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第三十五話 討伐

今回討伐するのはコーンラビットという、頭に角が生えたウサギのようなモンスターです。弱点は魔法全般、それに加え物理攻撃も効果があるという。一言で言うなら雑魚です。


何にせよ、魔法攻撃が効果あるなら私が足手まといになることはないはずです。


目指せ最強!


私はぐっと拳を握った。


そして今の私は、ターゲットであるコーンラビットと対峙していた。


「落ち着け!普通の子供が木の棒で殴っただけでも倒せる雑魚モンスターだ!魔法が外れても蹴っ飛ばせば倒せるぞ!」


子供でも倒せるモンスターって、そんな雑魚モンスターがよく生き延びて入られますね。と疑問を抱かずにはいられなかった。


私は修練場で放った時と同じように、右の掌をコーンラビットに合わせた。


「氷よ敵を凍らせよ氷結(アイス)」


そして魔法は発動していた。ただし、コーンラビットの群れをほぼ全て凍らせるという形で。


「凄いね。全部凍ってる。」



驚いた様子で、ロランさんが呟いた。いや、威力大きすぎますよ!?だって前に魔法を使った時はこんな感じにはなっていませんでした。


前に使ったのは火の魔法でしたけど、掌に大きめな火が出てきただけで、特に大きな事件も無かった。そんなに日が経過したわけでも、ましてや強くなれそうな特訓をした覚えもない。


私が驚いている間に、ロランさんとアクアさんとノエルさんが、セッセとコーンラビットの回収を終わらせていた。


「今回はお手柄だな。」


アクアさんによしよしと頭を撫でられて、私はその心地よさを堪能していた。結局、あの馬鹿でかく発動した魔法の正体は、謎に包まれたままだった。


う~ん何故?


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