鬼人の里③
遅くなりました。
仕事しないで小説書きたいけど生活が……
鬼人について半十郎に話を聞くと鬼人と言っても別に角が有る訳でも無いし見た目は普通の人間とは変わらないらしい。
ただ、鬼人の血が濃い者は姿が変化能力が有ると聞いた時俺はヤサイみたいなアニメキャラを思い出しまさか金髪に成ってオーラを纏う姿を想像してしまった。
でも話を聞けがただ単に肌が赤黒くなるだけだった話を聞いて、俺はちょっと残念に追ってしまった。
まっ、変身でも変体でも無いので漫画の様な事は有る訳無いかと納得したが、よくよく考えてみると鬼が現実に居るのに俺は簡単に納得してる自分にちょっと驚いたが異世界なんか連れてかれた影響かこんな事何でもない事かと納得してしまった。
「我々は元々鬼と呼ばれる存在では無かった遥か昔に我々の文明は戦争で滅んでしまい、我々の祖先が他の移住可能な星を探す為に移民団を結成して脱出者の末柄なんだ」
「えっ、てことは宇宙人なんですか?」
「宇宙人って言われればそうですが、地球に住むほとんどが元は異星人の遺伝子から発生したものですから、ですから地球人も宇宙人ですよ」
「そっそう何ですか?」
「この話は天照様が詳しく話してくれると思いますので我々の話に戻りますね」
「はい」
「我々の歴史は後日派遣する息子の十兵衛に聞いてくれ」
「……分かりました」
「それでは聞いてくれ。我々は普通の人間より反射神経や筋力等が優れている損事を生かして昔からその事を生かして身辺警護今で言うとボディーガードなどの生業にしてきた。日本のSPの創設にも協力した関係で我々の血族もかなり警察関係者が多い」
「そのおかげで今では警察の下請けみたいな仕事も多い。だから男鹿さんの身の安全は当たり前にご家族の警護も安心して欲しい」
「ちょっと待って下さい。俺はハウスキーパーと運転手を派遣してくれる話しだったと思うんですけど?」
「そうなんですか?イブ様に明日関西特殊化学の社長が逮捕されて企業買収で中国に喧嘩を売るから警護をよろしくと聞いたのですが」
「えっマジ、俺は何も聞いて居ないんですけどちょっと待って下さい」
俺はスマホを取り出して画面を見るとイブが魔女っ娘の恰好で何故か悪戯がバレた子供の様に俺の視線を躱す様に目を背けていた。
「おいイブこれはどお言う事だ!」
『レイジに言ったら買収辞めちゃうでしょ?』
「当たり前だ、俺はどんな敵でも跳ね返す気は有るけどこの話しだとシルフィーだけじゃなくて母さんや兄さん家族も危険に晒される可能性が有るんだよな?」
『レイジが心配する気持ちは分かるけど、この魔女っ娘イブちゃんが居れば絶対安全だから』
怜志は真剣な話をしてるのにふざけた格好で言われてもとても納得する事が出来なかった。
「でもイブは実体の無いしどどうやって安全を守るんだよ」
『それは任せて。実態は無いけど私は地球上のネットワークを掌握しているし通信だってイプシロンより完全に出来ているんだから、レイジ心配しないで任せて』
「そおだとしても先に話してくれないとイブの事を俺は信用しなくなるよ」
『ごめんなさい、天照様から口止めされてたから許して』
「異世界でも地球でも神って存在は俺の敵なのか?天照様にはシルフィーと再会させてくれた恩が有るから今は我慢するけど、今後も勝手な事するなら俺は天照様の言う事信じなくなる」
シルフィーが黙ったまま座卓の下で手を握ってくれた。
「男鹿さん、天照様は男鹿さんを蔑ろにしている訳では無いと思います。あの方は未来のちょっとした変化の為に話さない事や隠し事が有ると思います。でも、天照様は地球の未来を任せようと思って要るから月に招待したんだと思います。だから今は信じて下さい」
「確かに俺もちょっと先の未来が見えますがちょっと事で未来が変る事は分かるけど……」
「レイジさん、私と再会させてくれた天照様を信じましょ」
「分かった」
「それでは男鹿夫妻のお世話する者を紹介しましょう。入室を許可する」
襖が開いて6人の男女が入って来た。
「ご紹介させて頂きます。男鹿さんに使えさせて頂く責任者の鬼頭十兵衛です。隣の女性は妻で早苗と言います。今回の仕事には直接係る事は少ないですが同じマンションに住まわせて頂きますのでよろしくお願いします」
どちらも30代前半くらいの見える年齢で十兵衛さんは動きに隙が無く武術の達人に見える。奥さんは先ほど玄関から案内してくれた着物を着た日本美人だ。
「初めまして、鬼頭早苗と申します。私は夫十兵衛や他の者のお世話が仕事に成るので同行いたします。娘共々一緒のマンションに住まわせて頂きますのでよろしくお願いします」
「娘さんが居るんですか?何歳ですか?」
今まで黙って居たシルフィーが前かがみで訪ねて来た。
「4才と2才の娘がおります」
「娘さん達私と仲良くしてくれるかな?」
「是非仲良くして頂ければ嬉しく思います」
「早く会いたいな」
「シルフィー他の人も挨拶終わって無いから終わってからゆっくり話そうね」
「ああっ、ごめんなさい」
「すみませんでした。続けて下さい」
「はい、私は茨木重光と申します。主に運転手と警護を担当いたします。よろしくお願いいたします」
重光さんも動きに隙が無く、俺と同年代くらいのちょっと目がきつめのイケメンだ。
「私は鬼頭彩です。主に男鹿様の秘書を務めさせて頂きます。よろしくお願いします」
彩さんも同年代くらいだと思うが女性の見た目年齢には自信が無い、もしかしたら俺より上なのかなと思って要るとちょっと睨まれた気がする。ビジネススーツを着て出来るビジネスウーマンって感じの人だ、俺は前の会社の先輩を思い出してちょっと苦手意識は有るが俺以外が見れば美人だと言うと思う。
「私は……」
「お前達なんだその恰好は」
「お義父様すみません。寧音と鈴はさっきまで訓練をしておりまして、ジャージでは失礼に当たるとは思いましたが汗をかいた姿では失礼に当たると思いまして汗を流させたのですが着替えを持って来ていなかった物ですから急遽稽古用のジャージでご挨拶に成りました。申し訳ありません」
「男鹿さん申し訳ない、姪たちが失礼した。この二人はボディーガードにはまだ経験不足で今回が初仕事に成りますが家事に関しては確り教育しておりますのでご安心下さい」
「大丈夫ですよ」
「初めまして。鬼頭寧々です。二十歳です調理師免許も持ってますし料理は自信が有りますので私に任せて下さい。東京は初めて行きますがよろしくお願いします」
寧々さんは背が低く可愛い感じだけど胸に山脈を携えた……シルフィーお尻抓るの辞めて、地味に痛いから。
「続いて寧々の妹で鈴18才です。お姉ちゃんには料理は敵わないけどお掃除は得意です。私も東京楽しみです」
この姉妹はどちらも山脈を持っておりジャージのジッパーがはじけそうだ。シルフィー抓らないで。
しかし、どちらも元は良いのに何かやぼったい。ちょっと東京に来て変化が面白そうだ。でもギャルには成らないで欲しい。
「以上6人これからよろしくお願いします」
「「「「お願いします」」」」
「早苗は寧々と鈴のお目付け役もかねておりますので、寧々も鈴もきちんとした教育を受けて仕事に関しては問題無いのですがちょっと東京に憧れてまして……」
「はい、大丈夫ですよお二人は東京に行くのが楽しみでしょうがないのですね、挨拶をお聞きして感じました」
「申し訳ない。姪たちの事よろしくお願いします」
「ところでこの家には道場が有るのですか?」
「もちろん有りますよ、男鹿さんはなにか武術を?」
「ええ日本拳法を少し。この道場では何を?」
「鬼人に伝わる武術を元に世界中の武術を融合した武術を教えております」
「もし宜しければ十兵衛さんと手合わせしてみたいのですが?」
「かまいませんが十兵衛は鬼人の中でも上位に入る達人です、男鹿さんがいくら強くても鬼人とは違いますので怪我をさせる訳にいきませんので」
半十郎さんは天照様から俺の強さの話をしてないな、ホントなの人説明とか省くよな。
「かまいませんから警護する人の実力を知っておきたいのです」
「分かりました。十兵衛怪我をさせないで御手合せしろ」
それから俺たちは道場に案内され、俺は十兵衛さんと手合わせする事に成った。
校閲して頂きありがとう御座います。




