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ハーレム建国記 〜女の子はみんな俺が嫌いです〜 ReMake  作者: Red/春日玲音
第一章 辺境の盗賊王と小国家の街
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旅の仲間???その2(Re)

この様子だと、1週間以内には出発できそうか?


俺は、周りの様子を見ながらそう独り言ちる。


ミアたちを仲間に率いれたことで、ハルファス神聖国は敵勢力となった。

マシーラ公国が、ハルファス神聖国との交渉を頑張っているため、この辺り一帯はまだ平和ではあるが、今の交渉の結果次第では、この辺りも戦火に巻き込まれる可能性がある。そして巻き込まれたら、いつどのような事でミアたちの存在がバレるか分からない。


また、マシーラ公国と神聖国の交渉が上手くいったとしても、近隣諸国が群雄割拠になりつつあることは間違いなく、どちらにしても、ここは立地が悪すぎた。


公女という爆弾を抱えている以上、出来るだけ早く、クヴァールやハルファスの影響の少ない遠方へと逃げる必要もあり、今は、新たな拠点を探す旅に出る為の準備をしているところだ。



ただ、以前と違い、メイドも含めて17名というそれなりの人数が移動するとなると、やはりそれなりの準備が必要となる。


まずは移動の足となる馬車。数が多くなればそれだけ機動力が落ちるので、出来るだけ少なくしたいが、1台の馬車で運べる人数や物資には限りがあるのもまた事実。


冒険者としても経験が長いジョンを交えて相談した結果、馬車の数は3台、うち1台は物資を運ぶのを中心とした荷馬車とすることで決定した。


そして馬車を引く馬が4頭。3頭じゃないのは荷馬車は重くなるので2頭立てにしたからだ。

それとは別に騎乗用の馬が3頭。基本的には、ジョンとキャシーと、メイドの一人が交代で馬に乗り、俺専用に魔改造した馬車には御者席にメイドが一人と俺とアリス、セレスとミア、そしてメルナさんが中に乗る。

もう一台のメイド専用馬車に残りのメイド8人が御者を交代しながら乗ることになった。

馬車の中は一応8人が余裕で座れる作りになっているので、どちらも窮屈な思いはしなくて済むだろう。

気晴らしに馬に乗る者を交代してもいいし。


騎乗用の馬があれば、先行して行く手の様子を確認したりするのにも重宝するし、何より、護衛がついていることを見せるだけで、襲撃者への牽制にもなる。


ほんの2ヶ月ほど前は襲撃する側だったことを考えれば、因果なものだとつくづく思う。


まぁ、今回の旅では、新たにメイド長に赴任したアンナが、現地調査や諸々の準備など、いい訓練になりますと張り切っていたので、ある程度は任せることにしている。

何でも「情報を制する者は世界を制するのですっ!」とかで、メイド隊の情報収集に磨きをかけるのだとか……。


まぁ、アンナの言っていることは間違いではないし、襲撃ポイントや、近辺を根城にしている盗賊の類の情報など、調べるべき情報は山とあるし、それらの情報を知っているのと知らないのでは、行動に差が出るわけで、それらの情報を集めてくれるのは非常に助かるのは間違いない。


ただ問題があるとすれば、情報収集は果たしてメイドの仕事なのだろうか?という疑問だけなのだが……、いくら資質があるとはいえ、ティーナを諜報要員にしている時点で今更だという事に気づく。


「レオン殿。」


俺が馬車周りのチェックをしているとジョンから声がかかる。


「こちらが買い付けのリストになる。それなりに数が多いので、行きがけに各村や街をまわりながら買い付けて、出発という予定なのだがよろしいか?」


ジョンがメモを見せてくる。


書かれている内容と村の位置関係などを思い出しながらチェックを入れていくが、特に問題になりそうな個所は見当たらない。

それどころか、十分効率を考えて作成してあるのに驚く。


「すごいな。冒険者辞めて行商でも食っていけるんじゃないか?」


「いやいや、某はあの商人たちのような腹の探り合いには向かぬよ。なんせ、奴らと言ったら、金儲けの為なら、今までの恩義を丸めてポイ捨てすることも厭わぬ奴らばかりだしな。」


「ま、否定はしない。メイド隊から2,3人連れて荷馬車を先行させよう。荷馬車が出てから二日後に、俺達は出発する。そうすれば、丁度このあたりで合流できるはずだ。」


俺は地図のあるポイントを指し示すと、ジョンは軽く頷く。


「この魔あⅯ準備を進めていけば、1週間後に合流の予定だ。そのつもりで他オム。。」


俺はジョンにそう告げると、別の場所の様子を見るために移動することにした。



「あ、レオンくん、丁度いいところに。」


俺の姿を見つけたメルナが駆け寄ってくる。


「ん?どうした。」


「少し意見が聞きたいのよ。」


メルナはそう言いながら手にした地図を広げる。


ここ数日のメルナは、目に見えて活気に満ち溢れ、以前とは別人のように、積極的に俺に話しかけてくるようになった。


原因はおそらく「参謀」という役職を得たことと、俺の「お願い」のせいだろう。


自分の力を認めてもらい、期待されて、存分にその力を振るう事のできる場を与えられる。それだけで、やる気が出るのは当たり前の話だ。


そして俺からのお願い……。

俺に対しては立場など関係なく、遠慮なく接してほしい。できれば姉のようにふるまい甘えさせろ、と。

サーラの時から薄々感じていたが、どうやら俺は、姉属性に弱いらしい。

俺自身としては「妹スキー」だと思っていただけに、少なからずショックを受けていたりする。


それ以上に、俺にとって重要なポジションを得たことによって、夜の立場が逆転したという事実が、彼女を生き生きさせているのだろう。メルナの献身のお陰で、俺は無事に童貞を卒業できた……と同時にメルナにとっても俺は初めての人というわけで……。

……うん、認めよう。俺はメルナさんに特別な感情を抱いている。


だから、彼女に対して俺は無茶を言えなくなる。何かすれば「レオン君、メッ!」としかられるのだ。そして、それがまたいい……クソッ、完全に立場が弱くなってしまったではないか。


お陰で、メルナさんとの夜の営みが少なくなった……おかしい。普通は逆じゃないのか?くそっ、そこまで俺とのエッチが嫌なのかよっ!


……まぁいい。それならそれで、彼女が隙を見せた時に存分可愛がればいいだけの話だ。


「……って聞いてる?」


「悪い。エッチな身体に見とれて、聞いてなかった。」


「むぅっ!」


彼女は自分の身体を隠すように身を捩ると、目を吊り上げて、「レオン君、メッ!」と怒鳴る。


「悪かったって。それで、クレイドルの街がどうしたって?」


「はい、こちらを見てください。」


そう言ってメモを手渡してくる。


「これは……経済曲線か。……見事なまでの右肩下がりだな。」


「えぇ、原因は分かりませんが、ここ数ヶ月で、一気に経済状況が悪化しています。元々恵まれた土地なので、余程の事がなければこうはならないと思います。」


そう言いながら探るような目つきで俺を見てくるメルナ。


これは「余程のことがあるから避けろ」と言いたいのだろうか?それとも………。


「……そうだな。面白そうだし、こっち方面に向かってみるか?」


「わかりました。ではそのように。」


メルナはそういうと地図をそのまま残して去っていった。


去り際に、彼女の唇の端が、にぃッと吊り上がったところから見て、俺の選択は正解だったのだろう。


彼女の思惑とは別に、俺は俺で別の思惑がある。


俺は地図のある個所を見つめ「やっぱりここだよな。」と呟く。


俺がチェックしていた場所は、偶然にもメルナが指し示したクレイドルの街のあるあたりだ。


大陸の西の端にあり、西から北に向かって険しい山脈が連なり、南側は海に面している。しかも、その海辺は暗礁区域が数多くあり、熟練のものでも難儀すると言われているらしい。


何が言いたいかというと、クレイドルの街のあるあたりはこの大陸の端だってことだ。他の地域と繋がっているのは北東から南東にかけた一方向のみ。

つまり一方向さえ警戒していればいい訳で、これほど守りに向いた場所はないという事だ。


公女というジョーカーを手にしている以上、何らかの形で争いに発展する可能性は大いにある。

見捨てることが出来なかった以上、生き抜くために戦う必要があり、戦うためには力をつける必要がある。


力を手にするにはそれなりに時間がかかるので、その時間を稼ぐためにも、守りやすい地形の場所に拠点を構えたいと思っていたのだ。


元々俺はシミュレーションゲームの方が得意で、どのタイトルでも、辺境で旗揚げするプレイスタイルだった。


中央の方が、確かに発展しているし、経済効果も高く、素早く態勢を整えることが出来るという利点もあるが、それは隣国も同条件であり、更には四方八方を取り囲まれているため、外交を駆使しつつ、抑止力となる軍備を増強し、とかなり無理を強いられ、結果として内政がおろそかになり、高い軍勢の維持費を賄うのがやっとで、内政にかける金がない、といった悪循環に陥りがちになる。

それを避けるために、一点集中で、敵の軍備が整わないうちに占拠するという方法もあるが、拠点が広がった分、警戒範囲も広がり、軍備の増強が最優先になると、これまた悪循環に陥りがちだ。


電光石火で一気に占領していくという手もあるが、それは俺の好むプレイスタイルではない。

しかも、これから俺がやるのがゲームではなく現実だという事を考えれば、感情というものも計算に入れる必要があり、それらを含めても内政は疎かに出来ないのだ。


そう考えれば、警戒範囲の少ない辺境の方が、拠点にするのに向いていると言える。


更にいうなれば、クレイドルの周り、というかクレイドルが属しているのは、連邦小国家群だ。

大きな国ではなく、地方都市に近い小さな国の集まりなので、状況によっては、クレイドルを掌握し、新たな国を興すことだって可能かもしれない。

そういう意味ではもってこいの場所であった。


「まずはクレイドルの街を抜けた先で拠点となる場所を探す。そのまま近隣を開発しつつクレイドルの街を監視。できれば支配下に置ければ最上だな。」


そう口に出してみる。

難しそうではあるが、出来なくはなさそうだ。


現在クレイドルが抱えている問題がキーになる事だろう。

クレイドル近辺の情報を探るのを第一優先にしようと決心して、俺は地図を丸めてしまうと、その場を後にするのだった。


◇ ◇ ◇


「はぁ…………。」


ミアが、俺を見ながら大仰にため息をつく。


そんな目で見るなよ。照れるじゃないか。


ついそんなジョークが頭に浮かぶ。それが顔に出ていたのか、ミア以外の女の子たちも、同じようにため息をついた。


「本当であれば、今夜は柔らかく暖かなお布団で寝られたんですよねぇ?」


ティーナが、わざとらしくため息を付きながら言う。

こいつは最近メルナと仲が良い。他の女の子達からも可愛がって貰ってるらしい。

だからなのか、ことば遣いに遠慮が無くなってきているし、態度も少しデカくなっている。


それがダメというわけではない。寧ろそのほうが、いじめ甲斐があって好ましいのだから、積極的に推奨している。


「そうだな、本当であれば、今頃ティーナは、縛られた上で恥ずかしい事を皆の前でさせられている筈だったのに、非常に残念だ。」


だから、俺がそう答えてやると、「私ヤバかった?何されるのっ!?」と、恐れ慄き、小さくなって震える。


「だからといって、アレはやりすぎだったんじゃぁ?」


ミアが咎めるようにそう言ってくるが、このお嬢さんはまだ世間というものがわかってないらしい。


「そうは言うがな、放っておいたら、お前らが今頃、あの連中に同じことをされていたんだぞ?」


俺はそう言いながら、先程まで滞在していた村での出来事を思いだす………。


◇ ◇ ◇


「皆、親切で良い村よね。この後歓迎の宴を開いてくれるんだって。」


ミアはそう言いながら用意された飲み物を、美味しいと言いながら飲み干す。


あの教会を出てから約半月。俺達は大陸の西端を目指していた。

特に目的地があるわけではなかったが、マシーラ公国が西寄りにあったことと、事前に得た情報で、クレイドルという街のことが気になっていたこともあって、西を目指していたというだけで、途中良い場所があれば、そこに留まってもいい、という程度の軽いものだった。


途中で立ち寄った少し大きめの街で、冒険者登録をして(「女神の聖杯」はマークされている可能性があるため、ジョン達にも新たに新人冒険者として再登録させた)簡単な依頼を受けながら路銀を稼ぎつつ、ノンビリと移動、道中特に大きな問題もない、なんということもない旅路だった。


まぁ、強いて言えば、俺たちが立ち寄った街の近辺で女性が襲われるという事件が、何故か頻繁に起きていたことが問題と言えなくもない、という程度か。勿論犯人はわからないし解決もしていないが、その程度の問題しか起きていない。

勿論、俺のステータスは順調に上がっているが、事件との因果関係はない。ないといったらないのだ。


そんな気ままな旅を続けている途中に立ち寄ったのがこの村だった。


人口は30人程度の小さな村落。その内女性が5人と少ないのが気になるが、田舎の農村の嫁不足と言うのは、異世界でも変わらないのだろう。

ちなみに、女性の内訳は、村長の母親…つまりバァさんが一人と、村長の奥さんと名主の奥さん、そしてそれぞれの娘が一人づつだ。


この時点で俺はこの村に対して、最大限の危機感を覚えた。


さかりのついた飢えた男どもの中で、年頃の娘は二人、しかも権力者の娘とあってはおいそれと手が出せない。そんな所に年頃の、しかも美少女をたくさん連れた旅人がやってきた。

そりゃぁ愛想も良くなるだろう。


村の印象をよくし、あわよくば嫁として残ってもらおうと。

ひょっとしたら俺の事を、奴隷商か何かと勘違いして、商談を持ちかけてくるかもしれない。


そんな感じで警戒していたから、すぐに気づいたのだが、眼の前のミアも、冒険者としてそれなりに経験を積んでいるはずのキャシーもメルナも気付かず、談笑しながら用意された飲み物を飲んでいる。


お前ら油断しすぎだろ、と注意をしようと思ったが、一度痛い目に遭うのもいいか、と、そのまま放置してみることにした。



「おい、どんな様子だ?」


「大丈夫、薬が効いてグッスリ眠ってるよ。」


「しかし、すげぇ美少女だよなぁ。間近で見るとよく分かるぜ。」


「なぁ、少し味見しないか?」


「………止めとけ。どうせすぐ宴で好きにできるんだ。ここで我慢しておかないと、それすらも出来なくなるぞ?オスゲがどうなったか忘れた訳じゃないだろ?」


「そうだな、どうせ後で楽しめるんだし………俺は最初この子にしよう。」


男はそう言って寝ているキャシーを担ぎ上げる。

その際に胸をさり気なく揉むのを俺は見逃さなかった。


「ところで、男が二人居なかったか?」


「馬車にいるんだろ?さっきガストが眠り薬入りの葡萄酒を差し入れたって言ってたから、朝まで目を覚まさねぇだろ。」


「そっか、だけどアイツラも可愛そうだよなぁ。朝になって目覚めたら、女も物資も根こそぎ奪われて、自身は奴隷落ちだからなぁ。」


「こんな何もないところに立ち寄ったアイツラ自身の運が悪かったって事だ。」


「チゲぇねぇ。」


わっはっは、と笑いながらミアたちを担いで部屋を出ていく男たち。


その笑い声が遠くなり、全く聞こえなくなってしばらくしたところで、部屋の中で声が響く。


「はぁ、御主人様みたいな人が他にもいるって驚きですよ。」


「俺はもっとスマートだ。………しかし薬かぁ。今度試してみるか。」


「うわっ、とんでも無いこと言い出しやがりましたよ。」


「そんなことより、ミア達はどこに連れて行かれたかわかるか?」


「ちょっと待ってください。」


ティーナは窓から外を見る。遠くの方で、チカチカと光が明滅している。


「村長宅のようですね。……ミア様、セレス様、キャシー様にメルナ姐さん、そしてアリス様、皆無事なようです。」


「メイド隊の娘達は?」


「バカにしないでください。あんな見え見えのものに引っかかるような未熟者はいませんよ。アンナ姐さんのほうが余程………。」


なにかトラウマを刺激されたのかガクブルと震えるティーナ。あまり突っ込まないほうが良さそうだ。


「アイツらが目覚めたらそう言ってやってくれ。」


俺はそう言うと、気配遮断を解く。


「わぁっ!そんなところに居たんですかっ!」


………すぐ背後にいた俺を見て、驚いて飛び退くティーナ。


「くぅっ、流石ご主人様です。でも負けないからねっ!」


「そんな事はどうでもいいから手はず通りに。遠慮はいらん。縛り上げた村人はひとり残らず広場に集めるようにな。あと、さっきキャシーの胸を触ったやつは右手を切り落しておけ。他にもいるようなら同じようにな。」


俺はそう言ってティーナにポーションを投げて渡す。

手首を切ってそのまま放置したら死んじゃうからな。


「さて、仕上げと行きますか。」


俺はティーナが出ていってからしばらく待ったあとに、広場に向けて歩き出すのだった。



少女の喘ぎ声が広場に響き渡る。


「……何で私が、こんな事をしなきゃならないっすか。」

少女をかけあげ、大事な所を弄りながらティーナがぼやく。


「なんなら代わりにお前を、この観衆の前で喘がせてやってもいいんだが?」


「スミマセンっしたっ!誠心誠意、この娘を喘がせますっ!」


文句をいうティーナに、俺がそう答えると、ティーナは、縛られている村長の娘への愛撫を再開する。


俺はそのまま視線を隣に向ける。


「あら、これくらいでイッちゃうの?」


そこでは、アンナが名主の娘を嬲っている。

名主の娘は、息も絶え絶えになりながら、アンナに何度も何度も絶頂に導かれていた。


「先は長いんだ、手加減してやれよ。」

俺はアンナにそう言うと、村人たちの前で痴態を繰り広げている奥様達のところへ行く。


奥様達には、村人たちの眼の前で自慰行為をするように命じてある。


もちろん最初は抵抗していたが、娘を突き出すと大人しくなった。更に娘を代わりにしようか?と言ってやったら、後は何も言わなくても良かった。一応親子の情愛はあるらしい。


奥様達は娘のために頑張っていたようだ。その証拠に、縛られて座らされている村人たちの股間が凄いことになっている。

女の少ないこの村で禁欲を強いられているんだから、このまま奴らを解き放てば、奥様たちは凄いことになってしまうだろう。


だけど、そんなことはさせてやらない。ここにいる奴らは俺の女に手を出そうとした奴らだ。


「も、もうやめてくれ。何でもするから赦してやってくれ。」


村長が絞り出すような声でいう。

流石に自分の妻と娘が辱められているのは堪えるのだろう。


「あぁん?巫山戯るなよ?今目の前で起きているのは、お前らが俺の女にしようとしていた事、そのものだろ?奴隷として売り飛ばさないだけ感謝してほしいなぁ。」


俺がそう言うと、村長はグゥっと呻いて黙る。


「大体、自分たちはやって良くて、やられるのはイヤって、ガキでも通用しない我儘だよなぁ?」


俺は村長の頬をペチペチと叩く。


「何が望みだ!」


そういう村長を軽く蹴飛ばす。


「巫山戯るなって言ってるだろ?コレはお前らがやろうとしたことだよ。こういうことがしたかったんだろ?代わりに俺がやってやるんだ感謝しろよ。」


俺は奥さんたちに命じて村人達のズボンを剥ぎ取るように命じる。

村人達は、先程まで痴態を見せていた女性にズボンを脱がされることで、余計に興奮し始める。

こんな状況だって言うのに……まったくしょうもない奴らだ。


その間に、俺は村長と名主を前に引っ張り出し、皆に見えるように並べる。そして、村人たちのズボンを剥ぎ取り終えた二人の奥さんをその前まで連れてくる。ただし、村長の前には名主の奥さんを、名主の前には村長の奥さんを、だ。


「さて、奥さんたちの行為を見てるだけじゃつまらんだろう?何だかんだ言いながら興奮してるみたいだし。」


「バカなこと言うなっ!」


「イヤイヤ、それじゃぁ説得力ないでしょ?」


奥さんたちに命じて村長達のズボンを剥ぎ取ると、ソコには立派なものがそそり立っている。


俺は奥さん達に目の前の男に奉仕するように言う。


「いいか、娘の貞操を護りたいのなら、目の前のクズに奉仕してやれよ……もちろんみんなに見えるようにだ。」


俺がそう言うと、奥さん達は躊躇ったのち、渋々相手の男に対して奉仕をし始める。


俺はそんな奥さんたちを、後ろから交互に責め立てるのだった。



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