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ラストメモリーズ  作者: ホンダヤマト
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第1話 ページをめくる時

どうも、ホンダヤマトです。

この作品は自分が今までずっと妄想してたものです。

いわゆる中二設定ですね。はい。

ゴリゴリの中二で行くと思うので

中二目的で見れたらすらっと見れたりするかもです。

気ままに載せます

よかったら見てください。

「おやおや、見ない顔だね。

何か物語を聞きたいのかい?

そうだねー、君にはこれがいいのかもしれない

この世界に伝わる伝説の話しさ。」

そう言って老人は本棚からボロボロの1冊の本を取り出した。

「さぁ、ここに座りなさい。長い話だが休憩も入れていこう。君はこの話の最後の記憶者になる」

そして、1ページ目をめくった。


「コツコツコツ…。」

靴のカカトの音が静かな廊下に響く。

彼の青い目は廊下の終わりにある光を見ていた。

彼がこの国のため、軍に入隊しはや5年。

日々の訓練を耐え抜き、功績をあげ、彼は一つの小隊長となっている。


光を抜けた先には小隊の隊員が何かに箱詰めされたかのようにキレイに並んでいた。

彼はまたコツコツと靴を鳴らし少し高い台の上に立ちマイクの前で隊員と向き合った。

「敬礼!」と声をあげ隊員は敬礼をする。


彼も敬礼をすると隊員は手を下げ彼の顔を見上げた。

「今年度から君らの指揮をする、ザック・タチバナだ。まだまだ小さな隊だが私の指揮があればいずれは特殊部隊のような大きな存在になれる…。」

そう、彼の名はザック・タチバナ。

この物語の主人公である。

彼は20歳の時に国の軍隊に入団した。この国、闇の国やサクラの国など通称はあるが

正式名はアルダード国ティード州。

何故州なのか、ティードは隣国であるアルダードに占領されているのだ。


約300年前、光、闇、炎、水、大地、雷、そして無ののスピリットを持つ国々が戦争を起こしたのである。

これを第一次世界魔大戦と呼ぶ。

この戦争の原因はそれそれの国から追放された人々で作られた国、無の国の人間による宣戦布告である。

無の国にはスピリットが存在しておらず、自然の存在が乏しかったのだ。大地は荒れ、波は狂い、空は轟き、何も無かったのだ。

しかし、その状況の中、無の国へ追放された人々は多くの兵器を創り出していたのだ。何故そのような多くの兵器が造られているのか、未だに分かっていない。

戦争が勃発して無の国以外の6国は協定を結び6対1の状況だった。すぐに終わるとみられたこの戦争だが、無の国の兵器にマジックジャマーがあり、魔法を封印してくるという戦法だったこの兵器に思いのほか足を取られていた。しかし、6国という兵力はやはりジャマーがあるもののズブズブと無の国を追い込んだ

そして、戦争は15年で集結。結果は無の国の兵力不足による敗戦だ。


無の国は崩落すると考えられたが魔法よりも兵器をと多くの人が無の国に流れて行ったのだ。

この結果無の国は再起、アルダードと国の名を変え、

宣戦をティードに布告、ティード自体小さな島国なため敗戦を期してしまった。わずか3ヶ月だった。

他の支援を期待したが、アルダードの新兵器、核が抑止力となっていた。

アルダードはティードを完成に占領、闇のスピリットを利用し他国から支援を受け。自然を手に入れている。

そして、今に至る。


スピリット。

それはこの世界に溢れている魔力の素の事である。

それぞれの国にある、クリスタルが放っている。それぞれクリスタルの色や属性が変わっておりその国の環境も担っている。

炎のクリスタル。火を司る。

この炎の国、ボルガーノは火山が多く男気も多い国だ。情熱や人情の溢れる国である。

水のクリスタル。水を司る。

この国、リューネは海の中にあり、水を利用し生活をするとても綺麗な国。伝説の中に蘇る水という伝説が存在する。

雷の国、ダニュルト。雷を司る

機械や電気を駆使し生活をするとても頭脳明晰な国である。一年中雨や雷がなっている。

大地の国、ゴルゴーム。大地を司る

この世界の始まりと言われる

叫びの谷、セフィロトの木が存在する。

世界を創ったと言われる始魔人が生まれた国でもある。自然が溢れ機械に一切頼らない国である。

闇の国、ティード。闇を司る

小さな島国で、夜の時間が1番長い国である。

四季に恵まれ魔法にも武術にも長けている。

光の国、アルカディア。光を司る

国の力が最も強く、影響力もある。

宗教が存在する国で、無の国と光の国のみに宗教が存在する。





「では…私からのスピーチはここまでだ。明日から訓練に励んでくれ。」

スピーチを終えたザックは階段を降り、国旗に礼をし、敬礼をし、去っていった。


「どうだ?小隊長になった気分は」

ロッカーで仕事を終え、着替えてる所でザックは隣から話しかけられた。

「見た感じ、あまりイイヤツはいなかったな。」

そう言うと。ロッカーを閉め

「はぁー、マジかよ。残念だな」

と顔を覗かせた。

彼はガッツ・トルロス

ザックの親友である。

「お偉いさん達は期待してねーのかねぇ」

ガッツはそう言ってバックを持ちフラフラとドアに向かう。

「なーに、これから訓練をすれば伸びるヤツもいるだろ。そこを見て伸ばすのが俺らの仕事じゃないか」

ザックはそう言って笑みを浮かべロッカーを閉め訓練所を後にした。





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