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第13話:ヴィンダミアから

 これ以上距離おいたまま大きな声で話すのも迷惑なので、俺はヨードーちゃんとアヤ先輩にこっちのテーブルへ来てもらった。

「アタシ達がデートのお邪魔して良いのかしら?」

 ”フフフ”というか”ふふふ”という感じで向かい側の席につくアヤ先輩。そして

「よいしょ」

 と俺の隣へヨードーちゃんがスカートの裾を直しながらチョコンと座る。相変わらず可愛いなハァハァ……って男の子に萌えてる場合じゃないぞ。早くこの嬉しいようなまずいような誤解を解かないと。

 さっきからネコジャラシを前にした猫のように興味シンシン目をランランと輝かせているこのメガネ美人を何とかしないと。

 チラっとお姉様を見ればその表情はいつものクールビューティー。どうやら落ち着きを取り戻したようでございます。

 その隣でアヤ先輩は肘をテーブルにつき、ニコニコの小顔を組んだ手の甲に乗せるというポーズ。一見可愛いけどヨードーちゃん曰く”尋問開始”の合図らしい。あな恐ろしや。

「それでは馴れ染めのキッカケからお願いします。もちろんオフレコで」

 帰ればいいのにこのメガネ。

 まぁリアルな話、今回の脅迫状の件は他言無用ってお姉様に言われてるから俺から話すつもりはないけど、このままダンマリを決め込んだり適当な言い訳で丸めこめるほどアヤ先輩って易くはないんだよな。

 洞察力も観察力もハンパないし妙なところで勘も鋭いしね。演劇部部長は伊達じゃない。ミユキ先輩が親友と仰るのも伊達じゃない。

 しかしながら誤解は解かないといけないわけなんだけど、ここまでの経緯をいったいどう説明したものだろうか? 

 難題に頭を回転させつつもその場しのぎっぽく手元の水を取ってコクリと一口。

「もう一線越えたのかな?」

 盛大に吹く。

「ああ越えたぞ」

 鼻からも。

「すごいなキョウ今の宴会芸か?」

 ターゲットが分らないよこんなバースト射撃! ゲホゲホとムセてるとヨードーちゃんが背中トントン。ありがとう。じゃなくて

「先輩達いきなり何言ってるんですか!」

 ズキズキと中耳炎になってる鼻を押さえながら抗議すればアヤ先輩がやらし〜目つきで。

「あら〜? 女の子同士の隠語を言わせるつもり後宮君?」


 時を同じくして喫茶ルーチェの外。夕暮れを過ぎて街頭がポツポツと灯り始めた頃。

 この洒落た通りには似つかわしくない古めかしいオデンの屋台があり、そこで酒を飲んでいる女が一人。

 目鼻立ちの整った端正な顔立ち、匂う様な色気。

 女は人目を引きつけるに違いない美しさを持っていながら通りの人間は誰一人として彼女に焦点を合わせなかった。

 「……長い間商売やってるけど珍しいね。(シウト)のことを鬼だ鬼だって言う奥さんは何度か会ったことがあるけど、自分の娘や姪が鬼だって仰る方は初めてだよ」

 年老いた屋台の親父は仕込みを続けながらそう相槌を打った。

「失礼やな〜。うちのは例え話じゃないんよ?」

 焼酎の入った湯飲みをピンと指で弾きながら女は口を尖らせる。

「上の娘さんが鬼で、下の娘さんが桃太郎さんって聞いたから」

 親父が話しながら小皿の上に湯気を立てるオデンを盛り付け

「てっきり気弱いお姉さんと、それをイジメる妹さんてのを想像してたんだけどなぁ。まさに鬼退治って感じに。はいお待ち」

 親父が皿を差し出す。女はそれを受け取りながら

「それで家業がうちと同じやっていうから旦那と一緒になったんやけどね。まさか鬼の家系やと思わんかったわ」

 答えてから”どれから食べようか”とハシを迷わせる。親父はそれに

「まずは出汁が染んでる大根からおあがんなって。オデンは大根に始まり大根に終わるんだよ」

 ニカっと笑った。”ふーん”とそれに頷いて

「ほなそうしよか。頂きます」

「へいどうぞ!」 

 親父は威勢よく答えた、が、その明るい表情がすぐに強張った。

 女の視線は手元の皿に注がれていたが何かを感じ取ったようで後ろを振り返る。するとそこには派手なガラシャツを着た男が3人、親父の方を見ていた。文字通りの”頭悪そうなチンピラ”という感じだ。

 年は3人とも17〜19くらいだろうか。

「よージジイ。相変わらずダセー店出してるけどもうかってるか」

 コンコンと屋台の柱を叩きながら言ったのは3人のうちの真ん中だ。

 屋台の親父は女の人を怯えさせないように無理な作り笑いをし

「お、おかげさんで。安生(アンジョウ)やってます」

 と頭を下げた。それにわざとらしく声をあげながら

「だろうな〜? なんせ俺らが体張ってここを守ってるわけだからよ?」

 実に分かりやすい”金を寄こせ”の合図だった。


 ちょうど一月程前からだろうか。”神条会”という民間の組合が通りの店全てに”治安維持費”という名の会費を要求して回り始めたのだ。

 むろんそんなものは払う必要など全くないのだが、どうやら”払わなければ商売にならない”ようにするのが彼らの仕事のようだった。

 そういうことを理解している店は早々と金を納めてその機嫌を伺い、難を逃れたのだが、屋台の親父はその気質から最初、金を要求してきたチンピラに

”全うに働けバカヤロウ!”

 と一喝して追い返したのだ。

 すると翌日から神条会とは関係がない”らしい”チンピラがやって来て店や客に嫌がらせをするようになった。

 嫌がらせと言っても実にタチが悪く狡猾で、それは親父が数年かけて作った”お得意さん”をたったの数日で追い払い、一週間もしないうちに店を閑古鳥に追い込むほどだった。

 屋台に客が来なくなっても嫌がらせは終わることはなく、むしろさらにエスカレートした。

 ひどい時は商売道具の屋台だけでなく親父自身に暴力が振るわれることもあったのだ。それも毎日どころか昼夜問わず数時間置きに。

 目的は金の取り立ててではない。他の店への見せ締めが目的だった。”払わないとこうなる”と。

 しかし親父は人一倍負けん気が強かったので最後まで張り合う気でいた。

 こういうことで根負けするからこんな連中がのさばっているんだと。だから言いなりになってたまるかと。

 警察に通報したり自分自身で抵抗したりと精一杯のことをし、それが功を奏して何度かチンピラを現行犯で警察に突き出すことが出来たのだが、しかし翌日にはさっそく代わりのチンピラが来る始末だった。

 通りではここの屋台が睨まれていることを周りの同業者は理解していたが、トバッチリを恐れて手を差し伸べるということはせず、また警察も”逮捕したチンピラ”と今来ているチンピラがグルだという証拠がないため根本的な解決に結びつくことはなかった。

 親父も意地になったが、意地を張るにも食わなければならないし、食うには金がいる。金を得るには商売をするしかない。そして商売は自分一人で成り立つものではなく客がいなければ話にならない。

 頻繁に暴力団が因縁をつけるような屋台に誰が好き好んでやって来るだろうか?

 つまり親父を折れさせた理由は自分一人ではどうしもなく、また神条会の予想通りのものだった。


 親父はこの”上納金回収員”がやって来たことに眉を潜める。”払ってたまるか”と考えているのではなくついこの間に支払ったばかりだからだ。

 なので

「あの。もう代金は一昨日に……」

 ”支払った”と言いかけたが親父はそれを飲み込んだ。3人のうちの左側、そいつがズボンのポケットからダガーナイフの柄を少しだけ見せているのだ。

「やだね〜何言い出すんだジジイ。たまたまここ通りかかったんで”アイサツ”しに来ただけじゃねーか」

 答えたのはまた真ん中だ。”アイサツ”。これは神条会の末端の子分が”自分の小遣い”を要求しているのだ。

「ま〜組に金は入っても実際に動いてる俺らにはほとんど回って来ないんだけどさぁ。どう思うよジジイ?」

 親父はいい加減怒鳴りつけてやりたくなった。いい加減にしろ若造と。

 しかし自分には追い払えるだけの力は無いし何より今は数日振りの客がいるのだ。面倒を起こさずに穏便に済ませたい。もう”あんな目”は懲り懲りだった。

 何度か頷いてから屋台の子引き出しを開けて現金の束を取り出し、死ぬほど下げたくない頭を下げながら

「悪いけどこれで一つ……」

 と差し出した。それに真ん中のチンピラがニヤっと笑って

「お〜悪い悪い気が利くな親父。代わりにこの店に文句いってくる奴がいたら俺らが守ってやるからな」

 その札を掴もうと手を伸ばした。


 直後に”グシャリ”という音。


 誰もが聞いたことの無い歪な音、おぞましい音。しかし親父もチンピラもその音の意味を容易に理解することが出来た。

 札を握ろうとしたチンピラの手、その手首を白く細い何者かの手が掴み、それをまるで空になったアルミ缶のように握りつぶしているのだ。

 直後に絶叫。通りの人間のほぼ全員の視線が集まる。

「粉砕骨折やな〜、これ」

 静かだが良く通る声。視線はのたうつ男の次に女に集まった。

 死に装束のように真っ白な着物、真っ白な帯。それと同じく絹のように艶やかで長い真っ白な髪、雪の様に白い肌。

 そしてそんな白一色の中で異物のように写る真っ赤な瞳と唇。女の姿はおおよそ現実離れしていた。

 その姿に周りの人間達が皆一様に同じことを考える。

”あんな女いたっけ?”

 と。

 彼女は左手を開いては閉じるという動作を繰り返しながら屋台の椅子から立ち上がり、地面で自分の右手を押さえながら脂汗と共に悶絶している男を無表情で見下ろした。

「ウチが腹立つんはこういうガキなんやなぁ。法律に守られとるとか勘違いして好き放題やる奴。その高なった鼻柱(ハナッパシラ)ヘシ折ったるわ」

 その言葉で我に返ったのか、チンピラの一人がダガーナイフを抜いて

「このクソアマが!」

 女に体ごと突っ込んだ。

 かわすには距離が近すぎたようでその脇腹へ”ドン”と体が当たる。男の両手にハッキリと”人を刺した”感触が伝わった。

”チリリーン”

 鈴の音? そんなシンプルな疑問が脳裏を掠めると女の姿は消えていた。

「へ〜……」

 背後に女の笑い声。

「きっちり脇絞って両手でドス構えとるなぁ。その年でやりなれとるやん?」

 振り向きざまに横へナイフを払ったが次の瞬間にはその腕が明後日の方角を向いた。その角度は誰が見ても分る”骨折”だった。

 今まで感じたことの無い激痛に息が詰まってうずくまろうとしたがその髪が万力のような力で引っ張りあげられる。

 女は男の目を見ながら

「腕一本で済むとか甘いんちゃうか? アンタの親元はしくじったら軽うて小指(エンコ)()め、重うて簀巻(スマ)きの水死体(ドザエモン)の世界やろ?」

 覗き込む女はやはり無表情だったが瞳はその赤さを増していた。

(タマ)取りにしくじったんやから相応の覚悟せえや」

 そのまま男はオモチャの人形のように路面へ叩きつけられた。

その光景を見ていた3人目の男は凍りついたように動けなかった。あまりにも馬鹿げていて、あまりにも人間離れしていた力だから。

 それに赤い瞳が流される。

「乞食には乞食のやり方があるからな。金恵んで欲しいならもう少し態度考えや」

 呟いてから足音も無く歩いて男の横を通り過ぎ、屋台の前で着物の袖に手を入れて

「ごちそうさん。えらい美味しかったわ親っさん」

 チンピラが奪った5万に1万を加え、呆然としている親父の手に握らせた。それから振り返り

 「後始末せなあかんなぁ。トラックはもうあの子に使おうたし……仲間割れでいこか?」

 呟いてから女が自分の右耳を触ると”チリリーン”と音が鳴った。耳に鈴がついている。

 するとその音がまるで合図のように2人のチンピラは立ち上がり、呆然としているチンピラを加えて3人で急に殴り合いを始めた。

 手首の折れている男は反対の腕を振るい、地面に叩きつけられた男はマリオネットのような不気味な動きで。

”チリリーン”

 次の鈴の音で屋台の親父は何事もなかったかのように店の片づけを始め、通りの人々も止めていた足を各々に動かし始めた。

 まるでそこでドの過ぎた殴り合いなぞ起きていないかのように。

 女もまたその人の流れに紛れながら

「さ〜てモモは元気やろか? 死んだはずのオカンが来たらびっくりするやろな〜。それがまして……」

 艶っぽく微笑んで

「殺しに来たんやったらどうやろか?」


 一方、喫茶ルーチェ。

 

 アヤ先輩の巧みな誘導尋問にかかって話が脅迫状の内容にカスリそうになってヒヤヒヤしている京太郎君とお姉様。

 そこへ当然”バン!”と乱暴に扉が開けられたので他のお客さんやメイドさん達の視線が一斉に玄関に集まった。

「ども〜警備会社の神条です。今月分の集金に来ました〜」

 全員に聞こえそうな声をあげて入ってきたのはとっても”賢そうな”お兄さん一名。そしてそれに続いてスーツを着たお兄さんとオジサンの中間くらいの年齢な人。一応お兄さんにしとこうか。そんなのが二人いて計3名。玄関に突っ立ってます。

 シンっとなって静まり返ったそこへサイドテールのメイドさんが慌てて駆け寄って

「あ、あの。確か一昨日に費用はお支払いしたと思うんですが」

 もうここで一切合財(イッサイガッサイ)の状況把握。あの馬鹿たれボンボンこんなとこでも上納金要求してんのか。

 メイドさんがおずおずとそう言ったの対して別の一人が遮るように

「いや〜実は今月から金額が割り増しになったんだよね〜お姉ちゃん」

 とこれまた聞こえよがしに言った。もうあからさまに事を荒立てようとしている。

 メイドさんはそれをいち早く察知したようで

「わ、分りました。どうか……。少々お待ち下さい」

 とやや急ぎ足でキッチンの方へ向かっていった。思惑通りに行って満足なのか三人とも顔を見合わせてニヤニヤだ。これだけムカツク笑顔も珍しい。

 そしてまだシーンとしている店内に向かって

「あ〜どうぞどうぞお構いなく皆さん。お食事を楽しんでください」

 ボス格っぽいスーツのお兄さんが周りを見ながら声をかけた。

 これも額面どおりにとった客は少ないだろう。その裏には

”なに見てるんだお前ら?”

 が隠れている。いや、隠してるような形で見せ付けているのだ。

「お待たせ致しました」 

 サイドテールのメイドさんが戻ってきた。その手には封筒、もちろん中身はあれだろうな。

「先月分と同じくらいで良いでしょうか?」

 怯えた様子で両手でもってそれを差し出す。それに3人は互いに目を見合わせてから

「ええ十分ですよ十分。いやいや物分りの言いお店で本当に良かったです。それではこれで」  

 ボス格のスーツがそれを受け取って向きを変え、玄関扉に手をかけた。

「……ですが。先ほどお客様が乱暴に扉を開けてベルが壊れたのでその分は引いておきました」

 予想外のセリフに三人がピタっと足を止める。

「全額ね」

 その声に振り返った途端まず一番若いチンピラの顔面にメイドさんが鋭いストレート一発。続いて呆気に取られている二人へそれぞれ流れるようなフック、ボディーブロー。うずくまる二人。

 サイドテールのメイドさんはお腹を抱えて悶絶している二人に

「英国産のボクシングは蹴り投げもありなんだけどね。どうだい僕の素手(ベアナックル)の味は?」

 とステキな笑顔。それに答えることも毒ずくこともなく2人のお兄さんはそのまま気を失いました。良く見ればこのメイドさん外人さんだったのね。

 髪色はブラウンだけどてっきり軽く染めてるのかと思ってたよ……じゃなくていやいや何だこの展開は!?

「エイミー何やってんねん! ケガないか!?!?」 

 バリバリの関西弁でキッチンから小走りで来たのは小悪魔桃ちゃんだ。エイミーだって。やっぱり外人さんでした。

 エイミーと呼ばれたサイドテールのメイドさんはやって来た桃介を見るなり突然抱き締めて

「あ〜愛しのピーチ姫、僕の心配をしてくれてたのかい?」

「ふぇ!?」

 耳元でささやかれて素っ頓狂な声をあげる桃ちゃん。いやいやついていけないいろいろおかしいぞこのサイドテール! チラっとマイテーブルに目を戻せばアヤ先輩は突っ伏してノックダウン。

「ぼ、僕っ子のメイドさんってそんな属性反則よ」

 ヨードーちゃんに鼻ティッシュ装填されながらトリップしてます。やっぱり瞳はハート型。お役目ご苦労。まともなの一話だけだったね先輩。

 しかしまたややこしくなったなこの事態……。いったいどうなるんだマジ。

 俺がミユキ先輩の姿が消えてるのに気付いたのはこの後だった。

どうもお久しぶりです無一文です^^

またキャラ増えましたねハイ。

最近は笑いが少なくなってますが、

プロローグ以降はいつもの路線に戻ると思うので

もうしばらくお付き合い下さいませ^^

しかしながら気付けば累計40万PVです。

有難うございます。

道のりは遠いですが100万目指していこうと思います^^


あ、筆者から読者様へ質問なんですが

更新した瞬間にアクセス数がグっと増えるんですが

更新お知らせ機能か何かあるんでしょうか??


あとはアドバイスやご意見があればぜひ御願いします。


それではまた!


すみません次回も更新遅くなりそうです;

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