日、俺、ミユキ先輩、ミィちゃん、マリサの一行が向かうのは最近テレビやインターネットで話題になってる”ロストワールド”というテーマパークだ。

 さっきは遊園地なんて言い方したけどそこは子供よりむしろ大人の方がのめり込むほど凝った造りになってるらしい。

 まずは大きさ。テレビでは東京ドーム何十個分なんて表現されてるのを良く見るんだけどいまいち実感が湧かない。そこで同じテーマパークとしてあのネズミのマスコットで有名な娯楽施設で例えるとざっと5個強分。つまりかなりでかい。

 そして何より売りになってるのがコンセプト。名前から何となく想像ついた人がいるかも知れないけど……


「本当に恐竜なんているのかしらね~」

 新幹線車内。半信半疑というより疑い100%な声でパンフレットを広げてるのは4人席に座って足を組んでる向かいのマリサ嬢。

 今日も白カッターに赤ネクタイ、チェックのミニスカにハイソックス。そして頭には赤フチのでかいサングラスを乗せるというお決まりの格好だ。

 ちなみにミィちゃんもチェックのスカートはいてるのはマリサの影響だ。もともとミィちゃんはショートパンツ派だったというどうでもいい情報をここに記しておく。

 さて話を戻して、さっきのツインテールのコメントがずばりテーマパークのコンセプト。ロストワールドには生きた恐竜がいるらしいのだ。

 マリサの隣のミィちゃんはワクワクとツインテールのパンフを覗き込みながら

「私はゴジラが見たいです」

 それ恐竜じゃないからね。 

 かたや俺の隣で”T-レックスの檻”のページを開いてるミユキ先輩は不敵な笑みを浮かべながら

「腕が鳴るな」

 何をやろうというのだろうか。

「足、胴ときて最後は首か」

 ”いけるぞ”と握り拳。この人に至っては何に突っ込めば良いのか分らない。

 俺の不安げな視線に気付いたお姉様はチラっと流し目して

「10秒でしとめてみせよう」

「やめてください」


 到着。最寄駅徒歩1分というのは本当だった。

 改札を抜けてすぐにそのテーマパークが見えた。

 まず目に付くのが城門のように大きな正面の木製門。そしてその左右に立つ電信柱のように大きな松明だ。早朝でもハッキリと見えるほど勢いの強い炎が点されている。

 そしてその門を中心として左右へは”天安門広場かよ”と突っ込みたくなるほど広く高い灰色の金網が広がっており、網の目になっている金網の隙間からは鬱蒼と茂るジャングルが覗いていた。

 確かに恐竜がいそうな雰囲気ではある。不覚ながらワクワクする。しかし問題は

「結構混んでるわね」

 まずマリサが漏らした。時刻は午前7時、なれど入り口からここ改札までキチンと列が出来ている。

 お姉様はその様子に

「恐竜狩りにここまで関心が集まるとは思わなかったな」

 髪を腕でサラサラサラ。今日も髪はツヤツヤお手入れ万全。俺は誤解を解くべきなんだろうか。

「それじゃぁ(ワタクシ)は飲み物買ってこようかしら。ミユキ先輩なにがいいですか?」

 マリサが聞けばミユキ先輩は

「私は特にいい。ありがとう」

 次に俺の方を向いて

「キョウは何が良い?」

「あ、俺新幹線の中でこれ飲んでなかったから」

 とポケットから缶コーヒーを取り出して見せた。

「OK。それじゃぁミヤコちゃんは?」

「私は一緒にいきます姉さん」

 そんな具合でミィちゃんマリサの二人が近くのコンビニへ。


 しかしまぁここ日本で恐竜が見れるかもしれないという夢のようなお話が眼前のパークには秘められているのに、そんな状況下に関わらずどうしてこうもミユキ先輩は周囲の視線を集めてしまうのだろうか。

 男子グループは言うに及ばず、カップルでさえも彼氏が目移りして彼女にしばかれるどころか二人とも目を奪われるという始末だ。

 ま、普段から美少女達に囲まれて免疫がつき、お姉様の神々しい着物姿にも見慣れてきた俺でさえ、ミユキ先輩の風下に来たときに漂ってくる甘い匂いにはクラクラとするんだから、初見の人には目の得どころの話じゃないんだろうな。

 例えば”あの子可愛いよね”とか”すごい綺麗じゃない?”とか言われる子には何度もあったことはあるけど

「ねぇ、あの人って映画で見たこと無い?」

「ん~。あるような気もする。モデル雑誌とか映画祭インタビューで見たような気もするけど……」

「じゃやっぱり女優さんなのかな」

 こんな会話される人を俺は他に知らない。当然隣の俺は

「男の子はマネージャーかな?」

「だろうね。若いのに頑張ってるね」

 ほっといて欲しい。あ~どうせ俺はミユキ先輩には吊り合いませんよーだ。

「どうした京太郎? まだ眠いのか?」

 小首を傾げてるミユキ先輩。

「いいえ別に。俺とミユキ先輩がこうして並んでると周りからどう思われてるのかって話ですよ」

 ”ハァ”と落胆してみる。姉弟どころか女優とマネージャーだもんな。ヤケ気味に手にしたコーヒーに口をつける。ああ心も味もホロ苦い。

「恋人同士だろうな?」

「ぶふ!」

 毒霧噴射。そっぽ向いてたのが幸いして被害はゼロだった。

 ”ゲホゲホ”とムセながらも微妙な幸福に感謝してると

「全く何をしてるんだお前は」

 呆れつつも着物の裾からハンカチを取り出して俺の口元に……

「いやいや大丈夫ですこのくらい自分で」

「じっとしてろバカ」

 優しく拭ってくれるミユキ先輩。ダメだ耳まで赤くなってるぞ俺。リアクションできずに固まってる京太郎君の口周りを綺麗にしてから袖に直し

「急いで飲むから気管に入るんだ。これだけ並んでるんだから焦ることはないじゃないか」

「すみません」

 ”でも先輩の発言が原因ですからね”と見れば何故か悪戯っぽく笑ってるミユキ先輩。何か企んでいるのだろうか。

「せっかくだ。腕くらい組んでみようか?」

 唐突提案のミユキ先輩。その表情が愛らしくてドキリとなる。

「い、いや、でもそれ」

 しどろもどろになってる俺に問答無用とばかりにギュっと腕を絡めてくるお姉様。

「ちょ、ちょっとこれは!」

 なおもテンパる俺に

「良いじゃないかこんな日くらい。それにこうしてたら言い寄ってくるヤツもいないしな~」

 ギューっと腕を締め付けてくるミユキ先輩。た、確かに言い寄ってくる男はいなくなっても代わりに殺しに来る輩が…あぁ俺の右腕が今先輩の胸に……。

 さらに首筋にサラっと薄絹が撫でていくような感触がしたかと思えば俺の肩にもたれてるお姉様……って流石にこれ

「まずくないですか」

 心拍音が漏れてるんじゃないかってくらい高鳴ってくる。

「いやか京太郎?」

 もたれていた頭をゆっくりとあげるミユキ先輩。顔が近い。本当に端正で妖しくて、マツゲも長くてノーメイクだっていうのが信じられない。

 俺はお姉様が小首をまた傾げたので 

「そんなことあるわけ」

 ”ないじゃないですか”という言葉。目を見て最後まで言えなかった。距離が近すぎて。

「ないなら問題はないな。まぁ、あってもこれは先輩としての命令だ。私が良いと言うまでこのままでいろ」

 静かに言ってまた頭をそっと肩にもたれてくるミユキ先輩。おかしい。お姉様ってこんなに積極的だったっけ。

「私も眠いんだzzZ」

 あーそういうオチですね! 落胆率が当社比50%増しだよ!

「ハァ」

 また溜息。しかしそういう事情とは言え、この光景を万が一あの妖怪猫かぶりツインテールに見られたら間違いなく昇天するだろうね京太郎君。

 ただでさえ周りの視線が憎悪に反転してるんだから勘弁して欲しい。

 ふと気付けば携帯がバイブしている。ミィちゃんからメールだ。片手で操作してみれば


---------------

送信者:ミィちゃん

件名:

本文:

別入口を見つけたので私と姉さんはそこから入ります。姉々達とも合流しました。

お姉様のエスコートお願いしますね兄さん、ウィンク。

---------------


 ミィちゃんこんなに空気読める子だったのね。密かに感謝の祈りを捧げてるその間にも周りの視線がビシビシと痛い。

「バカだな。神社暮らしの私が朝眠いわけないだろ」

 ボソっとミユキ先輩が何か呟いたので

「えっと、どうしました?」

 聞き返せばミユキ先輩は顔をあげないまま

「別に。京太郎はバーカだと言ったんだ」

 良く分らないけど不機嫌なお姉様。何だか踏んだり蹴ったりだった。  


 ザワザワと騒がしくなったと思えば大きな大きな2階建ての赤いバス、いわゆるロンドンバスが2台やって来た。

 車体には恐竜のシルエットと”LOST WORLD”という文字が派手な字体が書かれている。やっぱりテーマパーク所有のバスだった。

 バスは列を挟み込むようにして停車し、それぞれのバスからベージュの探検帽を被ったお姉さんが降りてきた。演出目的だと思うけど手には大きなショットガンを持っている。

「それでは大変長らくお待たせ致しました。ロストワールドへご入場されるお客様はこちらのバスへご乗車下さいませ」

 それを合図に列はゾロゾロと前へ進み始めた。


 バス内。さすがに人数が多かったので2台のバスにはギリギリ乗れなかったけど、直後にまた2台のバスがやって来たのでそいつの2階、先頭付近、窓側というなかなかの席を確保できた。シートは広く柔らかくて快適。

 マリサやミィちゃん達もミキちゃん達と合流して既にバスに乗ったらしい。ちなみにミキちゃんは最近神社に帰ってるので美月ちゃんや桃ちゃんと一緒に来たようだ。

 つまりミヤコシスターズ全員集合なわけで。

 ところで現在は護衛役という名のガイドさんから渡された入場券、兼、同意書なるものに目を通している。

 文面はと言えば


--------

同意書 

 

私はロストワールド敷地内における禁止事項を係員より十分な説明を受け、理解しました。

そしてそれら全てを守ることをここに誓います。

またそれを破ったことにより発生した事故・傷害・死亡は全て私の責任であり、

ロストワールドはこれに関して責任の追及を一切受けないことに同意し、入場します。


年 月 日 


入場者氏名:


ロストワールド主催者:Edgar Friberg

--------


「事故、死亡ね。ハハ」

 これも演出だよな? 

「心配しなくていいさ」

 隣でお姉様はサラサラとサインして

「こういった免責同意書に法的効力はほとんどない。とりわけ事故が重大ならなおさらだ」

 どうやら演出と理解して良さそうだ。

「それに私がついてるじゃないか」

 ごもっともでした。

 チラっと主催者の名前を見てみる。外人だ。”Edgar Friberg”と書かれている。

「エドガー、フライベルグ……って読むんですか?」

 聞けばミユキ先輩はアゴに手を当てて

「恐らくドイツ人だから名前はエドガルだろう。そして最後はフリーベリだ」

 エドガル・フリーベリ、か。あれ? どこかで聞いたことがあるような……。

「門が開くぞ京太郎」

 バス内に歓声。重々しい門がゆっくりと動き始めるとバス内にファンファーレが流れてお客さん達のテンションを盛り上げた。さぁいよいよだ。

 今思えばこのとき、今手に持ってる同意書が

”演出じゃなくてガチなんじゃないのか?”

 ともう少し疑っても良かったのかも知れない。


どうも無一文です。


ミィちゃんの私服は初ですね。

付き合いの長い読者様にはマリサの私服は2回目でしょうか?

学園小説書く上でヒロインの服装をあれこれと考えるの

は楽しいですね^^


ところで恐竜ってなんぞ? って感じですよね。

すいません。いきなり思いついたので入れてみました(爆)


”遊園地でデート”というプロットとは呼びがたいプロットがあったので

ただの遊園地ではなくせっかくだから恐竜出そうっていう本当にそんなノリです。


どうなるかはまぁお楽しみということで^^


それではまた!


そうそうエドガル・フリーベリ。

関係ありそうな名前はシンシア・フリーベリでしょうか?

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