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太陽と月、友情、漫画

作者: 百鬼

 太陽と月って、表裏一体のたとえに度々使われることがあるみたい。太陽が表で月が裏、ということになっているね。一日の半分を太陽が、もう半分を月が、この地球上の空に鎮座ましますのだし、たとえとして間違っていない。月は太陽の光を受けないと輝くことはできないから、あくまで表、主役は太陽ということになるのだろう。太陽と月みたいな人間関係って素敵だなあ。表と裏。一体。どちらが欠けても成り立たない、どちらかが欠けるという事態は起こり得ない。強い絆を感じるよ、憧れるなあ。友人関係なのかなあ。その一種かな。友達って大事だよね、よく考えるよ、困った時に助けてくれる存在はありがたい、ありがたいんだけど、そんな、いざという時のための備えのように友達というものを考えたくないんだ。非常食じゃあるまいに。友情ってのはさ、尊いんだぜ。裏切りがあってはならない。堅くなくっちゃね、友との関係は。でも、人間という生き物は多種多様な考え方をしているし、加えて生育環境という事情もある。国が違えば尚更だ、なにもそこにいる人と国が同じだという事実があるとは限らないだろう。そんな中巡り合って友情ができるということは、実は奇跡に近いよね。いや、奇跡かもしれない。その奇跡をどう扱うかは、その人次第だ。いい人ばかりでは決してないし、かと言って悪い人ばかりでもない。どんな人に巡り会うのかは、時の運で、ちょっと、怖いね。自分の人を見る目を養っておいて損は無い、当たって砕けろなところはあるがね、人間関係には。失敗から学ぶということもあるだろうし。人と人。魂、その共鳴。素直に感じ、受け入れること、か。難しいな。世の中には難しいことが多過ぎる。最近大人気になった、ほら、大正時代の話で鬼退治をする人たちのことを取り上げた漫画、柱とか呼吸とか出てくるやつ、難しいと言えばあれが思い浮かぶ、あれだけ人気が出た中での最終回、物語をどう締めくくるか、作者は苦しんだと思う。並の人気じゃないからね、ちょっと一部で人気が出ましたってもんじゃない、社会現象にまでなっているから、作者もびっくりしていることだろう。その、大人気という名の重圧の中での、あの最終回は、好きだよ。現代に来るやつ。作者は漫画が本当に好きなんだなって、伝わった。あの最終回を酷評している人もいるみたいだけど、なにも戦いを描くだけが漫画じゃないんだと、思う。作者には、漫画を好きだという気持ちを大事にしていって欲しいな。

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