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『幽幻姫』の叫び、再び

「あはは!!ルナ嬢、女の子がそんな顔しちゃだめだよ。まぁ、こうやってラインハルト様とユーリによってここに連れてこられたってことは、表舞台にもう出す気はない……って考えだろうからどっかに嫁がせられるっていうのはないってことだけども!!最悪、ユーリに嫁ぐことになるかもしれないからな。子供は望めないと思うけど、贅沢して生活はできるぞ!! 」

「おいおい、ちょいと話を勝手にすすめちゃやーよ。確かにお嬢さんを表の世界に出す気はないのは正解だが、ユーリちゃんに嫁がせるつもりはないよ。うん、絶対にない 」

「ラインハルト様は本当にユーリのことになると必死だよねぇ。親バカなのはいいけど、縛りすぎて逃げられても知らないよー? 」


 リューフェレンの言葉にラインハルトはにこりと笑う。


「ユーリはどこにも逃げられないよ。だって、俺が逃がさないからね 」

「コイツ、めっちゃやべぇ奴じゃん 」


 ラインハルトの笑顔と言葉に不気味さと恐怖を感じ、思わず言葉をこぼした。


「あぁ、だが、なんだかんだこんなんでも俺の保護者?違うか、後見人だからな。まぁ、ここまで生かしてもらった恩はあるし、逃げる予定もない。ついでにリューフェレン・ブラウラン陛下、俺はこんなガキを嫁にもらいたくはありません 」

「おい、こっちから願い下げだ。誰がこんな女顔低音声オジさんと一緒に生活とか、考えただけでキメェ…… 」

「え、でも、お嬢さんには死の森にある屋敷に避難してもらう予定だから、しばらくは一緒に生活するよ? 」


 ルナの言葉に遮るように言ったラインハルトの声に一瞬の静寂が訪れる。


「は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


 ルナの叫びが漆黒の間に響いた。

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