第3話 時間を止めて見た!
俺は自分のステータスを確認すると
とりあえずエルの案内で大きな街に行く事にした。
その街にはギルドがあり冒険者登録が出来るそうなのでテンションが上がっている。
街は結構離れてるが、エルが言うには俺のステータスだと走ってすぐに着くらしいだが
俺はあえてゆっくり行く事にした。いろんな景色などを見たかったからだ。
俺はいろんな物を見ながら歩いているとそこに剣を持った人達が少女を囲んでいた。
俺は焦らずに聞き耳スキルで彼らの話を聞く事にした。
「お前貴族の人間だろ、さっさと金目の物出せよ!」、「そう、そう命が欲しかったらな」
と剣を持った男達が言っていると少女は「貴方たちに差し出す物なんて、ありません」
と言う言葉に男達は少女に「何だと!」言いつつ剣を振りかざした。
瞬間に俺はスキルの1つである時間停止魔法を使いこの世界の時間を止めた。
俺は止まった世界でエルに「まじで、時間が止まったのか」と言う言葉にエルは
『はい、時間は完全に止まっています』と言う言葉に続けて『時間停止魔法は1秒間に100魔力を
消費します、レイヤさんの場合10秒で1000魔力を回復するので無限に時間を止める事が可能です』
「ハハハ、チートすぎるだろ」と呆れた声で言うと男達の前に行き鑑定スキルを使い「さてと、まずは
男達のステータスチェック」、と言って男達2人のステータスを見た。
ケンヤ 26歳
種族 人間
レベル 14
スキル無し
生命122/122
魔力23/23
筋力:231
速度:62
物耐:21
器用:14
魔耐:0
運:31
クライ 25歳
種族 人間
レベル 13
スキル無し
生命104/104
魔力21/21
筋力:194
速度:102
物耐:22
器用:23
魔耐:0
運:30
俺はステータスを確認すると「雑魚だな、」と言ったエルも「「はい、雑魚ですね」」と言ってた。
俺はついでと思い少女のステータスも確認した。
アリシア 15歳
種族 人間
レベル 30
スキル 爆炎
生命456/456
魔力234/234
筋力:97
速度:211
物耐:124
器用:311
魔耐:324
運:167
俺は驚いたが1番驚いたの「この見た目で15かよ!?」明らかに少女何に身長は130㎝あるかないかぐ
らいだ、でも顔は可愛い髪は長く透き通るような青い瞳でキレイだ。
俺は信じられなかったがステータスに嘘は無いし信じるしかなかった。
でも「彼女の方が強いんだな」と言うとエルは『これならわざわざ時間を止めて助けなくても良かっ
たですね』と言うと俺は「いや、女の子との出会いは大事だ!」と力強く言った。
とりあえず男達2人を殴った後(死なない程度に)時間停止を解除した。
そして時が動き出したと同時に、アリシアは「えっ」と目の前に状況に驚いた。