最後の放送事故

作者：天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。なので音声も無しです（BGMのみ）。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪

タイトル：最後の放送事故

友達「おう！じゃあな〜♪」

「ああ♪」

「今日も楽しかったなぁ。よし、じゃあ早速帰って録画しといたドラマ見るか♪」

と言う事で、

俺はその日、友達と遊んだ後、

速攻で家に帰り、

あらかじめ昨日の夜に録画しておいた

お気に入りのドラマを見ようとしたんだ。

「えっほ、えっほ」

友達と別れた地点から

俺の自宅までそれほど離れておらず、

そのまま走って帰った。

「ただいまぁ〜」

母親の「おかえり」の声も聞かず、

速攻でまた部屋に駆け上がり、

早速テレビの前に。

「よしよし♪お菓子とジュースも用意して、と」

準備万端で

テレビ前に座った俺の前に

出て来た画面は…

「ん？…あれえ？！」

なんと、間違えて録画してた

普通のドキュメンタリ番組。

番組表のちょうど右横の番組を

録画して居た様だ。

「うそやろこれえ！！！ちょっと待てよ！」

事態を把握した俺は絶望。

もうリモコンを操作する気力も

無くし、一瞬ぼんやりした。

そしてやる気なく

間違えて録画した

そのドキュメンタリ番組を

ぼ〜っと見てたら…

「…あれ？…これ、俺んチの近くじゃん…」

どうやら街角トレジャーみたいに

リポーターが街中に出て歩き、

そこで出会ういろんな人や

そこの土地を紹介する番組だった様で、

その場所がなんと俺の地元。

かなり地元で、普段よく歩いてる交差点や

通学路なんかも、そのまま画面に登場した。

「………へぇ〜♪」

鬱憤晴らそうと、速攻で消してやろうかと

していたその番組だったが、

消すのをやめ、しばらく見入ることにした。

「あはwここ、俺の行きつけの本屋じゃんw」

エリアは狭いながら、

俺の知ってる場所ばかりが出てた。

それ見てちょっと嬉しくなる。

でも…

「あれ？…コイツって…」

喋りまくってるリポーターの少し後ろに

アイツ…さっき別れた友達が歩いてた。

「wアイツ番組に出てんじゃんw」

多分、気づかない内に

テレビに登場して居たんだアイツ。

しかしその次の瞬間だった。

ガシャアァアン！！

「うわっ…！」

テレビ画面上の方から

鉄柱が落ちて来て、

後ろを歩いてたアイツは下敷きに。

「ちょっ…」

しかも番組はそのまま進行。

すぐ後ろで大事故が起きてるのに

誰もそっちの方を見ず、

何事も無かったかの様に喋ってる。

「…なんだよこれ…何が起きてんだ？」

嫌な予感がして、

さっき別れたばかりの友達に

電話した。

でも繋がらない。

ずっと何度も電話した。

夜中になるまで電話し続けた。

でもまったく繋がらない。

後日、アイツは

事故死して居た事が分かった。

同じ様に上から

鉄板か鉄柱が落ちてきた様で。

「ウソだろ…」

その番組は、

あとで番組表で何度も確認したが、

どこにも無かった。

「俺、何を録画してたんだよ…」

「いやいや！あの日、俺、アイツと遊んでたじゃねえかよ！？」

動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=40kvPKQSl2A

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬