初めての魔術と修行内容
臨死体験をした感じだった…
「アルフォン様これで雷魔術を使用することができます。」
「トール様、そして母上もありがとうございます。母上のおかけで乗り越えることができました」
「アルちゃんが無事ならよかった…ちょっと疲れたから休んでくるね…」
「母上様、ご協力ありがとうございます。こちらをお飲みください」
「これは…?」
「オラクルです」
「オラクルですか…え?オラクル?生命力と魔力を最盛期まで戻すと言われている…
こんなの飲めません」
「いえ、これはアルフォン様をお手伝いした正当な報酬です。お飲みください…
出ないと、強制的にガイア様のもとに連れていくことになりますが…」
「わかりました!オラクルを飲みます!」
オラクルを飲んだ母はとても美しくなったように感じた
「ではアルフォン様、早速ですが魔術を使用してみましょう。ランク1から」
「はい、{チャージ}」
ランク1魔術{チャージ}を体にかけた
トール様の受けた後では痛みは全くない…現地的荒療治?あれなかったら確実に痛みに
悶えてた
「では、ランク2を発動ましょう」
「{ブースト}」
やばい、体が軽すぎて感覚がおかしくなりそう…
少しだけ動かしてみy… あれいつの間にかトール様の後ろまで来てた
やはり最強かな?
「では最後に{ライトニング}を使ってみましょう」
「{ライトニング}」
ドゴンンンンンンンンンンン
うーんトール様よりは威力低いな…{チャージ}しないといけなかったか?
(アルフォン様は転生者だから飲み込みが速いのですか?普通{チャージ}だけで1ヵ月かかる予定
でしたのに…)
トール様が不思議そうな顔して自分を見ていた…
「あの~トール様どうされました?」
「率直に言います。本来であれば1年かけて{ライトニング}を教えるつもりでしたが
転生者ということなのでしょうか?全てマスターされましたので…
1年間、私と組手および魔物討伐で実践経験にいたしましょう、
何故すぐに理解できたのでしょうか?」
「多分、原理と頻繁に体験したからかな~、今日で雷に打たれたの2度目なので…」
「なるほど、理解しました。」
え?今ので理解したの?神ってすごいな…
「では、1週間は7日ですので最初の3日は私と組手、あと3日は魔物討伐で
1日は休みに致しましょう。異論はないですね?」
「はい、この力になれたいのでよろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしくお願いしますアルフォン様。失礼だとは思いますが殺す気で組手させて
いただきます。」
やばい、とても丁寧にそんなこと言われたら本気で死にそうてか殺気が駄々洩れです…
トール様…何回三途を見ることになるんでしょうか…
あの~今回は会話のなかった父上?骨は拾ったやるみたいな顔してんの?
母上に関しては目を背けないでいただけます?
シフィ?嬉しそうにしないで?あと小声だと思うけど(兄上、強くなれるの?頑張って)って言わないで
死ぬ思いするんだから…
「ではさっそくではありますが…組手に致しましょう」
いや~助けてぇぇぇぇっぇぇぇっぇぇぇぇ
やっと休みの日が来た・・・・