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瀬田正義の思うところ

作者: 瀬田正義
掲載日:2026/05/10

   瀬田正義の思うところ

   

         瀬田 正義

          

   人生とは何なのか

   

     

 松戸市樋野口、昔から松戸の住宅地として人々が静かに暮らし俺はこの町で生まれ育った。この町には何があるのか。

 

   第一部 橋本良広

   

 昔、俺の家のすぐとなりに借家の区画がありそこの一軒に橋本良広さんの家族が住んでいた。橋本良広さんは建築作業員で朝早く仕事に行き夕方に帰ってくる生活を送っていた。橋本良広さんは家の前の駐車場で木刀を振り回して駆けつけた警察官に怒られたりした事もある少し乱暴な人だった。

 この日も橋本良広さんは夕方に仕事から帰ってきて何も変わらぬ日の様に思えた。俺が散歩か買い物あたりで出かけようとしたその時橋本さんの家の玄関の前の石の柱の上に鍵が置いてあった。その鍵は俺の見たところで家の扉の鍵でありそれ以外には見えなかった。

 俺は気をきかして橋本さんに鍵を届けようと思い橋本さんの家の呼び鈴を押した。すると橋本良広さんが出てきた。俺は事の次第を伝え鍵を手渡そうとしたら橋本良広さんがいきなり大声をだして俺の腹に正拳突きをくらわしてきた。俺は苦しいのを我慢していったん自宅に戻り父親に事情を話した。その時橋本良広さんは鍵を受け取らなかったので鍵は俺が持っていたがどうしていいものかわからない。そこで父親が松戸警察に通報した。

 少し時間がたったころだろうか松戸警察のパトカーがサイレンを鳴らしながら来て警察官が数人慌ただしい様子になった。現場の確認をし橋本良広さんに話を聞いていた。俺の持っていた鍵は警察官が回収して俺に話を聞いてしばらくして警察官は帰っていった。

 その後、橋本良広さんは傷害容疑で松戸警察に捕まり家を引っ越して行った。

 橋本さんのいた家は大家が取り壊し今は橋本跡地として新しい住民が住んでいる。

 今となっては悲しい思い出である。

 

   第二部 青柳保

   

 俺の家の裏手に青柳保さんの家族が住んでいる。青柳さんの娘の幸代ちゃんは俺の同級生で小学校と中学校で一緒で同じクラスの時もあった。懐かしい思い出だ。

 俺の家の裏手の土地は俺の家の名義になっていて青柳さんはうちの土地を毎回通らなければ家の出入りができず、俺の家の名義なので車も停められない状況なのだ。

 青柳保さんは何を血迷ったか松戸地方裁判所に行き民事調停を申し込み昔食べた渋柿の謝罪を俺達に求めてきた。俺は裁判所に何の事なのか電話で聞いたら調停は呼ばれても来るのは義務じゃないから別に来なくてもいいよと言うので行かなかったのだ。そんな事で青柳さんの民事調停は裁判所で却下になったのだ。

 その後、青柳さんはなぜか不動産屋に行き自分の家の価格査定をしてもらったところ生活上の問題がある物件なので価格はゼロ円という事になり嘆いていた。

 そして青柳保さんはいきなり亡くなられたのだ。

 無念の死であった。

 

   第三部 木原健二

   

 俺の家の近所に尚くじらという店がありそこの社長の木原健二さんという人がいた。木原健二さんは奥さんや数人の部下と廃品回収やリサイクル品の販売をして生活していた。

 俺の家の二階の窓から尚くじらの店や駐車場が見え俺はいつも様子を伺っていた。

 俺はある日家の二階の窓から尚くじらの駐車場に木原健二さんがいるのを確認した。俺は愛用のコルトガバメントのエアガンを手にした。そして木原健二さんの様子を伺う。木原健二さんがこちらに背中を見せた時俺はエアガンでBB弾を二発撃ち込んでやった。木原健二さんは怒って大声をあげていた。俺は窓から満面の笑顔で手を振った。木原健二さんは松戸警察に通報して俺の家に警察官が来たが挨拶をして帰っただけだった。

 そして月日がたったある日、俺は尚くじらの横にあるコンビニに買い物に行った。その帰りに尚くじらの店の前に木原健二さんがいた。木原健二さんが気取った顔をして俺を見ているので俺は木原健二さんの左腕に七年殺しを加えてやった。俺はなんとなく面白かった。

 その後、俺は松戸警察から木原健二さんへの暴力行為で話を聞かれたけど証拠不十分で終了になったのだ。

 そして七年後木原健二さんは俺が打ち放った技の効力があり本当に七年後に死んでしまったのだ。

 今となっては俺の心はすっきりしている。

 

 松戸市樋野口、それは語り継がれる逸話。未来への希望。そして愛の継承。全ては俺の手に委ねられている。

 

 この話を信じるかは自分次第だ。

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― 新着の感想 ―
これは実にヤバいですね(いい意味で)。 何となく覗いただけなのに最後まで読まされてしまいました。 優れた文章である証明です。 100%実話ではないのでしょうけれども、妙なうそ寒さを感じます。 また〆…
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