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小さなちいさな芽は。





家の裏手には神社があった。













家の裏手には神社があった。


その神社には、神様が居た。


神様と、神使と、お喋りな樹々たちがーー……。









− - − - − - − - − - − - − - − - − - − - − - − - − - − - − - − - −







僕の話をしようか。


本当の僕の、小さな頃の話ーー……。



僕の家は、神の社、神社だったんだ。その神社の樹だったんだよ?


その神社はね、普通の人のーー人達の家の裏手に在った。


普通の人達には、子供達がいた。ーーーーそう、沢山ね。


その沢山の子供達と、僕は友達だったんだ。


君に似た子もいたかなーーうん、似ているーーね。ーーーー他人の空似かもしれないけれど、君がその人達の親戚や子孫なら、僕は嬉しい。


だって僕はその人達と、ーー子供達と"友達"だから。


知っている? やっぱりね。ーーーー君はその人達の親戚ーーそうか。子孫だったのか。だからこんなにーー懐かしいんだね。


僕は君のお祖父さんか、お祖母さんかーーもっとうんと前の曽祖父か曽祖母の方達と、一緒に育ったんだ。


ーーまずは神社の話をしよう。神社の神様と、白い神使の話を。

2024.5.13 2024.5.20 2024.5.27

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