表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

覚醒

アドバイス等いただけますと幸いです。

 昼、神社にて。


アスカ そういえば、真ん中の道は神様の道だったよね。


 アスカ、端の道を歩いて参拝する。


アスカ 最近の不思議な出来事は何だったんだろう?朝私絶対ひかれてたよね、、。


 そこへ、リスが1匹やってくる。


リス またお会いできて光栄です。


アスカ あ、コリスちゃん。ねぇ、私、なんか最近変なの。どうかしちゃってる?


リス 何かありましたか?


アスカ 今日の朝、トラックに轢かれたと思ったんだけど、トラックが私をすり抜けていったの。ちょっと怖くなっちゃって…。


リス やはりですか、あなたは…。


アスカ 何?


リス 今のあなたには信じられないかもしれませんが、あなたは普通の人間ではありません。


 アスカ、茫然として立ち尽くす。

 しばらく両者沈黙。


アスカ そう、なんだね。


リス 表現が相応しいか分かりませんが、半分神、半分人間といったところでしょうか。さっきあなたにお渡しした木の実、ありますか?


アスカ あ、確かポッケに、、。


 アスカがポケットから取り出すと、橙色に光る玉石になっている。


アスカ あれ、、?


リス やはりあなただ。お待ちしておりました。私はあなたを、長い間待っていたのです。


アスカ どういうこと?


リス これがしるべです。あなたは神に触ってしまった。いや、触ることができた。それは、あなたがただの人ではないことの証左です。いやはや、ようやくお会いできましたな。


アスカ あー、ごめん。なにが、なんだかさっぱり。あは、あははは。


リス そうでしょう。まずは今日はもうお帰りになった方がいいかと。夜になる前に。あと、この石を、片時も話さないようにしてください。あなたを守ってくれます。今のあなたはもうやつらから認知されているかもしれませんので。


アスカ やつらって?


リス この世は災いで溢れている。自然災害や疫病、いろんなものがあるでしょう。でも、それには災いのタネがあるのです。そのタネを、我々が潰していかなければいけないのです。


アスカ へぇー、コリスちゃん、大変なんだね。


リス これからは、あなたにも手伝っていただきます。今日から私はあなたの相棒ってやつです!


アスカ えぇー!?無理無理!なんか、コリスちゃんさっきから冗談ばっかりだよ。….だよね….。


リス では、今日はこのあたりにして、またここでお会いしましょう!あ、そういえば名前を聞いていませんでしたね。


アスカ 私は、アスカ。コリスちゃんは?


リス アスカさん!いい名前ですね。私はそのまま、コリスちゃんと呼んでください!なんか気に入りましたので。


 その時、突風が吹き、目の前に天狗が現れる。


天狗 ポポン!これはこれは、お会いできて光栄です。思ったより早くお目にかかれましたな。


リス しまった、もう見つかりましたか!


アスカ え、なに!?


リス 今は逃げるしかありません!


 私に捕まって絶対に離さないように!


アスカ 捕まるって、相棒ちゃんに?


 リスが持っていた赤い木の実をかじると、巨大な龍に変身する。


 困惑するアスカ。


アスカ えぇ!えーーー!!


龍 早くしろ!今、お前を失うわけにはいかない!


アスカ ひゃっ!


 アスカ、龍につかまる。


 龍が空へ羽ばたく。


天狗 脅威は早いうちに潰すのが定石です、いざ、参りますぞ!ポポン!


龍 来るぞ!いいか、やつは手に持ってる扇で風を起こして攻撃してくる!俺にしっかり捕まってろよ!


アスカ は、はいー!わかりましたー!


 天狗の攻撃が龍に当たり、竜は大きくよろめく。


アスカ きゃー!


龍 うぐっ、こりゃ次くらったらやべぇな。


天狗 ポポン!では、おさらば!


 天狗の攻撃が龍に当たり、龍は地面に墜落する。 かろうじてアスカは守られている。


アスカ きゃー!


 龍はかなりダメージを受けている。


龍 アスカ!光る石に念じろ!


アスカ 念じるって何を!?


龍 あの天狗を倒すイメージを念じるんだ!俺たちもろともやられるぞ!急げ!


アスカ わかった!


 アスカ、光る玉石に念じるが、何も起こらない。


天狗 これはいかんぞ、才能が目を覚ます前に、失敬!ポポン!


 天狗がアスカにとどめをさそうとした時、アスカの玉石が強く輝き始めた。


アスカ きゃっ!何これ!


龍 間に合ったか、いいか、よく聞け。イメージは必ず実現する。呼吸を整えるんだ。あいつを倒せるのはアスカだけだ。


アスカ 何が何だかよくわからないけど、今、私がやらなきゃ大変なことになるんだね…。


龍 そうだ、すまんな。俺もしばらく使い物にならん。頼んだぞ!


 アスカは深呼吸し、凛とした表情で天狗を見つめる。


 天狗の動きが鈍る。


天狗 神の視線とは、これは厳しいのう。


アスカ 私がやらなくちゃいけない!


 アスカに光背が出現する。

 

 光背から放たれた光が天狗へ直撃する。


天狗 ぬぅ!致し方ない、離脱じゃ!


 天狗は、残りの力を全て集中させる。


天狗 またお会いしましょうぞ!ポポン!


 天狗は姿を消す。


龍 助かったぜ、アスカ。あと一息で仕留められたが、よく戦ったな。


アスカ よかった…。


 アスカの光背が消え、よろめいて地面に倒れる。


龍 神の力を使ったのだ、しばらくは動けんだろうから、ゆっくりしてろ。


 龍がアスカを乗せ、飛び立とうとした時、木の影から謎の男が現れる。


謎の男 神の力か、そいつをどうするつもりだ?


龍 お前はいつも来るのが遅いじゃないか。危なかったんだぞ!


謎の男 わるかったな。しかし、初めてで神の力を使いこなすとは、大したものだな。


龍 本当にできるかもしれんな。


謎の男 導くのは相棒たるあんたの仕事だぞ。


龍 わかってるよ。


 アスカを家まで運ぶため、龍は空へ飛び立つ。


 空には、満点の星空が広がっていた。

 



評価お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ