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[閑話]愚かな一族 その5

「旦那様、奥様!あの、グーデ・シュミット様がいらっしゃいました!!」


 あたしが夫の言葉に思わず口を噤んでいたら、慌てた様子でメイドが部屋に入ってきた。


「グーデ・シュミットだと!!いや、それより、ランゲはどうした。こういう時はまずランゲに指示を仰ぐようにと全体に伝えていたはずだが?」

「ランゲさんですが、いないんです。」

「どういうことだ?」


 メイドは困った様子であたしと夫の顔を見ると、


「そのままの意味です。屋敷の中、どこ探しても、いないんです。部屋も空っぽで……。」


 すると、夫は慌てて、あたしの部屋を飛び出した。


「急にあの人はどうしたのかしら……。」

「自分が信じていた人間が裏切者だったと気付いたからじゃないか?」


 メイドの後ろから碧い眼の顔のいい男が笑顔で出てきた。


「あ、貴方は……。」

「あぁ、カールロイ子爵夫人、突然のご訪問申し訳ございません。シュミット家の嫡男、グーデ・シュミットと申します。デイビット・カルーロイだったものをお届けに参りました。」

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