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ルートミユキ1の1:これが俺達の日常

 ”あの手紙って本当はただのイヤガラセだったんじゃないかな?”

  何度も思い返してはそう首を傾げたくなるくらい平凡な日々を、いつもと変わらない日常を取り戻している京太郎君。

 一応命を狙われているんだからおっかなびっくりと過ごすのが一般庶民の義務なんだろうけど、どうにも緊張感がない。まぁ命を狙われてる本人が”一応”なんて言うくらいだしね。

 その理由としてはまず、今までテンポ良くポンポンと標的を狙って来たヒットマンがいよいよ俺の番となったのに全く音なしになったってのがあるんだろう。つまり拍子抜けだ。

 手紙によれば俺は斬殺らしいけど刀を持った人が身近にいるかって言われたらミユキ先輩くらいしかいないわけで。

「やっぱり黒幕はあのボンボンじゃないかな……。それでお姉様のあの爆弾発言で意気消沈したとか」

 ボソボソ呟いて寝返り。やり方が強引とはいえ流石に狙ってる人に許婚がいるって言われたら大なり小なりコタえるだろうし。

 眠気眼で頭もとの時計を見れば時刻は午前4時30分。起きるにはまだ早い。もぞもぞとベッドの中で丸まる。

 平和の有り難味は十分理解してるつもりなんだけど流石に5時起きはキツイな……。

”ギイ”

 静かに扉が開いた。あー、ミィちゃんがモーニンモーニンしに来たんだなきっと。 お兄ちゃんとは言え異性の寝室に入るときはノックぐらいしないとメーだぞ全く。

 足音が近付いてきてベッドの横で立ち止まる。俺を見下ろしている模様。あくまで寝たフリ。

 しばらくするとまたいつも通りにお兄ちゃんをオンマさん代わりにまたがる義妹。

 朝一から実にけしからん。せっかく起きてるんだし一回驚かせてあげようね。さぁさぁお歌を歌うと良いよ目が飛び出るくらいのサプライズをプレゼントしよう。

「真っ赤な手袋……」

「ちぇすとー!!」

 ガバっと起きて絶叫すればハトが豆鉄砲食らったように目を丸々とさせてるミユキお姉様ざまみろー!! 


確実に俺の目が飛び出ました。


「「……」」

 OK。状況を整理しようか。

 いつもより30分も早く目覚めた京太郎君はミィちゃんの朝のお知らせに備えてネンネンコロリン。

 しばらくすると予想通りに寝室をオープンする女の子の影があったので義妹だと確信した俺は”お兄ちゃんの逆襲”なるドッキリイベントを思いついて待ち構えていたと。

 そしてまたまた予想通りにお兄ちゃんにまたがりつつスプラッタソングのAメロを口ずさみ始めたので腹筋全開で起き上がって奇声をあげれば何故か京太郎君にマウントポジションをとっているお姉様がいらっしゃいましたと。今世紀最大の衝撃ですね、分ります。

 涙目のお姉様。顔面真っ赤のお姉様。

 鼻と鼻の先が接触するくらいの距離、俺の両肩に添えられたお姉様の手、漂ってくる強烈に甘い香り。そして毎日鍛えてる腹筋の上には絶対壊れないプリンのような感触……。

”死んだフリはもう遅いな”

 いや落ち着け京太郎君。クールダウンだ。テイク・イット。イージーだ。お姉様はゼロ距離かつ無言のまま目元にジワっと涙を溜めて

「……お、お前どういうつもりだ」


 どういうつもりだろうこの居直り強盗顔負けなセリフ。


 言いたいのは山々とはいえ俺とミユキ先輩のヒエラルキーを考えるに上記セリフをそのまま申し上げるとあの脅迫状が完遂されかねない。

 よ~しここで選択肢だ!


1:「俺のセリフが取られちゃいましたねハハハ」


2:「あ~ミィちゃんか。てっきり先輩かと思ったムニャムニャ」


3:「ユキたんったら朝からオマセさん」


 消去法で3が消える。朝から自殺行為も(ハナハ)だしい。

 成功すれば被害最小なのが2。俺の演技力に全てがかかっている。

 1は先輩のテンション次第。平常どおりなら可愛くニッコリ笑って”体育会系だろ?”っていうホンワカムードに持っていける可能性もある。

 よしここでは1でいっておこう。よく考えたら2ってミィちゃんとけしからん関係疑われる可能性あるもんな、うん。

 俺は爽やかな笑顔で

「ユキたんってお尻柔らかいのね」



「……とまぁ、こうしてお兄ちゃんの右頬には真っ赤なモミジの烙印(ラクイン)が刻まれることになったわけですね。ハイ」

 キッチンでの朝食。向かいに座るミィちゃんへ丁寧に説明すると彼女はコクコクと頷きながら

「朝から気合注入ですねゲットウィズイット」

 俺のカップにコーヒーを注いでくれた。

 昨晩は遅くまで学校の宿題をやってたようで珍しくマブタを重そうにしている。

「ああしないと京太郎は起きてこないそうだからな。全くいつもどんな私生活を送ってるんだ」

 隣で目玉焼きをカットしながらブツクサ言ってるお姉様。俺とは別の理由でホッペが赤い。

「今日はみっちりシゴいてやるからな。朝練と部活」

 とミユキ先輩はコーヒーに口をつけようとしてる俺に流し目。えっと

「ソーセージですか? 良いですよどうぞ」

 先読みすれば

「ああ。ありがとう」

 俺のお皿のソーセージにサックリとフォークを刺して持っていかれました。意外に分りやすいんだよなお姉様。

 モグモグ食べてる仕草をチラ見しながらコーヒーをすする。お~相変わらず義妹の入れてくれたコーヒーは香り豊か。

 ところで”ふやー”と可愛くアクビしてるミィちゃんの隣には見慣れないメガネの幼女が座ってるんだけど彼女は別に新キャラというわけではない。

 一連の会話を聞いてから傍らのスケッチブックを開き、キュキュキュとマジックを滑らかに走らせてからカタンと俺の方に立てて見せた。そこには

”ミユキ従姉(ネェ)のお尻とはキョウちゃんなかなかマニアック”

「ぶふ!」

 マットブラックの霧を吹き上げた。

 朝から血圧と脳圧あがりそうなコメントにゲホゲホむせてる俺に

「に、兄さん私のブレンドがお口に合いませんでしたか?」

 目をウルませてる向かいの可愛いミィちゃん。俺はクールな笑顔で

「いやいや今朝も抜群の比率だよネスカフェ顔負け。ミキちゃん次はお絵描きセット没収だからね」

 ミキちゃん。この懐っこい目をしてる幼女、実はミキさん本来の姿なのだ。背格好は中学生どころか小学生。そして基本はしゃべらず全部筆談というなかなかの珍種だ。そんでもってカバンの中は何が出てくるか分らない異次元ポケット。あと三度のメシよりアメが好き。あ、これは一緒か。


「窓はカギもしてるし電気の消し忘れもなし。よし」

 玄関で靴のカカトをトントンしてる俺の隣、部屋のあちこちを指差しながら確認を取ってるミユキ先輩。カッチリしている。

 さ~出発だと4人揃って玄関を出たらそこにはいつも通り、身体の前でキチンと制定カバンを持ったツインテールの幼馴染がニコニコとして

「おはようキョウ、ミヤコちゃ……わ!」

 急にミィちゃんにガバっと抱きつかれる。

「おはよう姉さん。寂しかった!」

 恒例だけどこれもいつもの光景だ。最近までマリサとミィちゃんは同じ部屋で寝起きしてたので朝はいつもこんな感じ。感動の再開なんです。

 夜が寂しいならということでお姉様がキュンキュンしながら義妹との相部屋を希望されていたんだけど危険な香りがしたので一階の一番広い部屋を使ってもらってます。

 ツインテールはミィちゃんの頭を”いいこいいこ”と撫でながら

「改めておはようキョウ。相変わらず目のクマもすごいけど、その頬どうしたのよ?」

 と青い瞳を向けて来た。説明するとややこしいので俺はクールに前髪を払って

「おはようマリサ。なに。話せば長いことだ」

 ウィンクしておいた。

「そうでもなかったわよホラ」

 とマリサが指差す先にはミキちゃんが笑顔でスケッチブックを開いていてそこには


”キョウちゃんはお姉様のお尻がお好き(はぁと)”


ふ~むシリアスパートは一旦終了だってアイツ言ってなかったかな?


マリリン笑顔なのにどうして手首パキパキ鳴らしてるの? 死ぬの?


「おかしいな脅迫状によれば俺は斬殺となっていたはずだが撲殺の間違いではなかろうか」

「あらなかなか()えてますわねだって(ワタクシ)の技の切れ味はカミソリ以上ですもの」

 ツインテールに奥襟を捕まれてズリズリと路地裏まで連行されていく涙目のキョウタロウ君。

「マリリン早まってはいけない。話せば分ると思うんだ」

「ええ存分に語りましょ? (コブシ)で」


 桜花学園グランド。朝礼を控えた京太郎君は生徒会役員として所定の位置で待機中。今日も一日元気良く頑張ろう。

「今日は朝礼があるぞ~! 歩いてるヤツはさっさと走れ~!」

 快晴の夏空。ミユキ先輩にゲキを飛ばされてグランドまでの坂道を登って来る生徒諸君。相変わらずお姉様の声はよく通るな。

 走ってくるメンメンの中にオレンジのリボンをつけたポニーテールの女の子を発見。こんな可愛らしい子は一人しかいない。もちろん

「おはよう美月ちゃん。今日は珍しいねどうしたの?」

 手を挙げて朝の挨拶。いつもは朝早くに着て校舎前の花壇に水遣りしてたりするんだけど今日はどうしたのかな。

 ポニーテールの美少女は花のような笑顔で

「おはようキョウ君。実はトルコキキョウの鉢植えをしようと思ってたんだけどサイズが合わなくて」

 そう言ってビニールの袋を見せてくれた。今朝買出しに行ってたらしく中には植木鉢が入っている。

「なるほど。それだけ面倒見てもらってたら花も大喜びだね。俺なら満開だな」

 クスリと口元に手を当てて微笑む美月ちゃんああ可愛い。でも彼女は何かに気付いたようで俺をキョロキョロと見てから

「えっと。それよりどうしたのキョウ君その格好?」

 ああマリサにゲージ消費技喰らったもんね。

 心配そうにしてるので俺は努めて明るく

「なーに。ただの交通事故だよ。ツインテールのドライバーは気が荒くってハハハ」

 とか爽やかに笑ってると美月ちゃんがクイクイとセーラーの袖を引っ張られた。

 二人して見ればそこにはミキちゃんが可愛い笑顔でスケッチブックオープン。


”キョウちゃんが美雪従姉のお尻にディープタッチ→ビンタ→マリサ発覚によるコンボ→美月によるフィニッシュ←今ここ!”


ミキちゃんそれ預かったはずなのにスペア持ってたんだねお兄ちゃん大喜び!


「美月ちゃんその幼女(ロリ)の言うことを信じてはいけない」

 ポニーテールの女神様はニッコリと俺に笑顔を向けて

「ええもちろん。本人に聞いてみたら分る話だもんね」

 携帯を操作してる美月ちゃんの目が座ってます。メガネの幼女が笑顔で俺にスケッチブックを見せてます。

”この尻フェチ”

 男なら殴ってるね。

 手をワナワナさせてると

「返信来たわ。はいキョウ君」

 ズイと突きつけられたオレンジの携帯を手に取れば


---------------

送信者:姉さん

件名:Re:本当なの?

本文:

ああ、緑香る爽やかな朝に目覚めると京太郎が私を押し倒していたんだ。ひどいだろ?

---------------


 ひどい捏造(ネツゾウ)だ。

 俺はあくまでクールを装って

「美月ちゃんその銃刀法違反娘の言うことを」

 制定カバンが顔面に炸裂した。

 

 フィニッシュブローを喰らって(ヒット)(ポイント)ゼロになりつつも懸命に朝礼を耐え切った京太郎君。何かご褒美もらってもバチは当たらないと思う。


「何だ? 私のクッキーだからって遠慮はいらないぞ」

 すごい誤褒美が来たもんですね何の天罰でしょうか。

 昼休み。皆の注目を集めてるのはお弁当を食べ終えた俺達の元に今日も遊びに来た美人生徒会長園田美雪17歳。

 彼女は俺、マリサ、美月ちゃんのお弁当組トリオにそれはもうステキな笑顔で

「ほら。疲れたときは甘味に限るぞ」

 と朱色の包みを取り出して仰っております。この人知を超えた味を知らないクラスメイト諸君は男子は愚か女子諸君までもが嫉妬による黒紫色の炎を吹き上げている始末。相変わらずの超人気だ。

 ミユキ先輩はそんな彼らの方を向いて

「他にも欲しがってる後輩がいるみたいだな。たまには分けてやらないと」

 席をお立ちになってサラサラと腕で髪を流されたので

「「「あああ! いえいえそんな全部頂きます!!」」」

 ガシっと手を伸ばして阻止った俺達。黒の炎はさらに勢いを増して身を焦がさんばかり。誤解だ皆すごい誤解だ。俺達は決してもったいぶったり見せ付けたりしてる訳じゃなく君達を三途の川へ送るまいと必死なのだ。

 ああこんなときにジャンヌダルク桃花は何をしてるんだ。ジーザスヒロシは何をしてるんだ。

 数少ない君達の晴れ舞台をこうして用意してるというのにこのままでは消去法で純粋無垢な

「よし、まずは京太郎だな」

”殉教者京太郎、逝って参ります”

 こうなるわけだ。おかしいよね絶対。

 とは言えお姉様が精魂込めて作ったお菓子を食べられるというこの事実のみに目を向ければ食べない手はないし無碍にするのはもってのほか。(オトコ)京太郎、押して参る!

 眼前に差し出された朱色の包みに震える手を伸ばす。その先には黄金色のクッキー。

 美月ちゃんとマリサがその神々しい自己犠牲の姿に心を打たれている。その涙目は決して腹筋崩壊しそうなのを堪えたものではない。

 そのヒクヒクとさせた肩は決して噴出しそうなのを堪えたものではない。

 避けられぬ悲劇により親友を失うかもしれないという悲しみに暮れているのだと俺は信じている。

 ゴルゴダの丘、イエスの足にすがりついた聖母マリアの姿だと俺は信じている。

”最近ずっとキョウよね美月!”

”ま、マリリン笑っちゃダメでしょ今は!” 


 二人とも覚えてるといいよ。


 穏やかに目を閉じて深呼吸。心を落ち着けて死地の開眼。菩薩'(ボサツ)の笑みを浮かべて俺はミユキ先輩の可愛らしい笑顔に

「遠慮なくいただ……」

「私も食べたいですメイビー?」 

 ”ガラ”っという扉の開く音に振り返れば教室の入り口! なんとパラスアテナ(ミヤコ)が光臨された! おお兄の窮地を救ってくれるのか親愛なる我が妹よ!

 お姉様はミィちゃんの方を向いて

「ミヤコか。お前も食べるか私のクッキー?」

「CO2を25%削減する仕事を思い出しましたマストビー」

 ”ガラッ、ピシャ”

 どんな仕事だそれ!!

「CO2なら仕方ないよね?」

「環境問題なら仕方ないかな」

 意気投合すんなツインとポニー! 風のように現れて風のように去っていったミィちゃんにキョトンとしてからお姉様はぬか喜びの極みにいる俺の方を向いて

「三段論法で言えばお前が全部食べることになるのか京太郎?」

 どこの国の三段ですかそれ。

「「Exactly!!(その通りです)」」

 発音ウメーな二人! 半泣きになってる俺にお姉様は頬を染めて

「仕方ないなこの欲張りめ。ほら全部食べていいぞ」

 シネと仰るお姉様。両手で差し出された朱色の包みには計6枚のクッキーが乗っていた。

 

 柔道場。幾多の修羅場を潜った今も心臓と肺が動いてるという人体の神秘に感謝しつつ俺は胴着に身を包んでいた。

 やれやれ今日も朝からヒドイ扱いだよ京太郎君。端から見れば美少女に囲まれてハーレムウハウハかもしれないけど現実は大惨事なわけだ。このままでは命がいくつあっても足りたもんじゃない。ヒットマンとかいらんだろ。

 脳内でブツクサ言いながらも手は壁に取り付けられた自転車のゴムチューブを引いては脱力、引いては脱力という作業を繰り返している。

 反復は力、継続は力という言葉はどうも本当らしい。そんなことを思い始めたのはこれを引き伸ばすのにあまり力を必要としなくなってからだ。

「うん、動きが様になってるぞ」

 と腕組みして俺の背中を見ているのはミユキ先輩。

 ちなみにお姉様は部活中何をやってるかと言えば基本的には俺やミィちゃんと同じメニューをこなしている。

 でも目的は鍛えるためじゃなくてあくまで俺やミィちゃんへのお手本ということなので、こういう筋トレの要素が強いものに関しては腕組みして見守っていることが多い。

「……なるほど。そっか」

 良く分らない言葉に振り返るとお姉様はクスリと笑っていた。何か良い事であったのかなと手を止めて

「どうしたんですか先輩?」

 袖で汗を拭いながら聞けばミユキ先輩は窓の外、グランドの方を眺めながら

「いや、お前やアヤに言われたことを思い出してな」

 仰いました。

 今まで吐いてきた言葉は星の数ほどあるけれどアヤ先輩と並列で語られるようなモノがあったとは予想外。いろんな意味で。

「加納先輩ですか」

 そう返せばミユキ先輩は隣に並び、壁につけられたゴムチューブを俺と同じように握った。

「まぁ……うん」

 言おうか言うまいか、だろうか。何となく歯切れが悪そうだ。無意味にそれをニギニギ。

 でもしばらくしてから首を左右に振って

「いや、これは口で言うことじゃなさそうだな。だから後は私が態度で答えていかないと意味が無い」

 何か悩んでる、というよりむしろ何かを吹っ切ったようなスッキリとした表情に見えた。

 ミユキ先輩は一度だけ握っていたチューブを引いた。ただそれだけ。それだけの動作なのにお姉様は嬉しそうに”うん”と頷いた。俺には分からない。

 間抜けな顔をしていたせいか、ミユキ先輩は俺の方を見て

「思わせぶりなこと言っておいて、すまないな京太郎」

 そうやって微笑むミユキ先輩。何でだろう、最近その笑顔に綺麗だな~って思うよりキュンと感じることが多くなってしまった。

サブタイにようやく現れましたね。

”ルートミユキ”

つまりようやく本編になります。

お待たせ致しました!


オープニングではシリアスに

本編ではコミカルに


あえてこんな温度差をつける理由は

また後ほど後書きで申し上げようと思います^^


それではまた!

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