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ばかって言う君が好き。  作者: 下駄
twoyear
23/38

Jan -直人ver.ー


2週間、彼女からの連絡が途絶えた。

遅かれ早かれ、いつかこうなるんじゃないかと俺はどこかで思っていた。


けれど……

実際されると、想像以上の痛みだった。


正直、忙しい日々を送る中で俺は分からなくなっていた。

仕事もミスすることが多く、自信を失っていた俺。

まあそれはただの言い訳に過ぎないことは、自分でもわかってる。


でもそんなことが積もりに積もって、


こんな優しくて、俺のこと考えてくれて、

かわいくて、素敵な女性、俺でいいのかなって。


もっとふさわしい人がいるんじゃないか。

そう思うようになっていた。


過去、俺には4人ほど付き合った人がいた。

大人になってからの恋愛は、2人。


二人とも俺の仕事にのめりこむと

熱中する所についてこれなくて、別れることになった。


倫子ともそうなるんじゃないかって、俺は思っていたのかもしれない。

遠距離になる前から、ずっと。


だから、倫子の気持ちが離れそうだって感じた時は、

会いにいったし、電話も、なるべくの努力はした。


でも遠距離になって、

彼女の顔を見れなくなって、俺の悪い所が出て、結局彼女にも我慢をさせてしまった。

もう十分すぎるほど、今まで我慢してきた彼女を。


けど彼女は、今までの人とは全然違ったんだ。


まっすぐ俺の言葉を信じてくれて、愛してくれて、優しさをくれて。


俺に対して不満だっていっぱいあるはずなのに、それも吐かずに、自分で抱え込んで。


俺なんか彼女にはもったいない、そう今でも思う。

本当に思う。



でも俺気づいたんだ。

2週間連絡が途絶えて気づいたんだ。


この子のこと幸せにするために生きたいって。

俺が今仕事頑張ってるのも、この子のためだって。


2週間連絡が途絶えて、

お前の大事さに気づくなんて、本当だめな俺だけど、

倫子、もう我慢させないから。


だから、倫子。

待ってて。

俺、もう心決めたから。


仕事もすぐ落ち着かせて見せるから、だからお願い。




ずっとそばにいてほしい。



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